フジテレビ系(FNN) 9月22日(木)20時26分配信
雨が降る中、東京・お台場には、22日も「ポケモンGO」の愛好者が集結した。珍しいキャラクター、レアキャラの争奪戦が展開されたもよう。
フジテレビのお天気カメラがとらえた、22日午後の東京・お台場海浜公園の様子。
午後2時半すぎ。画面左側を見ると、桟橋に向かって、突然、人が一斉に移動していった。そして、およそ10分後には、桟橋の手前側は、人でぎっしりになっていた。
いったい何があったのか。
この時、この桟橋には、人気スマホゲーム「ポケモンGO」の人気モンスター「カメール」が出現していた。
そのポケモンをゲットしようと、一斉に桟橋に向かっていたのだった。
あいにくの雨にもかかわらず、お台場に集まった「ポケモンGO」の愛好者・いわゆる「ポケモントレーナー」。
お台場に訪れていた人は、「(きょうは何をしに台場に?)『ラプラス』を取りに」、「『ラプラス』。探しに来たけど、全然いないです」などと話した。
多くの人のお目当ては、ほかの場所ではなかなか出ないと言われている、レアなポケモン「ラプラス」だという。
22日、お台場で「ラプラス」を2体ゲットしたという、調布市から来た女性に話を聞くと、「そこのお店でご飯を食べていたんですけど、お店の店員さんと、中にいたお客さん4人で走って飛び出してきました」と話した。
その様子を再現してもらうと、「ここで出た感じです。全力疾走です」と話した。
雨の中、全力疾走してまでも欲しかったという「ラプラス」。
ところが、この「ラプラス」をめぐっては、18日、レインボーブリッジにつながる車道に「ラプラス」が出現し、大勢のポケモントレーナーが殺到した。
車の間を縫うように歩き回るなどしたため、「危険だ」との110番通報が相次ぎ、お台場地区を管轄する警視庁東京湾岸署が、「ポケモンGO」の運営会社を呼び、対応を協議する事態に発展した。
21日午後11時、お台場の海上バス乗り場のそばには、多くの人が集まっていた。
どうやら、スマホ片手に「ポケモンGO」をしているようだった。
深夜にもかかわらず、駐車場の空きを待つ車の列。
道路を、自転車や走って横断する人もいた。
そうした中、お台場同様、レアなポケモンが現れることで知られていた東京・上野恩賜公園弁天堂付近では、「ポケモンGO」などのアプリを全面禁止とする看板が多く立てられる動きがあった。
ポケモントレーナーが非常識な行為をしたとして、公園の一部を「ポケモンGO」禁止とした。
上野公園にいた人は「ひどかったですよね、石碑に座っていたりとか、飲み物を置きっぱなしにしている人がいたり」と話した。
世界的に流行する一方で、一部のポケモントレーナーのルール無視の行為が問題となっている、「ポケモンGO」。
運営会社は、「関係各社と協力し、注意喚起していく」としている。
最終更新:9月22日(木)20時26分Fuji News Network
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