また、聞いてしまった 新システムのデグレ問題

森と鳥.jpg

●朝から問題を聞く

春眠不覚暁  春眠 暁を覚えず
処処聞啼鳥  処々に啼鳥を聞く
夜来風雨声  夜来 風雨の声
花落知多少  花落つること、知んぬ多少ぞ

これは高校の古文で習ったことを覚えておられる方も多いのでは?
かなり有名ですからね。
かくいう、私もこの五言絶句以外の漢詩は忘れました
今朝、私が聞いたのは啼鳥の鳴き声ではなく
新システムに関する問題でした
●現場の声

現場から、バーコードの誤読が多いとのこと
聞くところによると、0.1%の確率で誤読が起こっているらしい
当グループで使用しているバーコードは、ITFと言うタイプで

バーコードにチェックディジットを加えて印字しています
この場合は、理論値で0.001%のはずです。
どうして、0.1%もの誤読が発生するのでしょうか?
●ノウハウ

理由は分かっています。
二年前、仕様調整の会議の席上で、誤読率を下げるノウハウ
バーコードの印刷品質を上げる方法を発言しました

でも、おそらくそのノウハウについては
手間暇を惜しんで実装しなかったのでしょう
その結果が誤読率0.1%

理論値の100倍の頻度で誤読が発生
これじゃ、現場の人たちもやりきれないでしょう
●教えたけど

結局、親会社にとって子会社のノウハウは
何言ってるの? そんな事分かり切ってるよ!
ってバカにして、無視されたんでしょうね

誤読率を下げるためにいろいろと知恵を絞って
ノウハウを蓄積してきたのに
それを提供したのに、無視された

その結果、ベンダーはバーコードを印刷するソフトウェアツールで
プログラミングステップを減らし印刷
人間の見た目には綺麗に印刷されているが

バーコードリーダーは 人間の目ではない
認識方法に差がありすぎる
そのことを分かっていないベンダーの所業が

現場の人たちに、バーコードラベルの貼り直しを強要しています
最低な対応
新システムになってただでさえ手間暇が増えているのに

バーコードラベル貼り換えと言う手間を追加してくれちゃって
ほんと、どうしようもない

2023年04月21日

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IBM AS/400で稼働するシステムの開発・追加を担当して30年以上になります。使えば使うほどこの AS/400 が好きになりました。 こんなSEがいろいろな視点から様々な業務などについて語ります。
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