2012年11月18日
ジェダイという過酷な運命にある様々な思惑が、彼の心を「ダークサイド」に導いていく・・・ 積み重なる純粋な「愛」が爆発した時、心優しき青年から冷酷な機械へと変貌するのであった・・・。
皆さんこんばんは
最近、コンビニで買った「悪魔の心理テスト」という本で自分という人間を見つめ直してみたら
とんでもない人間という新事実に驚きを隠せない僕がお送りするNO,movie NO,life!!のお時間です。
さて、今夜ごご紹介する映画は、壮大な物語の第3部作をお送りします
その作品とは、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」でございます。
この映画の見所と言ったら何といっても、主人公のアナキン・スカイウォーカーがダークサイドに
堕ちてしまう悲劇を描き、ダース・ベイダー誕生と銀河帝国の成立するという部分ですよね。
特に一番、気になるテーマが、「お互いが何よりも誰よりも大事なのに、ちょっとしたすれ違いで
取り返しのつかない事態になってしまった・・・・」という人間だれでも感じる事ができる心情をこの
スターウォーズの世界観に上手く取り込ませての描写がとても印象的な映画でもあるんです。
それでは、ここでジェダイの若き騎士アナキンが、愛する人を救う為自ら「悪」の道に堕ちていく
物語、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」のストーリーをご紹介しましょう
遠い昔、遥か彼方の銀河系で…
クローン大戦開戦から3年が経過し、戦争は共和国優位の情勢にあった。
しかしそんな中、パルパティーン最高議長がコルサントに襲来した独立星系連合軍に捕らえられてしまう。
コルサント上空で繰り広げられる艦隊戦の中をパルパティーン救出に向かうオビ=ワン・ケノービ
とアナキン・スカイウォーカーは、パルパティーンが捕らえられている敵の旗艦に突入し、再び
ドゥークー伯爵と対決するのであった・・・・。
死闘の末アナキンに軍配が上がるが、パルパティーンはドゥークーに止めを刺すことをためらう
アナキンを誘惑し、アナキンはドゥークーの首をはねてしまう。
墜落寸前の旗艦からオビ=ワン、アナキン、パルパティーンは無事生還する一方で、分離主義者のリーダー格であるグリーヴァス将軍も無事脱出していた。
帰還したアナキンは妻パドメ・アミダラの妊娠を知るが、その後、彼女が出産で死亡する予知夢にうなされる様になり、かつて母シミを死なせた悔恨からより強い力を求めようとするのであった。
一方、ジェダイ評議会は非常時大権を盾に長年権力の座にあり続けるパルパティーンに疑いの
目を向けており、評議会はパルパティーンと親しいアナキンをスパイとして情報を探ろうとするが、
アナキンのジェダイ・マスターへの昇格は認めず、彼はは自身に対する処遇に不満を抱く様になる。
そんな時、パルパティーンはフォースの暗黒面(ダークサイド)の力を説き、パドメを救う方法があるとアナキンに囁く。
彼こそが、ジェダイが探していた「悪の根源」シス卿ダース・シディアスだったのだ。
メイス・ウィンドゥにその事を報告したアナキンだったが、パドメを想うがあまりにパルパティーンの
誘惑に屈し、パルパティーンを追いつめたメイスを逆に倒してしまう。
遂に暗黒面に堕ちたアナキンは、シスとしての名「ダース・ベイダー」の名を与えられ、徐々にダークサイドのパワーがアナキンに取り憑いていくのであった。
この映画の一番の見所と言えば、シリーズ通しての派手なアクションシーンもそうなんですけど、やはり僕的には、アナキンが愛する妻の為に「悪」の道に進むしか無いという苦悩と葛藤による心境を描いているシーンが印象的ですね。
特に、毎晩妻のパドメが苦しんでいる夢で悩まされ続けているアナキン。
その悩みを理由にパルパティーン最高議長/ダース・シディアスは、彼をダークサイドに誘うんですよね。
彼が今正義と感じている「ジェダイ」の力では、愛する人は救う事は出来ない、しかしジェダイが倒したがっている「シス」の力を持ってすれば、彼女を救う事が出来る・・・と告げるんです。
そして、アナキンは、議長の言葉を信じ「暗黒面」に堕ちていく結果となるんですね。
人間という存在は、常に「何か」を信じていたいという感情や、「何か」に頼っていたいという不安が
常につきまとう生き物なんです。
それは、彼もまた同じであり、一番大切なものを失うくらいなら自分が敵対している「ダークサイド」に
自分の心を売ってしまってもいい・・・という感情も現れ、それ以上に愛する人の事を思っての行動でもあり、アナキンが彼女に対しての純粋過ぎる程の「愛」にも溢れていたからなんですね。
よく、「恋をしたら周りが見えなくなる・・・」と言いますけどまさしくその通りと思えるぐらいの
行動なんです(笑)
