ドルが下落した場合、原油価格が連動し上昇すると予想されます。
原油価格は上昇してきていますが、利上げで更に上昇すると商社関連銘柄
が買われると思います。
商社関連銘柄で面白いのは8001 伊藤忠商事と8031 三井物産です。
商社3位の伊藤忠商事は商社2位の三井物産をライバル視しており、この
対決は非常に楽しみです。
伊藤忠商事はライバルがいることでモチベーションも上がり、利益を伸ば
してくれそう。
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8001 伊藤忠商事 現在値 1420円
PER 7.87 PBR 1.01 BPS 1402円 配当利回り 3.24%
四季報より
【決算】3月
【設立】1949.12
【上場】1950.7
【特色】総合商社大手。非財閥系の雄。繊維や中国ビジネス強い。傘下にファミリーマート等の有力企業
【連結事業】繊維5(4)、機械9(2)、金属5(10)、エネルギー・化学品42(1)、食料26(1)、住生活・情報他13(2) <14・3>
【高水準】市況下落で金属苦戦だが、非資源好調や資産売却で補う。ＩＦＲＳ移行で220億円純益減少。16年３月期はＣＩＴＩＣ利益を一部取り込み開始。金属底ばいだが機械や住生活情報が牽引。純益高水準。
【大勝負】タイ財閥大手ＣＰと共同で中国国有の複合企業ＣＩＴＩＣに１・２兆円投資。アジアでの新規事業創出に加え、持分法適用で年間約700億円の利益取り込み。
割安、高配当、好業績、高ROEと文句なしですね。
8031 三井物産 現在値 1617円
PER 9.08 PBR 0.71 BPS 2283円 配当利回り 3.96%
四季報より
【決算】3月
【設立】1947.7
【上場】1949.5
【特色】三菱商事と並ぶ総合商社の雄。鉄鉱石、原油の生産権益量は商社断トツ。インフラ等にも強み
【連結事業】鉄鋼製品4(6)、金属資源14(19)、機械・インフラ7(-2)、化学品16(1)、エネルギー25(9)、生活産業16(-2)、他18(0) <14・3>
【資源安】市況悪化で金属苦戦。油価急落でＬＮＧの受取配当金減。米シェールや北海油田の減損痛く、純利益反落。増配堅守。16年３月期は新規案件寄与で機械・インフラ増勢。が、金属低迷に加え原油安が通期痛手。減損一巡でも最終減益。配当性向30％。
【一体開発】モザンビークの炭鉱・鉄道港湾案件に参画。石炭供給増と安定収益の二兎追う。同国ＬＮＧ投資も15年に最終決定。
割安で高配当です。
大勝負で多額の投資をしている、伊藤忠商事が勝つのか規模と資本が
大きい三井物産が勝つのか・・非常に楽しみです。
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