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カジヤマ シオリ(@Kindermeer )
元女性アシスタントディレクター。 心は広島とオランダにおいてきぼりですが、名古屋市民です。 いちにんまえのトラベルライター目指し、日々これまでの旅行経験や映画や洋楽、西洋美術や海外ドラマなどについての記事を更新してます。 ネタになるだけ、今までの経験は無駄じゃない!
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2016年04月23日

新・三バカ大将 ザ・ムービー/私は、本家の三バカ大将を知らない。


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今日見た映画について、ご紹介。
最近、おうちに引きこもりがちなので、DVD鑑賞ばかりです…
しかもコメディとか多い。

今日は、 新・三バカ大将ザ・ムービー を鑑賞しました!!!




簡単かつネタバレになりそうにないあらすじ。

孤児院の前に捨てられ、そのまま孤児院で育てられたモー、ラリー、カーリー。引き取り手が現れないのでそのまま孤児院で大人になるが、相変わらずの問題児。そんな中、財政難により、30日以内に83万ドル以上集めないと孤児院が潰されるということに。それを聞いた3人は、83万ドルを集めるために街へと向かう…

というものです。

どうやら、この3バカ大将というのは、元となるトリオがいたらしい…
ということで、ちょこっと調べてみました。

三ばか大将とは、ちょうどテレビが普及しはじめた東京オリンピック(1964年)前後の時期に日本で放送されていた、外国のコメディドラマ(短編映画)です。
もともとは1930年代からアメリカで人気を博していたもので、本国ではとても有名。
主にモー、ラリー、カーリーの3人組が巻き起こす、ドタバタコメディ。

主に、と言いましたが、このトリオ活動は1975年まで続いていて、その50年近い間でメンバーチェンジが幾度となく行われているのです。ボードビリアンの友人テッドと実兄シェンプと共に前身トリオを作ったのがモーで、その後ラリーが加入。人間関係とか出世とかの理由でシェンプがいなくなり、テッドの実弟カーリーが穴埋めに加入。1933年には、あのフレッド・アステアの映画デビュー作「ダンシング・レディ」に、4人は出演。1934年にコロンビア映画と契約を結びます。その頃にはテッドは脱退していた模様。テッド脱退後のラリー、モー、カーリー3人組が、最も有名な顔ぶれとして知られています。今回紹介する映画も、この3人がモデルになっています。

この3人のコメディスタイルは、ドタバタコメディ。カーリーがひたすらおとぼけ。ギャグ連発。そこにモーがビンタや目突きの暴力でツッコミ、ラリーは二人の間でおろおろ、とばっちりというのが主なスタイル。すっごく暴力的…でも、カーリーが何かしらしくじるので、その被害を受けるのはモーという構図。サイレントの時期はもちろんですが、トーキーに移っても人気は相当のものだったそう。1947年までに97本の映画を生み出したという。

ほんとはこの本家を見てみたいのですが、
「ダンシング・レディ」くらいしか見れない…
マルクス兄弟シリーズみたいに近所でDVDがおいてあると嬉しいんですが。
この映画を見たら、絶対本家がどんな感じだったか気になりますよ。「新・三バカ大将ザ・ムービー」においては、もし現代で活躍していたら…という想像がたっぷり含まれていますから。

んで、印象的だったカーリーのキャラ。
実は、脚に障害があったり、セリフ覚えが悪くてとっさにアドリブばかり繰り出していたそう。
これが当時のファンに大いに受けていたんだとか。
明らかにリアクションや声色がほかの2人とは違うし、動きもコミカル。
このカーリーの動きは、映画やアニメに影響を大いに与えているようです。
古き良きミュージカル映画が好きな人ならわかる例を紹介しましょう。

「雨に唄えば」のコズモ(演:ドナルド・オコナー、主人公ドンの親友)が「Make Em Laugh」という曲のダンスで、
カーリーの独特な動き(床に寝そべり、片足の側面をぴったり床につけて軸にして、ぐるぐる体を回転させる)を取り入れてます。

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感想(1件)




笑いながら、ひたすら地面で体をぐるぐるさせる。
あと、コズモのコミカルな動きの効果音とかも、なんか同じ匂いがします。

「Make Em Laugh」、大好きなんですよね。
底抜けに明るくて、ほんとに笑顔になるのです。
そこだけYoutubeで見たりして。
この脚をぐるぐるさせるシーン、とても印象に残っていました。
ルーツはこれだったのか!!意外でした。
というかドナルド・オコナーという俳優が大好きです。ジーン・ケリーと並ぶととても3枚目さが際立っていますが、こういう顔というか雰囲気の男性が好きです。華奢な感じとか。コミカルな動きも、表情のあやつりかたも、ただ上手いだけじゃない、歌での表現の仕方も。なんというか、準主役のミュージカル俳優としてはとても完璧だと思うんですよね。彼がコミカルな演技をすることで、ほんとに主役が際立ちます。ほんと「雨に唄えば」大好きです。何度もみてます。誰か語りましょう。ジーン・ケリーも好きな俳優の一人ですが、ドナルド・オコナーはもっと好きです。というかロンドンでミュージカル見たほどのフランク・シナトラも、フレッド・アステアも…

…おっと。
だいぶお話しがそれてしまいました。
戻します。必死で戻します。

カーリーに限らず、この3人組自体がいろんなところに影響を与えているそうで(パイ投げとか)
「新・三バカ大将ザ・ムービー」はとてもはちゃめちゃです。なんでこんなことになるんだ?とか、ひたすらドタバタしてます。
でも、結局はみんな幸せなんだよなあ。

あ、とても暴力的なシーンが多いです。
戦争とか任侠ものではないので、そんな人がたくさん死んだり流血しまくったりというのはないですが、本家をならって、目つぶし鼻つぶしビンタ、ラリーの髪引きちぎりなどの暴力的ギャグが満載です。ストーリーは特別目新しさはありませんが、3バカ大将のキャラが非常に際立つ作品となっています。
あ、ウィキペディアとかに掲載されている写真との比較になりますが、「新・三バカ大将ザ・ムービー」、見た目だけであれば本家を忠実に再現できてると思います。俳優さんもかなり役作りがんばってるなって感じです。カーリーなんか、あの恰幅のいい見た目もさることながら、コミカルな動きや声の調子はカーリーが独自で生み出したものですし。難しかっただろうな。

子どもがマネするのを避けられないシーンが満載なのですが、
最後に、制作スタッフによる「マネしないでね」映像が入っています。
これは映画の中だから安全にできてることで、実世界でやったらトラブル免れられないぞ!というものです。
普通にまねしちゃうよなあこれ。
これ、今ゴールデンタイムでテレビで流したら確実にみんな学校でやっちゃうよ。
本家のやつが昔日本のテレビで放送されていて、しかも子どもたちに大人気だったということなので、大丈夫だったのかとついつい…

途中かなり脱線しましたが、こんな感じの映画でした。
3分の1くらい「雨に唄えば」というかドナルド・オコナーのことだったじゃないか。何やってんの。



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