2011年09月14日
NIKE「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シューズ
「NIKE(ナイキ)」が9月8日(アメリカ時間)、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」で主人公マーティー・マクフライが着用した未来のスニーカーを忠実に再現した「The 2011 NIKE MAG」を公式発表した。NIKE社は2009年に劇中と同様のシューズを再現するため、自動調整機能をWIPO(世界知的所有権機関)に靴ひも自動調節機能といえる"オートマティック レーシング システム"として申請したと言われているが、「The 2011 NIKE MAG」への採用は見送られたようだ。
「NIKE(ナイキ)」が発表した「The 2011 NIKE MAG」には、「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」に登場するオリジナルデザインを採用。白熱に光るLEDや電子発光する紐を使用して、アッパー部分から輪郭まで完全一致とも言えるデザインを実現。ハイトップの"ear"部分を一度押すと光る仕組みとなっており、充電式で最大5時間継続する。世界1500足限定で生産される「The 2011 NIKE MAG」の販売は店頭では行わず、世界最大級のインターネットオークションサイト「eBay( イーベイ)」を通じて競売にかけられる。10日間毎日150足ずつ出品する予定で、オークションのスタートは9月8日の午後8時半(太平洋夏時間)より。売上金に同額の金額を加えて、マーティー・マクフライを演じた俳優Michael J. Fox(マイケル J フォックス)の基金へと寄付。全額パーキンソン病の研究へと充てられる。
「The 2011 NIKE MAG」は7日、Youtubeにマーティの親友であり科学者のエメット・ブラウン博士の名を使って意味深なムービー「McFly's Closet」が投稿されており、世界的に大きな話題となっていた。1989年に公開された「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」に登場する未来のスニーカーは、瞬時にひもが調節される自動調節機能付き。「NIKE」は同シューズにインスパイアされたデザインのスニーカーを2008年にも1000足限定で販売。当時の「NIKE MAG」には自動調節機能はもちろん、発光する仕様なども取り入れられていなかったが世界的に話題を呼び瞬く間に完売となった。2年の時を経て制作された今作発表前には「自動調節機能が着いているのでは」とファンをはじめ多くのメディアの間で憶測が飛び交っていた。
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