2013年03月30日
信州の花見は東京から1時間半
東京の花見が終わってしまっても、信州の花見はまだ間に合う
信州の春の訪れは、東京より遅い。東京から新幹線で1時間半で半月以上のタイムトリップ。
桜も良いが、信州には 「あんずの里」 と呼ばれる、一目で10万本と言われるのあんず(杏)がが一斉に花開くところがあります。長野県千曲市森地区・倉科地区
これには、
があります。
杏の種は 杏仁 (アンズの種子の中にある仁「さね」を取り出したもの)と呼ばれ漢方では薬として扱われます。
そして、この杏の林は中国では 「 《古代中国の神仙董奉(とうほう)が、多くの人の病気を治し、治療代の代わりに杏の木を植えさせたところ、数年で林になったという「神仙伝」董奉の故事から》医者の別称。」 であり、花見と同時に健康にも近付けるのでは・・・
この千曲市は旧・「更級」郡と旧・埴科郡が合併した地域で、 「更級」 はよく目にするそば屋の屋号にもなる蕎麦の本場です。また、先に 「老いて捨てられないように」 で書いた『姨捨伝説』の地元でもあります。近くに戸倉上山田温泉もありますので、温泉で一泊して近辺を観光するのがおすすめです。
先ず、長野新幹線で上田駅で下車、ここは時代小説がお好きな方ならご存知の真田家の地元です。 池波正太郎 氏が『 真田太平記 』を出筆したときに頻繁に訪れたという駅から徒歩15分 「刀屋」 で蕎麦を試して、 池波正太郎真田太平記館 、 上田城址公園 を見学。
刀屋の蕎麦は池波氏が『「 散歩のとき何か食べたくなって 』に
と書かれている程で、この「こたえられない……」を試してみて下さい。
そして、 上田駅 から 「しなの鉄道」 で 戸倉駅 下車、お泊まりは、またまた時代小説ファンならご存じ『 宮本武蔵 』を書いた 吉川英治 氏が「家庭から外に移した書斎…」と書いた宿・ 戸倉上山田温泉 ホテル清風園 がおすすめです。ゆっくり温泉につかり、夜は地元の 千曲市観光協会が提供する「姨捨夜景ツアー」 で旧・国鉄の 日本三大車窓 にも選ばれた絶景をご覧ください。
翌朝、千曲川の河原を散策しながら信州の新鮮な空気を味わって、いよいよ目的のあんずの里へ。
田舎なので交通の便は良くありませんが、 戸倉駅 から2隣(篠ノ井方面)の 屋代駅 から 循環バス が「あんずの里」森・倉科地区に出ていますし、土日であれば「屋代駅から※お花見期間中に屋代駅からあんずの里までシャトルバスが運行します。(土日のみ)」とのことです。
移動距離は10Km程度なので宿でタクシーを頼んだほうが楽ではあります。
では、のんびり、ゆっくり、リラックス、リフレッシュの旅を。
信州の春の訪れは、東京より遅い。東京から新幹線で1時間半で半月以上のタイムトリップ。
桜も良いが、信州には 「あんずの里」 と呼ばれる、一目で10万本と言われるのあんず(杏)がが一斉に花開くところがあります。長野県千曲市森地区・倉科地区
これには、
元禄時代、伊予宇和島藩主伊達宗利の娘・豊姫が第三代松代藩主真田幸道に嫁いだ際、故郷を偲ぶ品としてあんずの種子を持参したのが始まりとする説があります>これは、元禄時代、伊予宇和島藩主伊達宗利の娘・豊姫が第三代松代藩主真田幸道に嫁いだ際、故郷を偲ぶ品としてあんずの種子を持参したのが始まりとする説
杏の種は 杏仁 (アンズの種子の中にある仁「さね」を取り出したもの)と呼ばれ漢方では薬として扱われます。
そして、この杏の林は中国では 「 《古代中国の神仙董奉(とうほう)が、多くの人の病気を治し、治療代の代わりに杏の木を植えさせたところ、数年で林になったという「神仙伝」董奉の故事から》医者の別称。」 であり、花見と同時に健康にも近付けるのでは・・・
この千曲市は旧・「更級」郡と旧・埴科郡が合併した地域で、 「更級」 はよく目にするそば屋の屋号にもなる蕎麦の本場です。また、先に 「老いて捨てられないように」 で書いた『姨捨伝説』の地元でもあります。近くに戸倉上山田温泉もありますので、温泉で一泊して近辺を観光するのがおすすめです。
先ず、長野新幹線で上田駅で下車、ここは時代小説がお好きな方ならご存知の真田家の地元です。 池波正太郎 氏が『 真田太平記 』を出筆したときに頻繁に訪れたという駅から徒歩15分 「刀屋」 で蕎麦を試して、 池波正太郎真田太平記館 、 上田城址公園 を見学。
刀屋の蕎麦は池波氏が『「 散歩のとき何か食べたくなって 』に
「この店の名を[刀屋]というのは、封建のころ、刀の鍔をつくる鍛冶職だったからである。
いかにも、城下町の蕎麦屋らしいではないか。この店の入れ込みへあぐらをかいて、ゆっくりと酒をのむ気分は何ともいえない。
合鴨とネギを煮合せた鉢や、チラシとよぶ天ぷらなどで酒をのむわけだが、旅の気分も手つだって、まったく、
「こたえられない……」
のである。」
そして、 上田駅 から 「しなの鉄道」 で 戸倉駅 下車、お泊まりは、またまた時代小説ファンならご存じ『 宮本武蔵 』を書いた 吉川英治 氏が「家庭から外に移した書斎…」と書いた宿・ 戸倉上山田温泉 ホテル清風園 がおすすめです。ゆっくり温泉につかり、夜は地元の 千曲市観光協会が提供する「姨捨夜景ツアー」 で旧・国鉄の 日本三大車窓 にも選ばれた絶景をご覧ください。
翌朝、千曲川の河原を散策しながら信州の新鮮な空気を味わって、いよいよ目的のあんずの里へ。
田舎なので交通の便は良くありませんが、 戸倉駅 から2隣(篠ノ井方面)の 屋代駅 から 循環バス が「あんずの里」森・倉科地区に出ていますし、土日であれば「屋代駅から※お花見期間中に屋代駅からあんずの里までシャトルバスが運行します。(土日のみ)」とのことです。
移動距離は10Km程度なので宿でタクシーを頼んだほうが楽ではあります。
では、のんびり、ゆっくり、リラックス、リフレッシュの旅を。