さて、2人の人気にあやかっただけの「ドラマ」なのでしょうか
ドラマの種類
・武侠系
・ブロマンス
・ファンタジー
・全50話
2つに渡る次元
エンディングを最初に持ってきて、
そこに辿り着くまでのお話に戻る「ループ」タイプのドラマでしたが、
「陳情令」はそこでは終わらず、そこからまた新たなお話が始まります
「起承転結」の1つ目の「結」→1つ目の「起承転」→2つ目の「起承転結」といった感じの、
おもしろい構成でした
最初からぐいぐい惹きこまれるドラマで、全く予測不能でした
しかし随所に張った伏線が2つに渡る次元で見事に回収されていました
人間界でのお話ですが「ファンタジー」という括りにしたのは、
修行によって得られる人の力を超越した力があったからで、「1,000年後」などといった設定はありません
ただ2回目のお話は「16年後」
この微妙な年数は
子供たち（主役2人の子ではない）の年齢設定を16歳〜19歳くらいにしたいからなんだろうな、
と思いましたが、
そうすると主役の2人の年齢は？？
2回目の時にお互い30歳なら、16年前は14歳・・・それはありえない
最初のお話の時でも無理して18歳〜20歳くらいだと思うんですよね
でももっと無理して考えて、2回目を32歳、
最初のお話の時を16歳と勝手に推測して観ていました
真逆な2人のブロマンス
初のブロマンスというジャンルのドラマでしたが、
この主役2人の美しさで問題なく観れました
そして、この2人の性格が「真逆」！！
無羨/シャオ・ジャンは明るくお喋り、
忘機/ワン・イーボーは、1回も笑った事ないんじゃない？と思う程
いつも自分を律している品行方正な無口なタイプ
無羨は最初からかなりフレンドリーでしたが・・・忘機はひたすら無言の圧で拒否ってた
この「真逆」な2人が距離を縮めていく様子もみどころです
先に「三国志 Secret of Three Kingdoms」で軽く「ブロマンス」を観てたのも練習になったかもです
このドラマには主要な女性が2人登場しますが、
どちらも主役2人とは恋愛関係になっていないので完全な「ブロマンス」ドラマでした
主要5大世家
最初の場面では難しい漢字がたくさん出てきて、
一時停止で確認しなければいけない程でしたが、
内容としては、このドラマに出てくる5大世家
・温（うぇん）氏
・金（じん）氏
・聶（にえ）氏
・藍（らん）氏
・江（じゃん）氏
（順不同）
に、それぞれの活動拠点を加え（太字にした部分）
・ 岐山温氏（きざん うぇん）氏
・ 蘭陵金氏（らんりょう じん）氏
・ 清河聶（せいが にえ）氏
・ 姑蘇藍（こそ らん）氏
・ 雲夢江（うんむ じゃん）氏
と字幕が出ますが、
基本は上記の
・温（うぇん）
・金（じん）
・聶（にえ）
・藍（らん）
・江（じゃん）
という苗字なんだなーと慣れてきますので大丈夫です
ただ主役の1人、ワン・イーボーは 姑蘇藍氏の「藍忘機」 （らん・わんじー）という名ですが、
シャオ・ジャンは 雲夢江氏の養子なので「魏無羨」（うぇい・うーしえん）と
「江」ではなく「魏」という名前です
ただ「江」氏の家主に息子同様可愛がられ、
本当の娘、江 厭離（じゃん・いえんりー）や
息子、江 澄（じゃん・ちょん）とともに育ちます（いえんりーは師姉）
主な登場人物
魏無羨/夷陵老祖---シャオ・ジャン/肖戦/1991年10月5日/183cm/ X NINE
藍忘機/含光君---ワン・イーボー/王一博/1997年8月5日/180cm/ UNIQ
江氏
江 厭離 ---シュエン・ルー/宣?/1991年1月15日
江 澄 ---ワン・ジュオチョン/汪卓成/1996年9月19日/183cm
藍氏
藍 曦臣/澤蕪君---リウ・ハイクアン/劉海?ｪ/1994年8月3日/187cm
温氏
温情---モン・ズーイー/孟子義/1995年12月5日
温寧---ユー・ビン/于斌/1991年7月3日/185cm
UNIQ
ワン・イーボーは 2014年9月15日、
中韓合同男性アイドルグループ 「UNIQ」のメンバーとしてデビュー
パートは、メインダンサー・リードラッパー
しかし 2016年の中国の「限韓令」によりグループの活動が困難になって、
中国でのソロ活動に専念する事に
「専念」しても、俳優・歌手・司会者・バイクレーサーなど活動は多彩！！
YouTubeで「UNIQ」のMV観れます！！
「陳情令」の時とは全く違うワン・イーボーが見れますよ
ダンスもかっこいいですし、金髪だったり、
「陳情令」ではほぼ見られなかった「笑顔」が見れたり・・・
シャオ・ジャンとの共同インタビューなどもあります
シャオ・ジャン所属のX NINEについては「華麗なる皇帝陛下」のページに記載
28.「華麗なる皇帝陛下」
キーは20話？
毎回「濃い内容」で、1話が長く感じないドラマでした
それはきっと「山」がたくさんあったからかな、と思います
その中でも「20話」はかなり「キー」になるエピソードのような気がして
19話と20話は2回づつ観ました
わたしが「キー」だと感じたのは
20話の26分10秒あたりの部分です
これからご覧になる方はちょっとそこを意識してみてくださいね
「陳情令」に於ける「陳情」の意味
これは上記の「キー」とは別の話ですが、「陳情令」に於ける「陳情」の意味は
陳情＝「言葉にできない情を訴える事」
（ 画面右側の字幕に「陳情」の注釈が出ます ）
日本語での「陳情」をグーグルで調べると
「実情を述べて、善処してくれと願うこと」
だいぶ意味合いが違いますね
これは中国語の解釈なのか、この物語上での解釈なのかわかりませんが
「言葉にできない情を訴える事」
って、意味が深いなぁ、と思いました
回収バッチリ
>最近観てた他のドラマと違って
これ、ここから散らかして回収できるの？という辺りでの「一波乱」もありましたが
さすが、回収バッチリでした
全50話でしたが、最初の辺りに蒔いてあった伏線も回収バッチリでした
そして、少し謎の含みも持たせたところもあって観ている側の想像も掻き立ててくれました
久々にキレイに収まったいいドラマでした
人気俳優×2人の起用！！という事に甘えず、内容がしっかりしてたから！！だと思います
爆発的人気なのも納得です
外部リンク
「陳情令」公式サイト
https://mdzs.jp/drama/
「華麗なる皇帝陛下（エンペラー）」 公式サイト
https://www.maxam.jp/emperor/
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☆俳優さんのプロフィール以外は わたし独自の感想なので事実と異なる場合もあります
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