仮想通貨みなし業者に集中検査
金融庁は14日、仮想通貨交換業の登録審査中のまま営業している 『みなし業者』15社に対して、集中して立ち入り検査 を行う方針を固めました。
登録審査中のコインチェックで仮想通貨が流出したことを踏まえ、検査で 経営状況などを把握後に業者登録の可否を判断 する。これでコインチェックを含め、審査中の全ての業者に金融庁の検査が入ることになります。
2017年4月に施行の改正資金決済法で仮想通貨交換業者に登録制が導入されました。法施行前から営業していた業者は登録申請すれば、みなし業者として営業を認める経過措置があり、現在16社がみなし業者となっている。
金融庁は順次検査に入り、 6月頃までに業者登録の可否を判断 する。
登録が認められなかった業者は国内で営業できなくなります。集中検査では、 システムの安全対策や顧客から預かった仮想通貨の管理状況、経営管理体制などを調べます 。登録済みを含めた全ての業者への検査も検討していますが、まずはみなし業者への集中検査を行うとのことです。
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