彼が暗黒面に堕ちた理由の一つでもあるこの「愛」という感情の他にも、「ささいなすれ違い」という
心情も存在しているんです。
最近、コンビニで買った「悪魔の心理テスト」という本で自分という人間を見つめ直してみたら
とんでもない人間という新事実に驚きを隠せない僕がお送りするNO,movie NO,life!!のお時間です。
さて、今夜ごご紹介する映画は、壮大な物語の第3部作をお送りします
その作品とは、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」でございます。
この映画の見所と言ったら何といっても、主人公のアナキン・スカイウォーカーがダークサイドに
堕ちてしまう悲劇を描き、ダース・ベイダー誕生と銀河帝国の成立するという部分ですよね。
特に一番、気になるテーマが、「お互いが何よりも誰よりも大事なのに、ちょっとしたすれ違いで
取り返しのつかない事態になってしまった・・・・」という人間だれでも感じる事ができる心情をこの
スターウォーズの世界観に上手く取り込ませての描写がとても印象的な映画でもあるんです。
それでは、ここでジェダイの若き騎士アナキンが、愛する人を救う為自ら「悪」の道に堕ちていく
物語、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」のストーリーをご紹介しましょう
遠い昔、遥か彼方の銀河系で…
クローン大戦開戦から3年が経過し、戦争は共和国優位の情勢にあった。
しかしそんな中、パルパティーン最高議長がコルサントに襲来した独立星系連合軍に捕らえられてしまう。
コルサント上空で繰り広げられる艦隊戦の中をパルパティーン救出に向かうオビ=ワン・ケノービ
とアナキン・スカイウォーカーは、パルパティーンが捕らえられている敵の旗艦に突入し、再び
ドゥークー伯爵と対決するのであった・・・・。
死闘の末アナキンに軍配が上がるが、パルパティーンはドゥークーに止めを刺すことをためらう
アナキンを誘惑し、アナキンはドゥークーの首をはねてしまう。
墜落寸前の旗艦からオビ=ワン、アナキン、パルパティーンは無事生還する一方で、分離主義者のリーダー格であるグリーヴァス将軍も無事脱出していた。
帰還したアナキンは妻パドメ・アミダラの妊娠を知るが、その後、彼女が出産で死亡する予知夢にうなされる様になり、かつて母シミを死なせた悔恨からより強い力を求めようとするのであった。
一方、ジェダイ評議会は非常時大権を盾に長年権力の座にあり続けるパルパティーンに疑いの
目を向けており、評議会はパルパティーンと親しいアナキンをスパイとして情報を探ろうとするが、
アナキンのジェダイ・マスターへの昇格は認めず、彼はは自身に対する処遇に不満を抱く様になる。
そんな時、パルパティーンはフォースの暗黒面(ダークサイド)の力を説き、パドメを救う方法があるとアナキンに囁く。
彼こそが、ジェダイが探していた「悪の根源」シス卿ダース・シディアスだったのだ。
メイス・ウィンドゥにその事を報告したアナキンだったが、パドメを想うがあまりにパルパティーンの
誘惑に屈し、パルパティーンを追いつめたメイスを逆に倒してしまう。
遂に暗黒面に堕ちたアナキンは、シスとしての名「ダース・ベイダー」の名を与えられ、徐々にダークサイドのパワーがアナキンに取り憑いていくのであった。
この映画の一番の見所と言えば、シリーズ通しての派手なアクションシーンもそうなんですけど、やはり僕的には、アナキンが愛する妻の為に「悪」の道に進むしか無いという苦悩と葛藤による心境を描いているシーンが印象的ですね。
特に、毎晩妻のパドメが苦しんでいる夢で悩まされ続けているアナキン。
その悩みを理由にパルパティーン最高議長/ダース・シディアスは、彼をダークサイドに誘うんですよね。
彼が今正義と感じている「ジェダイ」の力では、愛する人は救う事は出来ない、しかしジェダイが倒したがっている「シス」の力を持ってすれば、彼女を救う事が出来る・・・と告げるんです。
そして、アナキンは、議長の言葉を信じ「暗黒面」に堕ちていく結果となるんですね。
人間という存在は、常に「何か」を信じていたいという感情や、「何か」に頼っていたいという不安が
常につきまとう生き物なんです。
それは、彼もまた同じであり、一番大切なものを失うくらいなら自分が敵対している「ダークサイド」に
自分の心を売ってしまってもいい・・・という感情も現れ、それ以上に愛する人の事を思っての行動でもあり、アナキンが彼女に対しての純粋過ぎる程の「愛」にも溢れていたからなんですね。
よく、「恋をしたら周りが見えなくなる・・・」と言いますけどまさしくその通りと思えるぐらいの
行動なんです(笑)
彼が暗黒面に堕ちた理由の一つでもあるこの「愛」という感情の他にも、「ささいなすれ違い」という
心情も存在しているんです。
