オイラも色々あの手この手で「ぼかし肥料」を作ってるよ。
ぜひオイラのYoutube「次郎丸チャンネル」で作り方を見てください。
ぼかし肥料の長所
ぼかし肥料の最大のいいところは
すでに発酵は終わっている!!
これに尽きるよ。
要するに即効性って訳だ。
例えば「油粕」
手軽で一般的な有機肥料の代表格だよね。
元肥として土に混ぜ込んだり、
追肥としてバラ撒いたりして使うんだよ。
だけど、
遅効性といって、じんわり効いてくる肥料なんだ。
効き目が遅い理由は
ズバリ
「発酵していない」
ところがこの「ぼかし肥料」というものは
強制的に 発酵させた肥料 なのです。
有機肥料や天然肥料と呼ばれるものは
撒いてから発酵させることで効果が出る。
既に発酵している「ぼかし肥料」は
撒いた直後から効果が現れる。
それが長所なのです。
ぼかし肥料の短所
ズバリ、
長期保存が苦手。
特に手作りのものは計画的に
使い切る分量だけ作り、
1週間程度で使いきってしまいたい。
保存料や添加物を使用していないので、
保存はできないと思ってほしい。
手作りの「ぼかし肥料」でも
完璧に乾燥させて
長期保存できるものもありますが、
完璧に乾燥させるほど手間暇かけるより
使い切る量を毎回作る方が合理的です。
ぼかし肥料の作り方
今回紹介するぼかし肥料はいたってシンプルなタイプ
作る量は8リットル
【材料】
◆米ぬか6.5リットル
◆天然油粕1リットル
◆牡蠣殻石灰0.5リットル
そして発酵を促進させるために
秘伝の謎汁を適量と水
秘伝の謎汁とは
作り方はこちらをご覧ください。
要するに水に油粕を入れてよく振って、
1週間放置した発酵した水。
このまま液肥にもなる臭いヤツ。
を混ぜ込み、お団子にしたら
ボロボロ崩れる程度の湿り具合にする。
好気発酵と嫌気発酵
「ぼかし肥料」作りが完了すれば
あとは発酵作業だ。
発酵には2種類あり
箱などに入れ蓋は開けておく
好気発酵。
密封したビニール袋に押し込み発酵させる
嫌気発酵。
気長に作るなら好気発酵、
早く使いたいなら嫌気発酵。
嫌気発酵だとこの量で約1週間で全体が発酵するよ。
1週間後、ビニール袋を開いてみると、
ほわーッと生暖かい空気が、
そうこれが発酵。
発酵したままだと
畑に撒いたとき
さらに発酵が進み
野菜の根が腐ってしまいます。
だから仕上げは
天日干し。
晴れた日に
シートの上に作った「ぼかし肥料」を広げ
充分、日光に当てます。
まる一日日光を浴びることで発酵が止まり
乾燥と紫外線による滅菌で、
「ぼかし肥料」はすぐに使える状態になります。
ぼかし肥料の使い方
今回急ぎ足で作った「ぼかし肥料」は
追肥として使ってほしい。
土の上からバラバラ撒いて
野菜の成長を助けてやって欲しい。
耕地やウネ立てで土に鋤き込むのは
ご遠慮いただきたい。
その理由は
結構手短にインスタント的に作ったので、
土の中で再発酵してしまう可能性があるから。
耕したところをすぐに使わず
ひと月ほど放地しておくなら問題は無いが。
土の上に撒くと
空気に触れているので
再発行が始まったとしても
ほとんど野菜に悪影響はあたえない。
それよりも施肥効果の方が高い。
すぐに使えて効果抜群の
「ぼかし肥料」
ぜひ手作りにチャレンジしてね。
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