2015年05月23日
緊迫感のない津波対応アプリができてしまった
南海トラフ、東南海地震などが話題によく出る近頃。私の地元でも東日本大震災の影響を受けてか、津波の影響に関する記事が新聞によく出るようになった。今朝の新聞でも、地震の大きさから津波の高さを予測し、GPSで自分のいる場所を確認して知らせるという、スマホのアプリができたという記事が載っていた。そこまでは「なかなか便利な世の中になった」と思って読んでいたがよく読みなおすと、そのアプリの名前が「ココクル?」というらしい。なんと緊迫感のない名称か。グルメ雑誌でお店を紹介しているような感覚の名称にがっくりきた。自分や他人の命に係わる情報を伝えるアプリが「ココクル?」では、なんだか「急いで逃げなければという気にもなりにくい。それ以前に「大急ぎで確認しよう」という気持ちにならず「ここはどうかな?まあだいじょうぶかな?」なんてのんきな気分になってしまいそうな気がする。どうせならもう少し「早く何とかしなくては」と思える名前の名称にしてほしかったと思うのは私だけでしょうか。