通貨ペア分散の注意点 同一通貨はなるべく避けるべき理由

NZドルの弱含みで手痛い含み損



現在為替相場ではNZドルが非常に弱いターンに入っています。

NZドル/円(NZD/JPY)の為替チャート・予想・見通し

私はAUD/NZDの売(ハーフ&ハーフの売ターン)とNZD/USDの買運用をしていますがNZドルが弱いせいで含み損が増大している状況です。

これ以上ポジションは取らないのと証拠金は充分に余裕があるので問題はありませんが、広いゾーンにポジションを張り巡らすような戦略の場合通貨ペアの選択とポジション方向には注意が必要です。



yen low.png

通貨の強弱で同一方向に動く通貨ペアは分散運用では基本NG

通貨ペアの分散運用をする場合通貨はなるべくかぶらないようにするのがベターです。
よく見るクロス円複数運用、全てロングなんて全く無意味です。
なぜなら日本円が強くなれば全て含み損となってしまうからです。



もし同一通貨で複数通貨ペア運用をするなら特定のゾーンだけとか一部はショートにするとかしないと一方的に含み損を抱える展開が必ずきますし資金管理が甘いとロスカットされる危険すら孕んでいます。

話が複雑になってしまうのでマイナススワップの影響を考慮しないで例を上げて見ましょう。

・USD/JPN(買)、AUD/JPN(買)→NG
・EUR/GBP(売)、GBP/CHF(買)→NG

・AUD/NZD(買),NZD/USD(買)→OK
・USD/CHF(買)、AUD/USD(買)→OK


理解していれば同一通貨でも戦略次第で運用は出来ます。
しかし「どう動くのか全く理解できない」というような場合は通貨がかぶらないようにするのがベターです(そもそも理解できないのであればFXをやらない方が良いです)。

通貨ペアの組み合わせとして有名な「トラリピ世界戦略」は理にかなっていると言えますね。



個人的な話になりますが仕組みを解っていたものの、短期的に美味しい動きをしていたからとNZD/USDの運用をここまで引っ張ってしまったのは少し反省しています。
この一方的な展開が続くと利益が出ませんからね。

あまり分散させるのも意味が無いと考えていますが、全く違う動きをする通貨ペアを組み合わせたほうが運用は安定すると思います。

今まではその時々で美味しい通貨ペアに入れ替えるやり方を取っていましたが、この点をもう少し重視して安定的な運用を目指して行きたいです。

posted by ぼうりく at 20:00 | 戦略・売買記録
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2024年07月25日

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