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2020年04月22日

トヨタ車がマツダ製? 世界戦略車なのに! 北米ヤリスが日本と違う理由?



トヨタ車がマツダ製?
世界戦略車なのに!
北米ヤリスが日本と違う理由?
トヨタ新型ヤリスは、欧州でも販売されているグローバルモデルです
北米ではヤリスという同じ車名のモデルをマツダが生産
なぜ同じヤリスでも、違うモデルなの?

日本とはなぜ違う?
アメリカのヤリスがマツダのOEM
今や、日本の自動車メーカーは
世界を相手にビジネスをおこなっています
いいクルマは国を選ばないといいます
実際は国によってクルマに対する
要求や使用する道路環境、法規などが異な利、仕向地に合わせた最適化を実施しています
トヨタ顔!?
北米のヤリスはマツダ2のOEMです
同じネーミングですが、中身は別物というモデルも存在しています
トヨタのカローラ、9代目までは基本はグローバルでひとつの仕様でした
10代目では海外向けと日本向けが別のモデルになりました
11代目ではより細分化され、
大きく分けると北米向け、欧州向け、日本向けのカローラが存在していました

ユーザーニーズに合わせて最適な物を提供するとトヨタらしいものの
開発コストや生産効率の悪さ、マンパワーの分散化でクルマの完成度の低さ
ネガティブな要素が多かったようです
12代目となる現行モデルはグローバルで1スペックに戻ったのです

フルモデルチェンジに合わせて、従来よりも細分化されたモデルもあります
それが、ヤリスです
先代モデルは、日本ではヴィッツ
ほかの仕向地ではヤリスとして販売、ドア枚数の差はありましたが
基本的には日本向け/北米向け/欧州向け
アジア専用車ヴィオスをベースにするアジア向けのボディサイズがひと回り大きい仕様のふたつに分けられていました
現行モデルは北米向けヤリスが、日本向け/欧州向けとは異なる別のモデルに!
北米向けヤリスは、トヨタ独自で開発したモデルではなく、スタイルを見ると一目瞭然で、マツダのコンパクトカー、マツダ2がベースとなっています
北米ヤリスの内装はほぼマツダ2
日本向け/欧州向けのヤリス
パワートレイン・プラットフォームをともに全面刷新
余裕の動力性能と圧倒的な燃費性能を高次元でバランス
欧州でも通用する骨太なフットワークを備えたモデル
日本でも高い評価を得ていますが、北米に導入せずに
わざわざ別モデルを用意したのか?
<理由のひとつ>
トヨタとマツダの業務提携が関係
北米向けのマツダ2はメキシコ工場で生産
稼働率を上げたいマツダと、各地域の生産効率の最適化をおこないたいトヨタとの考えが一致
先代ヤリスの北米向けは欧州向けをフランス工場で生産し、アメリカに輸出されていました
輸送コストを考えるとメキシコ工場のほうが有利なのは明らかです

現時点でGRヤリス導入予定はない
アメリカ人は欲してるのか!?
<もうひとつの理由>
北米のユーザーニーズで、日本や欧州ではヤリスの属するBセグメントのコンパクトハッチバックは主力カテゴリとなっています
大きなボディサイズのモデルが主力の北米では、コンパクトハッチバックは日本の軽自動車以下のサイズのアシ車というイメージなのです
求められるのは安さであり、日本/欧州向けと北米向けを一緒くたに企画すると、新型ヤリスが目指すコンセプトにブレが生じてしまうと考えられた
積極的な選択と集中をおこなった結果です

日本向けヤリスの発表会で
トヨタは、先進国と新興国のニーズの違いに応えるため
先進国向けのコンパクトカーはトヨタ自身が開発
新興国向けのコンパクトカーはダイハツと協力して開発をおこなう方針を明らかにしました
今後登場の予定のアジア向け次期ヤリスはダイハツとの共同開発になるのかも?
先進国ではあるものの小さいクルマが主力ではない
北米はどちらにも属さないという微妙な立場の為に、
北米向けヤリスはマツダからのOEM供給という手段を選び
地域限定商品となったのです
トヨタの北米部門は、2020年の頭にSNSでGRヤリスの画像と共に北米市場には別のホットハッチが必要でしょうか? と呼びかけています
現時点で、GRヤリスは北米導入の予定は無いです
北米のラブコールを受けて、GRヤリスが導入されるのか?













posted by AFCL408 at 13:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 新車
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