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この議長の策略に陥る前に、アナキンがジェダイマスターになる事をジェダイ評議会のヨーダ達が認めなかったんです。
でも、アナキンの性格は、凄く傲慢で常に一番と思っている人間なので、「なぜ、マスターの称号を与えてくれないんだ!!」と彼らに対して不満が溜まっていく一方なんですよね。
彼を落ち着かせようと師匠のオビ=ワン・ケノービもアナキンの心情を察して優しく気遣ってくれるにも関わらず聞く耳を持たない状態が続くんです。
この出来事をいち早く察知した議長は、アナキンの心情を和らげるかのような悪魔のささやきで彼を
「暗黒面」に取り入れようとするんですね。
そして、物語の最後では彼自身も自分の感情がコントロール出来ずに、アナキンを心配していた彼の妻であるパドメにまで、このやりきれない感情をぶつけてしまい、さらにアナキンを思って、パドメも
オビ=ワンも説得をしているのにも関わらず、「悪」の道の堕ちてしまった彼からしたら自分を蔑めに
現れたとしか思えない心理状態だったんです。
傲慢でプライドが高い彼だからこそ、この「ささいなすれ違い」によって、普段心の中に潜む、相手に
対しての妬みや不満・嫉妬などが一気に爆発してしまい、そのもどかしい心情が憎悪に変わり、
自分自身でも感情をコントロールできなくなってしまったんです。
そう感じてしまったら、その感情をぬぐい去るには、ある程度の時間が必要な訳ですし、自分の感情の整理も中途半端な状態の上に、愛する人を「死」から救わないといけないという使命感にも捕らわれてしまい、結局は取り返しのつかない状況になってしまったんです。
やっぱり、人間焦ったら上手くいかないんですね(笑)
そして、僕が思うにヨーダは、アナキンの事をジェダイとしての腕はあるが、彼の心の中に潜む本当に大切な事も分からない「未熟」だからこそ、何色にも染まってしまうという意志の弱さなど内面的な状態を見透かしてたからこそ「ジェダイマスター」の称号は与える事ができなかったのかもしれませんね。
なので、もしヨーダの考えをアナキンが感じ取れる事が出来たのであれば、このすれ違いから始まる悲劇も起こらなかったのかもしれません。
この新三部作を通して見た僕が思うアナキン・スカイウォーカーという人間はとても純粋で心が常に
惑わされている不安定な存在でもあり、シリーズ史上一番可哀想な人物なんです。
エピソード?Tでも彼がポッドレースに優勝し、その賭けの代償で最愛の母親と引き離されるという現実に子どもなりに受け止め、エピソード?Uでは、母親に会いたいという思いで故郷のタトウィーンに戻るんですけど母親は、その惑星のタスケンという盗賊に拉致され殺されてしまい、そして、今作のエピソード?Vでは、母親の次に愛しく思う妻が死んでしまうという予知夢に悩まされてしまう。
なので、実際は愛する人を「死」から救うために「ダークサイド」に堕ちてしまったという内容で今作は
描かれているんですがもう一つの理由として彼が、この心境に辿り着くまでに感じた、母親を救えなかった怒り・悲しみ・ジェダイとしての葛藤などを不完全な状態のまま、不完全燃焼のまま心の中に放置していた事も原因の一つなのかもしれません。
それが、彼の心の中でしだいに膨れ上がると同時に、行き場のない、どうにもならない感情に蝕まれた結果、機械に身を包んだ「ダース・ベーダー」という化身を作り上げてしまい、彼自身が一番の願いでもあった「死」を超越するという心情の現れが、「機械としても生き続ける」という、彼が最も望んでいた結果を、とても皮肉的に描かれているようにも感じられるんですよね。
そして、今作でも巨匠ジョン・ウィリアムズの音楽が劇中を盛り上げているんですよ。
特に僕がエピソード?Vで一番好きな曲は、アナキンとオビ=ワンとの激しい戦いのバックで流れている音楽なんです。
緊迫感のある旋律を流しながらアナキンが暗黒面に徐々に支配されていく雰囲気を「帝国のマーチ」のメロディーを使用して、ゆっくりと流しながらそれと同時に、その心情を何処か物悲しくとも感じさせるメロディーが凄くカッコいいんですよ。
まさしく、この作品の中で描かれているアナキンという人物が完成されているからこそ、成り立つ音楽でもあるんですよね。
この曲のURLを貼り付けておくので是非、お聞き下され。
John Williams
Anakin vs. Obi-Wan (アナキンvsオビ=ワン)
愛する人を助ける為、自らの運命を「暗黒面」に導いてしまった哀れな一人の若きジェダイ・・・。
彼の魂を救うことができるのは、「悪の心」か「善の心」なのか・・・・?
「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」。
是非、ご覧下され。
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