今回はエロゲメーカーのソーシャルゲーム参入についてです。
エロゲって短スパンで発売できない割に本数が売れにくいので資金繰りが難しいとよく言われています。
なので、真剣恋なんかのソシャゲが発表された時、「ついに来ちゃったな」って思ったのが正直な感想でした。
私、ソシャゲーは全然嫌いではないです。しかしながらエロゲメーカーの業界参入には反対でした。
やはり公式絵師をユーザーは求めますし、ストーリーに近いものや設定なども作らなければならない。そうすると新作を出すスパンが更に遅れてします。これって本末転倒だなって思うんです。しかもプラットホームも決して安い訳じゃない。初期投資が多いの対して本当に回収出来る見込みはあったのか?なんて思ってしまう事があります。
一例を挙げると、現在Fate/Grand Orderというタイプムーンのソーシャルゲームが展開されていますが、この作品で、月姫リメイクが遅れるかと思うと、涙さえ出てきてしまいます。
実際サービスが終了すると、絵師やライター等、人が努力した痕跡がサーバーごと消えてしまう訳で、アングラな作品を楽しむという意味合いにおいても結果が残りにくいのもリスクと言えると思います。
やはりエロゲメーカーには作品とグッズで頑張って欲しいなって思うのが本音だったりします。
しかしソシャゲーに手を出すっていうのも考えると業界的にきついんだろうなって少し心配にもなります。
売り上げが伸びないといえば、やはり広告方法が難しいのが原因としてあるでしょう。
18禁コンテンツは表だって広告できないですし、アンドロイドやアップルのストアに出す事も出来ません。全年齢版なら別会社を通す事により可能ですが、それだと魅力が半減してしまいます。
個人的には少し思う事があったのですが、こんな分け方をしてみても面白いんじゃないかなと思います。LeafとAQUAPLUSのやり方をもっと最初から両方バンバン使ってやっていく方法ですね。
・企業A(18禁止メーカー)…作品Aの18禁パッチと、18禁広告、DMM等を使ったダウンロード販売を展開
・企業B(一般メーカー)…作品Aの全年齢版を発売、広告、スマホでの体験版を展開など
メリットとして、スマホのアプリを体験版という形で広告に使わない手はないと思うのです。企業を分けて最初から全年齢を出しつつ、18禁パッチだけを年齢認証の下ダウンロードできると、幅広い年齢層にも作品を手にとってもらえるんじゃないかと思います。もちろんハード物だと難しいですが…。
実は細かい設計等もしてみたりしたのですが、その辺りは次の機会に書いてみようかなと思います。
なにはともあれ、エロゲメーカーがもっと安心して新作を出せる環境を作っていけるといいですよね。
今回はこの辺りで。またお会いしましょう^^
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