2018年07月09日
月に囚われた男(映画)
月に囚われた男
2009年 イギリス映画
サイエントフィクションホラーというジャンルらしい。
確かに、全体を通してみるとホラーという位置づけも出来なくはないか。
デヴィット・ボウイの息子であるダンカン・ジョーンズ監督作品。 初作品だそうだ。
まあ、ダンカン・ジョーンズという人をあまり知らなかったから、調べてみた。
ダンカン・ジョーンズ(左)とデヴィット・ボウイ(右)
デヴィット・ボウイはかっこよかった。
ミュージシャンであり、俳優だった。ぼくが、デヴィット・ボウイを知ったのは、音楽だった。
当時、中学生だったぼくは、「ソニーミュージックTV」というPVを放送する深夜番組でデヴィット・ボウイと出会った。
不思議な音楽だった。
映像も不思議だった。大きなショックを受けた。
さて、、、
ストーリーについて、、、
月にある資源である「ヘリウム3」という物質を採集するために、月に一人で派遣されているサム。
3年契約が締結されていて、映画のシーンは契約満了まで残り2週間というところからスタートする。
が、、、
徐々に体調を崩していくサム。壊れていっているように見えた。
最後まで見たら、どうしてこのようになったのかが分かるのだけど、ネタバレになるのでこれぐらいに。
事故がきっかけになって、イレギュラーが発生し、話は展開していくことになる。
企業の不正に対する警告もメッセージの中にあるのだろうと思った。
クローンに対する警告もあるように思う。
素晴らしい技術というのは、悪い使い方もできるものだ。
身近にある車でさえも、使い方を誤ると人を殺すことになってしまう。
(スピード違反で免許を一度失っているぼくが言うのは説得力がないが、、)
意図的に人を殺すための道具としてテロで使われたりもする。
低予算でこれだけの映画が作れるのは凄いと思った。
他の作品も見てみることにしよう。