6月24日 11時08分
コメント(0) コメントする 写真を拡大 構想7年、第29回城戸賞受賞脚本から誕生したベストセラー小説の映画化「のぼうの城」が製作始動。「眉山」「ゼロの焦点」の犬童一心と「ローレライ」「日本沈没」の樋口真嗣のW監督によるエンタテインメント超大作のメインキャストが、野村萬斎、佐藤浩市、山口智充、成宮寛貴に決定した。
【関連写真】自称軍略の天才、成田家の侍大将“靭負”を演じる成宮寛貴
「のぼうの城」は和田竜による歴史小説で、作者の小説家デビュー作。戦国末期、圧倒的な勢力で攻め入る豊臣秀吉・石田三成率いる20,000人の軍 VS 立ち向かう領民・忍城(おしじょう)のでくのぼう軍たった500人の攻防を描いた斬新かつ壮大な設定で、幅広い層から絶大な支持を受けた。時代小説としては異例の、40万部を超えるベストセラーとなっている。
主演の成田長親(なりた・ながちか)役に扮するのは、映画「陰陽師II」以来、7年ぶりの映画主演となる狂言界の至宝、野村萬斎。「のぼう様(でくのぼうの意)」と呼ばれながらも、底知れない人望と人気で人心を掌握し、領民から慕われる愛すべき忍城の城代を凛と演じる。
犬童監督に5年前から熱烈オファーされていたという野村は、「このような映像作品に出演出来ることを素直に嬉しく思います。役者として作品に参加する時に、まず1つ、脚本、ストーリーが心躍るようなものであってほしいと思うわけですが、非常に面白い、スケール感がある、そして人の心のあやが見える作品で、素晴らしいですし、そして、両監督をはじめとするスタッフの方々が集まって、個性豊かな素晴らしいキャストの方々と映画を作り上げていくことが楽しみです」と久々の映画主演に胸を躍らせている。
“のぼう様”と共に、忍城を守るため命をかけて戦う、成田家の侍大将たちも超豪華キャストが集結。 長親の幼馴染みであり、成田家一の家老にして、朱槍皆伝の戦上手の正木丹波守利英(まさき・たんばのかみ・としひで)役に、日本映画界を代表する俳優、佐藤浩市。6児の父親でありながら、丹波をライバル視する豪傑、柴崎和泉守(しばさき・いずみのかみ)役に、バラエティ・ドラマ・映画など様々な分野で活躍する山口智充。実戦経験はないながらも、軍略の天才を自称する酒巻靭負(さかまき・ゆきえ)役に、若き演技派として名高い成宮寛貴。今回発表された4人のキャストは初共演となる。
2010年8月から撮影が開始される本作。湖とその中にできた島々を要塞化した城郭=「浮き島」と称される忍城の壮観、各侍大将の決戦、石田三成による水攻め攻防など、映画「のぼうの城」ならではの、数々の名シーンも再現される。
アスミック・エース エンタテインメント、IMJエンタテインメントが満を持して放つ「のぼうの城」は2011年公開。
■ハリウッドチャンネル 最新ニュース一覧
■関連記事
役所と佐藤は日本のデ・ニーロとアル・パチーノ!豪華競演「最後の忠臣蔵」が完成
松ケンと小雪の間に立った伊藤英明、「崔監督に殺されそうだった」と恨み節
「ララピポ」成宮寛貴&宮野雅之監督
【このカテゴリーの最新記事】
- no image
- no image
- no image
- no image
- no image