この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
広告
posted by fanblog
2018年04月29日
ペットホテルやペットシッターに犬を預ける時には
春に入りとてもすごやすい日々が続いていますね
今日の記事は旅行する時に愛犬が連れていけないないですよねそういう時にペットホテルやペットシッターをお使いになる人が多いと思いますが、そのことを今日は書かせていただきます。
まず最初に....
帰省や旅行で愛犬を預けねばならない、誰かに世話を頼みたいという人も多いことでしょう。そんな時に利用したいのがペットホテルやペットシッター。しかし、ただ預ければいいというわけでもありません。それなりに事前準備や心構えも必要なのです。
ペットホテルやペットシッターのサービス内容とは...
そもそもペットホテルやペットシッターに預けた場合、どんなサービスを提供してもらえるのでしょうか? また、私たちはどうしても「預ける」側の観点から物事を考えがちですが、「預かる」側の人たちは日頃どんなことを感じ、考えているのか。その辺も含めて、犬にも人にも居心地のいいフリースペース空間を提供するドッグホテル36house(サブローハウス)、およびきめ細かいサービスをウリとするオレンジペットシッター、この2つのペットサービス事業を運営する株式会社ブルックデザイン代表小川晋平さんにお話をうかがってみました。
ガイド:
犬を預けるというと、まずイメージするのは散歩や食事の世話をしてもらえる、ホテルであれば犬の寝場所を提供してもらえるといったあたりのサービスですが、他にも何かありますか?
小川さん:
そうですね、ペットシッターで言えば、その他グルーミングなどの基本的なお世話はもちろん、掃除や洗濯など簡単な家事代行もさせていただきますし、動物病院やドッグサロンへの送迎、ドッグフードなどペット用品の買い物にも対応できます。これまで変わったところでは、犬連れで結婚式を挙げられた飼い主さんのご希望で、式場内での犬の世話というのもありました。要は、ペットに関係することであれば何でも対応させていただきます。特に、オレンジペットシッターの場合はそれぞれのご家庭に合ったオーダーメイドのお世話内容を提供させていただくことをモットーとしていますので。
ガイド:
散歩や食事の世話以外にもお願いできるものがあるというのは助かりますね。
中には預かりお断りのケースも
ガイド:
ところで、犬を預かると一口に言ってもどんなコでも大丈夫というわけでもないと思いますが。
小川さん:
確かに場合によってはお断りしなければならないケースというのもありますね。たとえば、吠え癖や咬み癖がひどい、散歩トレーニングがなされておらずリードを引っ張り放題だったり、トイレトレーニングもしていなくてあちこち粗相をする。そういったコは程度にもよりますが、あまりにひどい場合には、うちのホテルやシッターサービスに限らず、他の業者さんであっても預かりを断られることもあるかと思います。
ガイド:
つまりは、最低限のしつけがなされていない犬は、預かろうにも預かれないということですね。
小川さん:
そうです。36houseの場合は、そのコが自宅にいる時の環境や雰囲気となるべく近い状態で少しでもストレスなく過ごせるようにと考えていますので、完全フリースペースとなっており、お預かりした犬をケージに入れることはしません。ケージ型ホテルならまだしも、特にこうしたフリースペースでお預かりをするホテルの場合、たとえばトイレトレーニングができていないコであるなら、マナーバンドやオムツをつけることで対処できることもありますが、それが難しいというケースもあるでしょうね……。
ガイド:
中には、「犬があちこちしたオシッコやウンチを片づけること、それがあなたたちの仕事でしょ?」くらいに考えている飼い主さんもいらっしゃるんじゃないですか? ドッグランもそうですが、犬が集まる場所だから、犬たちの場所だから、犬が何しても許されると勘違いしている飼い主さんもいるように思うのですが。
小川さん:
私どものお客様の場合は、きちんとトイレトレーニングをしていながらも、「うちのコ、粗相しませんでしたか?」と気を使ってくださる飼い主さんもいらっしゃいますけどね。
ガイド:
その他、吠え過ぎや咬み癖というのも困るケースじゃないでしょうか。咬み癖の場合はスタッフの方がケガをするということもあるでしょうし。動物を扱う仕事をしている人たちはそうした傷からくる感染症のリスクも負っているのだ、ということをあまり気にしていない飼い主さんも多いと感じずにはおれないんです。
小川さん:
吠え癖や、攻撃性を含んだ咬み癖などは他にお預かりしている犬たちにとって迷惑になることは確かにありますね。咬み癖の場合は、フリースペースのホテルであれば他のコにケガをさせてしまう可能性もありますし、吠え癖にしても吠え続けているそのコ自身にとってストレスになってしまうと思いますよ。
ガイド:
確かにそうですね。他に預かりお断りのケースというと?
