歴史上、名を残した人物や
偉大な経営者などを取り上げて
"ここ"に注目してみよう、という内容です。
今回の人物は『武田信玄』
キーワードは『組織』です。
戦国時代の武田信玄は「風林火山」の旗印で有名です。
また、強大な力を持った織田信長からも
もっとも煩わしがられていたと伝えられます。
宿敵は当時軍神と言われた上杉謙信で川中島では5回も戦いました。
そんな武田信玄の甲陽軍鑑という戦略などを記した書物で
「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」
という言葉があります。
これは、物理的な城や石垣などは戦で勝つ上では重要では無く
人の力が一番大切だ、と説いています。
そして、人の扱いに関しても、情けや仇という言葉を使っている通り
人心掌握からの組織作りを大事にしていたと思われます。
当時の戦は数対数なので、組織力が強く作用させられた方が
勝利に近づく事が出来るし
内政面でも、民衆の心をつかむ事で
当時よくあった、一揆なども予防出来たのではないかと思います。
ビジネスでも、組織作りは重要です。
組織が上手く機能する事で、スタッフの負荷も減らせます。
当然自分にかかる負荷も減らせれば
他の事業や業務に取り組みやすくなります。
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