今回は予想されるこれからのリスクについて書いていきます。
まずは、 米国の利上げ
です。
おそらく、6月16日から6月17日か7月28日から7月29日のFOMC会合で
利上げされる可能性が高いと思います。
1994年、1999年、2004年の利上げ後の動きから予想すると利上げ発表後
は株価は下がりますがその後に上昇しています。
とゆうことは利上げ発表後の下落は株の買い時とも考えられます。
次は 株価と企業業績とのギャップ
5月頃から本決算の発表が始まります。
実は、業績への期待値と実態が乖離しているんです。
増益の要因は為替、海外景気、国内景気です。
為替ですが、円安はプラス要因となりますが、80%が自動車関連になるので
メリットが偏在している。
海外景気ですが、好調な米国への輸出企業は業績がいいが、米国との依存度は
30%前後です。
新興国や欧州は景気が低迷しているので楽観できない。
国内景気ですが、日銀の異次元緩和などで好循環が生まれるとされていますが、
経済面での効果が出ていない。
肝心の通貨残高(世の中に出回っているお金の総量)も増えていない。
割高感がある
日本企業の平均PERは17倍程度で米国と同水準。
日本と米国とでどちらが経済性評価が高いかを比べると・・。
景気敏感株の割合が高い
TOPIXの50%が景気敏感株、米S&P500の景気敏感株は14%。
日本株は景気が減速したときに起こるマイナスは約3倍になる。
今回はネガティブな記事になりましたが、予想されるリスクを把握しておくことで
選ぶ銘柄や株を買うタイミングも見えてくるかと思います。
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2015年04月03日
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