小川さん:
意外に忘れられがちなのが混合ワクチンの接種証明書や狂犬病予防接種済票などですね。ほとんどのペットホテルやペットシッターサービスではこれらの予防接種が済んでいること、それが証明できることが求められますので、予防接種自体をしていないとか、証明できるものがないという場合には、残念ながらお預かりをお断りしなければなりません。それから、ノミやダニがいる、他の犬にも感染する何らかの感染症をもっている場合などもお断り対象となります。
犬を預ける際にもしつけは大事
ガイド:
さて、犬を預ける際には普段からどんなところに気をつけていたらいいのか?ということについてお聞きしたいのですが。
小川さん:
何より、基本的なしつけを入れておくということと、犬としての社会性を身につけさせておくということに尽きますね。たとえば、トイレシートでトイレができるようにしておけば、カフェや旅行に行く時などにも役に立ちます。
ガイド:
トイレを我慢して体に変調をきたしたりすることもないでしょうし、ケージ型ホテルであれば、その中でウンチやオシッコまみれになるということも少なくなるでしょうね。
小川さん:
毎日お預かりした犬たちを見ていて感じるんですが、吠え癖や咬み癖など何か問題行動をもっているコってたいていボスキャラなんですよ。つまり、飼い主さんがただ可愛い可愛いだけでリーダーシップを発揮したしつけをちゃんとしていないと思われるケースがほとんどなんです。人間の子供を何のしつけもせずに育てたとしたら、精神的に情緒不安定になるでしょうし、学校へ行ったとしても周りとうまくやっていけないでしょう。犬の場合はいつまで経っても子犬のように可愛いので、犬も大人になるのだという意識に欠ける飼い主さんも多くいらっしゃるように思います。ゆえにしつけを軽んじてしまう、しつけること自体が可哀想だとさえ考えてしまっている飼い主さんもいるように思います。
ガイド:
犬の世界には、「ジャーマン・シェパードは訓練を入れてこそジャーマン・シェパードだ」という言葉がありますが、それはどんな犬種、どんな犬にも通じることだと思いますね。「犬はしつけを入れてこそ犬になる」という意味で。
小川さん:
そうですよね。しつけをしてなかったばかりに手に負えないコになってしまった。だからペットホテルやペットシッターに預けようと思ってみても断られてしまう。これでは折角利用できるサービスがあったとしても選択肢をどんどん狭めているだけで、とても残念なことだと思います。それに、いろいろな物や人、環境に慣れさせ、犬としての社会性を身につけ、ある程度しつけられた犬というのは精神的にも落ち着いていますし、環境が変わっても順応性が高い。
ガイド:
預けられた先でワンワン吠えどおしのコは、そうしたものが少し欠如しているのでしょうね。
小川さん:
確かにあるでしょうね。
ガイド:
そうなったらそのコ自身のほうがよほど大きなストレスを受けているということですよね。吠えるとか咬むとか、トイレの粗相など何かしら問題を抱えるコを預ける場合、中には「あなたたちプロなんだからテクニック1つでどうとでも対処できるわよね?」と勘違いなさっている飼い主さんもいらっしゃるんじゃないかと思いますが。
小川さん:
しつけというのは一瞬にしてどうにかなるものではありません。やはり積み重ねることが大事なんです。人間の子供を引き合いに出せば、何のしつけも教育もせずに育った子は社会に出ても自由奔放、周囲に迷惑をかける言動をとるようになるだろうということは想像できます。犬も似ているところがあると思います。しつけや社会化がなされていない犬は周囲に迷惑をかけることも多くなりますし、何よりそのコ自身が不幸だと思います。
ガイド:
そういう犬や飼い主さんがいた場合、小川さんのところではどう対処なさっているんですか?
小川さん:
やはりお客さんあっての仕事ですから、言い方には気を使いますが、「ここをもう少しこう治したほうがワンちゃんの幸せのためにもいいと思いますよ」と多少オブラートに包んだ言い方で話すようにはしています。ちゃんとしつけや社会化がなされて、愛情をたっぷり注いでもらえている犬って顔つきが違うんですよ。
ガイド:
目が違いますよね。
小川さん:
そうです。どんな飼い主さんもそれぞれの感覚で自分のコを可愛がっているのだとは思いますが、人間の社会で共に暮らしてもらう以上、最低限必要なルールを覚えてもらう、そして犬は犬として精神的に自立できた接し方をしてあげるということは大切だと考えています。それによって多くの問題は解決できるんじゃないかと私は思っているんです。何より、必要なしつけをしてあげるということは、犬と飼い主、双方の幸せにつながるんじゃないでしょうか。
ペットシッターを探す時のポイント
ガイド:
では、たとえばペットシッターに犬を預けるとして、そのポイントとなるところを教えていただけますか? まずはシッター選びのポイントについてお願いします。
小川さん:
急に預けなければならなくなった場合は別として、基本的には預けることが決まっているなら、なるべく早めに行動を起こし、いくつかのペットシッターサービスを比較検討してみてください。と言うのは、犬と人、やはり生き物同士ですから相性というのがあります。面談というのが必ずあるはずなので、愛犬も面談に同席させ、シッターとの相性を見ながら、人柄的にも信用できそうだと感じる人を選ぶようにするのがベストです。オレンジペットシッターでは専任制をとっていますが、その後も続けてお願いすることになるケースもあるでしょうから、人柄はしっかり見るべきです。少しでも不安を感じる場合にはやめたほうがいいでしょう。
ガイド:
特にペットシッターさんの場合は留守宅に入り込んでいただく形となることが多いですから、人柄というのはとても大切ですよね。
小川さん:
それから動物に対する知識はもちろんですが、責任感も大事です。そのため、オレンジペットシッターで派遣するシッターを採用する時には何より人柄を重視して何度も面接をしますし、研修も行っています。
ガイド:
なるほど。お互いの信用があってこそ成り立つ仕事ですものね。他にポイントなるところは?
