「日本製セル搭載」が意外に重要
2016年08月05日
「ポケモンGO」の大ヒットを受け、アキバはポケモンGO商戦が花盛りとなっている
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国内配信開始から2週間が経った「ポケモンGO」。一時の熱狂的なブームは落ち着いたが、「どんなレアなポケモンを集めた?」という会話が日常的になされるなど、早くも生活の一部になった感もある。いち早くブームに乗ったアキバのショップでは、ポケモンGO関連の商戦が活気を帯びていた。どのような商品が売れているのか、取材した。
ポケモンGO専用機としてiPhone 5sの中古品が好まれる
ポケモンGO効果で売れているものの1つが中古スマホだ。中古スマホを取り扱うイオシス アキバ路地裏店の植田文弥氏は、「ポケモンGOをプレーするための中古スマホを買い求める客が増えた」と語る。
ポケモンGOで中古スマホの購買が増えた理由として、「普段使っているAndroidスマホが対応機種外だった」ということが挙げられる。iPhoneは、iOS 8以上を搭載したiPhone 5以降の端末ならまず問題なくプレーできるのに対し、AndroidスマホはOSのバージョンがAndroid 4.4以上であることや、内蔵メモリーが2GB以上など、動作環境が意外とシビア。「手持ちのスマホでは遊べなかったので、ポケモンGOをプレーするための端末が欲しい」と駆け込む客が多いのだ。
よく売れているのが、中古品が2万6800円前後で購入できるアップルの「iPhone 5s」(NTTドコモ版)だ。「多くのAndroidスマホよりも小型軽量で持ち歩きやすい点が、歩き回りながらプレーするポケモンGOに向くと考える客が多いようだ。OSやアプリの安定性を重視する客にも選ばれている」という。ポケモンGO以外にもiPhoneにしかないアプリを楽しみたい…という点も、あえてAndroidではなくiPhoneを選ぶ動きになっているとみられる。
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