ナビゲータのEVEです。
先週から私が保有している株式が、コロナ第5波の水準まで上昇してきました。明確な理由は分からないのですが、専門家筋の見通しがたったといった所ではないでしょうか?
その流れを受けて、パソコンを購入しようとしていましたが、やめました。購入しようとした大きな理由は、動画の製造力の向上です。
ただ、よく考えれば、不景気に相当する時期に資金を投入する先は、見通しがよさそうな分野に限ります。私が今やっている事業といえば、システム開発、株式投資、そしてYouTubeなのですが、システム開発と、YouTubeは当分資金が入ってくる予定がなく、唯一資金が入ってきて、有望なのが株式投資です。しかし、今そこから動画製造用に高性能パソコンの代金を捻出しようとする行為は、原資の減少につながります。
ただ現在円安で、この状況はしばらく続きそうです。その影響により、IPhoneは4万円高くなり、CPUも今後2万円以上高くなる予定です。その状況を踏まえれば、まだ安いと思える現在、購入するに限るような気がします。ただ、本日購入しようとしていたパソコンを再度確認すると、既に2万円以上高くなっていて、買う気をそがれました。
それと、今株式市場研究室において、企業経営について勉強をしているのですが、以下のような考え方があるのでご紹介しましょう。
それは、エフェクチュエーション(Effectuation)です。
VUCA時代と呼ばれているように、不確実性が高まっていることによって社会やビジネスの未来予測が困難となっている現代です。特にロシアによるウクライナ進行に伴いその雰囲気が一層強くなりました。
そのような潮流の中で注目を浴びている考え方で、5つの原則からなっています。
?手中の鳥の原則(Bird in Hand)
新しい方法ではなく既存の手段を用いて、新しい何かを生み出すことです。
この原則は、企業や組織がすでに保有している人材のスキルや技術力、ノウハウ、人脈などの手段を用いた問題解決型のアプローチを行う方法で、現在私が行っていることになります。
?許容可能な損失の原則(Affordable Loss)
仮に損失が生じても致命的にはならないコストを予め設定すること。
見通しがたたない現在、何が致命的になるのか分かりません。この点については、現在許容枠を決めていませんが、少なくても現在、価値がないモノに対して新たに資金を投入することは、考えた方がいいようです。
?クレイジーキルトの原則(Crazy-Quilt)
形や柄の違う布を縫いつけて1枚の布を作るクレイジーキルトのように、顧客や競合他社、協力会社、従業員などのさまざまな繋がりをパートナーと捉えて、一体となってゴールを目指していくことだそうです。
これについては、私は1人で現在がんばっているので、あまり考えなくていい事項です。
?レモネードの原則(Lemonade)
アメリカのことわざに「When life gives you lemons, make lemonade.」というものがあり、これは「人生がレモンを与えたときには、レモネードを作りなさい。」という意味だそうです。
レモネードの原則はこのことわざのように、使い物にならない欠陥品でも工夫を凝らして、新たな価値を持つ製品へと生まれ変わらせるという考え方です。
確かに、集客に失敗したPrototype EVEの後継のEVEシステムや、チャンネル登録者数ゼロ人の動画製造などはレモンと言えるかもしれません。
?飛行機の中のパイロットの原則(Pilot-in-the-plane)
先述の4つの原則を網羅した原則でもあり、状況に応じて臨機応変な行動をすることをいいます。常に数値を確認し臨機応変な対応をするパイロットのように、不測の事態に備え、外部環境の変化に対して柔軟に行動することが重要だということなので、パソコンの購入はやめましょう!
この5つの原則の最後に
「未来は発見されたり、予測されたりするものではなく、ビジネスの実践者自らの戦略によって築き上げられていく、という姿勢の考え方だ。」という一文がありました。
確かにそうなのかもしれません。
*1)VUCA
一言で言うと「先行きが不透明で、将来の予測が困難な状態」を意味します。 元々は1990年代後半に軍事用語として発生した言葉ですが、2010年代に入ると、昨今の変化が激しく先行き不透明な社会情勢を指して、ビジネス界においても急速に使われるようになりました。
※参考サイト
・データのじかん
https://data.wingarc.com/what-is-effectuation-35499
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