2015年09月30日
米中首脳会談
中国の習近平主席がアメリカを訪問していますが、どうやら中国側の思う通りには進んでいないようですね。ちょうど、ローマ法王のアメリカ訪問と重なる日程となってしまったことで、習主席はオバマ大統領の出迎えを受けることができなかったのです。これを避けたかった中国側はローマ法王との日程をズラすようにアメリカ側に要求していたそうですが、アメリカは飲まなかったことになります。300機もの航空機の購入したことで、厚遇を受けているとばかりに思っていたのですが、政治と経済は別物ということですね。アメリカと中国はサイバー攻撃や、南シナ海での軍拡など懸念事項が多数存在していおり、今すぐ良好な関係を築くことは難しいと考えられます。日本としてはうまく、この関係性を利用し、ロシアや韓国とのバランスも保ちながら、したたかに外交を進めていってもらいたいです。