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posted by fanblog
2016年10月22日
ボクの妻と結婚してください。(2016) 内村光良に大惨敗!!織田裕二には向いてない!
「ボクの妻と結婚してください。」
一足早く、試写会にて観賞してきました。
自分のストライクゾーンからは少し外れている気がしましたが、実はWOWOWで以前、
内村光良さんの舞台版を見たので、 「ボク妻」と自分はちょっと繋がりがあるんだな〜と。
原作は放送作家の樋口卓治による作品でございますね。
最初は2012年に書籍化され、その後2014年に内村光良と木村多江による舞台化があり、
更に2015年にNHK BSプレミアムにて全6話で同じキャストでドラマ化されました。
もうこの時点で 「ボクの妻と結婚してください。」 =ウッチャンだと思うんです。
内容がもう織田裕二向けじゃない!! 根っから俳優とお笑い芸人&俳優の違いとは?
今回の映画版は織田裕二の久々の映画出演でして、 「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」
が2012年だったので、4年振りの映画ってことになります。
「ボクの妻と結婚してください。」 の簡単なストーリーは・・・
発症し、余命僅かと宣告されてしまいます。
愛する妻(吉田羊)にすぐに知らせ、残りの人生を必死に過ごす・・・
そうするべきと彼は思うのですが、根っからの「面白いこと好き」の修治。
そんな彼は「最後の企画」として「妻の再婚相手を探す」というトンデモ行動を
開始するのでした。
みたいな話ですね。この破天荒な内容がもう内村光良さんにピッタリ!というか、
成り立つ人が限定されている気がしますね。
織田裕二が悪いわけではなく、こんなトンデモ話はコメディ界で活躍している人間じゃないと
どうにも観ているこっちがもう耐えられないんですよね・・・
ちなみに本作での妻の理想の再婚相手役でお笑い芸人の原田泰造さんが演じているんですが、
彼が主人公の方が絶対に面白かったと思いますね。
なんか織田さんのスタイルが全くマッチしておらず、ただただ終始、嘘くらい映画でしたね。
試写会の後、ツイッターでは「感動した」みたいな事を呟いたんですが、
映画の内容ではなく、こういう日本映画のちょっとグレーな部分がまた再確認出来たことへの
「感動」でございました。
内容は内村版と織田版で、それほど違いはなく、言っているセリフもほぼ一緒なのに、
どうしても織田版は「感動の押し売り」って感じがぷんぷん匂ってくるんですよ。
「ハイ!ここで泣いて! ここでも泣いて!ついでにここでも泣いて!!」って感じですね。
舞台やドラマでは上手い具合に章、話で区切っているんですが、映画って媒体では
それが難しいのは分かるんですが、それだけではないですね。
ここの所、東宝映画は 「シン・ゴジラ」 や 「君の名は。」 などで好調だなと思いましたが、
秋になった途端、安定の東宝クオリティが帰ってきた感があります。
「シン・ゴジラ」 では大杉漣がなんか上手く見えたんですが、本作ではいつもの平凡演技に
戻っていたので、「演技って何なんの?演技できないくらい早口で喋らせた方が上手いじゃん」
という悲しい現実に気づいてしまうという・・・
そんな中、内村さんと原田さんはお笑い芸人が本職で、俳優が専門ではありませんよね。
普通の俳優より有利というか、メリットとして、「ちょっと上手い」ってのが特徴ですね。
特に原田さんはどんな役にもピッタリという俳優からしたら、羨ましいポジションです。
内村さんも本職はお笑い芸人ですが、映画とは関係が深い方でして、
「七人のおたく」でもコメディ&アクションを披露しており、たしか新人賞を取ったはず。
内村さんと言えば、同じ時期に 「金メダル男」 が公開されますが、この作品も元々は本人の
舞台作品「東京オリンピック生まれの男」の映画化ですね。
彼の特徴としては、作家性もあるので、作品全体の構成を把握しているのがまた
映画に活かされています。それは映画の色というか、全員のテンションを一定に
保つことが出来るので、お笑い芸人が大勢いる作品でもそこそこ映画として成立している
のかなと感じます。
織田裕二も昔はトレンディドラマ時代にはイロモノ映画に多く出演しており、 「踊る大捜査線」 より
以前の方がなんとなく好きでしたね。
「トップガン」 のトンデモ亜種映画、 「BEST GUY」 とかバカバカしくて好きな映画です。
映画を多く観てきたので、俳優の演技上手い、下手くらいは分かりますが、
邦画の俳優は下手というよりか、こういうモノなんですよね。
「お涙ちょうだい」の映画が多く、制作者の観客舐めてる問題、観客の精神年齢の低さ問題などなど。
ここで書いても上手く文章がまとまらないので、おっさんは諦めます・・・
申し訳ないです。風呂敷を広げるだけ広げてみたけど、畳み方が分からなかったです・・・
お読みいただきありがとうございました。兎おっさん
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