小川さん:
状況によってはお願いしたシッターが病気やケガなど緊急の理由で対応できなくなることもあり得ますので、できるならグループで活動しているシッターサービスのほうがいいかと思います。面談しても犬との相性が合わなかった場合、同じ組織内で代わりの人が見つかることもありますし。
ガイド:
お世話内容や料金などについてはどうでしょう?
小川さん:
サービス内容については細かいところまでしっかりと話し合いをし、料金については明瞭か、支払い方法はどうか、預けた犬が疾走するなど何らかのトラブルがあった時の対応や補償はどうなのか、お世話内容を記録したカルテや報告書は作ってもらえるのか、ちゃんと契約書が用意されているか、合鍵の保管の仕方など、そういったことはきちんと確認してください。
ペットシッターに犬を預ける時のポイント
ガイド:
犬を預ける時に用意しておくものはありますか?
小川さん:
留守宅に上がり込んでシッターサービスをしてもらう場合には合鍵が必要となりますから、鍵のコピーを作っておくということも必要になります。その他、ウンチ袋や、散歩の時にオシッコを洗い流すための水も用意しておいていただけると助かりますね。食事に関しては、普段目分量で与えている場合、第三者にはその量がわかりにくいので、何gなのか、何ccなのか、前もって計っておくか、一食分ずつ小分けにしておいて頂けるとありがたいです。
ガイド:
健康管理についてはどうですか?
小川さん:
さきほどもお話しましたように、混合ワクチンや狂犬病の予防接種がしてあることを証明できるものは普段からきちんと管理しておくことをお勧めします。預けるまでに時間的余裕があるならいいですが、急な事情で預けねばならないという時に証明書が用意できないがゆえに預けられないのでは話になりませんので。
ガイド:
そういったものをきちんと保管していないのはもとより、自分のコが打っているワクチンの種類についてもよくわかっていない、追加接種も受けていない、その日すら忘れてしまうという飼い主さんが意外に多いですよね。その他にポイントとなるものはありますか?
小川さん:
これはシッターと言うより、ペットホテルに預ける時により関係することですが、普段から犬としての欲求はちゃんと満たしてあげておいて欲しいと思います。毎日毎日ケージに入れているだけで散歩もあまりしないなど、欲求が満たされずにエネルギーがたまりにたまっているコは小手先の対処をしたところでうまくコントロールはできないことが多々です。少し長めに散歩をしてあげるとか、一緒に遊んであげるとか、犬としての欲求をちゃんと満たしてあげることで、それまであった問題を解消できるケースも結構あるものです。シッターに限らず、ペットホテルなどに預ける時には、是非エネルギーを発散させてあげてからにしていただけたらと思います。これは私たちスタッフが対処しづらいからという理由も確かにありますが、それよりそのコ自身が少しでも落ち着いて過ごせるようにそうしてあげて欲しいという意味です。
ガイド:
犬は犬として扱いながらも、しつけには手を抜かないということが犬を預ける時も役立つばかりでなく、何よりも犬と私たち飼い主、共に幸せに暮らせる一番の近道であるということですね。今日はお忙しいところ、ありがとうございました。
旅行や冠婚葬祭のみならず、急な入院など犬を預けなけなければならない時というのはあるもの。災害時を想定しても、普段からクレートトレーニングをしておくというのも役に立つのではないでしょうか。小川さんの言葉を借りれば、「しつけを入れなければ犬は外に出せない」。ペットサービスを利用するにもそれなりのマナーや、犬に対する姿勢が重要なポイントになるということですね。
『多くの犬や猫が死を毎日怯えながら生きています。
あなたの寄付が一つの命を死から救うことができます!
たくさんの子があなたの助けを待っています。』
他人ごとではありません、もし自分が逆な立場だったらどうですか?
それに誰かがするからいいやではありません あなたの助けも必要なんです。
https://inochiwochinagou.wixsite.com/mysite
http://camp-fire.jp/projects/view/75082?utm_source=lineat_pj&utm_medium=social&utm_campaign=75082