カローラのクーペバージョンとして1968年に誕生したのがスプリンター(正式車名はカローラスプリンター)で、1970年のE20系から独立車種化。そのE20系スプリンタークーペのホットバージョンとして開発されたのがTE27型スプリンタートレノだった。
コンパクトなボディにセリカ用の1.6L直列4気筒DOHCエンジン2T-G型を搭載し、パワーウエイトレシオ7.43kg/psを実現。カタログ値では最高速190km/h、ゼロヨン加速16.3秒という快速を誇った。
前後フェンダーに装備されたオーバーフェンダーは、トヨタ市販車では初で、姉妹車のレビントレノとの相違点はフロントマスクとリヤコンビネーションランプで、トレノのほうが全長15mm長かった。
インテリアはまさに走りのためのデザインとなっていて、メーターパネルには大型のタコメーターと速度計、中央に水温/燃料計を配置。センターコンソールには油温、油圧、電圧の3連メーターを装備していた。
現在ボンネットの下に収まっているエンジンは完全ノーマルの2T-G。ソレックス40φキャブレターも標準装備のものだが、エアクリーナーを廃止してファンネルタイプに変更。通称タコ足と呼ばれるエキゾーストマニホールドとマフラーは、当時もののフジツボ製。点火系はマルチスパーク方式の永井電子M.D.I.を装着する。
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