妄想が膨らむ限り書き続けます。
でわ、2話スタートです。
〜出会い系で出会った女性は綺麗だった〜
博美との待ち合わせの時間は19時。
10分前には到着したおれは近くの喫煙席でタバコを吸っていた。
まだそれらしい人は見当たらない。お互いに服装などは伝えてある。博美は仕事終わりらしいのでスーツで来るようだ。
待ち合わせの時間から5分過ぎた。まだ来ない。多少は遅れるだろうとは思っていたのでもう少し待ってみることにした。
もう30分が経った。これはやはりサクラだったのだろうか、と思いその場を離れようとした時だった。
急いでこちらに向かってくる1人の女性を見つけた。
博美だった。
会って早々に物凄い勢いで謝られた。仕事が思ったより長引いてしまったこと。連絡しようとしたらスマホの充電が切れてしまったこと。
全然気にしてないわけではないが、博美を見たらそんなことどうでもよくなった。
というのも、滅茶苦茶綺麗な人だったのだ。例えでいうと井川遥っぽい感じの人。
それでいて、Dカップくらいはありそうな胸でスタイルもいい。
自分の中では冷静を装っていたが、正直かなりドキドキしていた。なんでこんな人が出会い系をしているのか不思議なくらいだった。
何はともあれ博美に会うことができたので、早速ご飯に行くことにした。
待ち合わせた場所はわりとお店が並んでいたので、雰囲気の良さそうな居酒屋に入ることにした。
客はぼちぼちいるようだ。おれたちはカウンターに通された。
席に着くなりお互いビールを頼んで乾杯をした。
こんな綺麗な人と飲めるなんて二度とないだろうと思いながら、おれは博美との時間を楽しんでいた。
博美はお酒は好きだがあまり強くないらしい。そのせいもあってか、お酒が進むにつれて少し顔が赤くなってきた。それがまた可愛らしいのだ。
2人ともいい感じに酔ってきたので、色々聞いてみようとしたら、博美のほうから話してくれた。
博美も独身で昔は付き合ってた人もいたらしいが、あまり男運はよくなかったようだ。その他にも理由はあるみたいだかそれもあって未だに結婚まで至っていないらしい。
サイトを使っていたのもおれと同じような感じだった。変な輩が多いので滅多にはしないが、たまたまおれを見つけてくれたみたいだったので、嬉しくて少しにやけてしまった。
2時間ほど経ってお腹も満たされたので居酒屋をでることにした。このまま解散してもよかったのだが、博美がもう少し飲みたいと言ってきたので、どこか飲める場所を探すことにした。
歩いていると博美の手がおれの手に少し当たったので、酔った勢いで手を繋いだ。嫌がられるかと思って博美を見てみると少し照れくさそうにしていた。
それがまた可愛くてドキッとしてしまった。
そのまま飲み屋を探しているといくつかのホテルを見つけてしまった。博美も気づいた様子だ。
おれはもう我慢できそうにない。思いきってホテルへ誘った。
博美はまた照れくさそうにしながら小さく頷いた。
おれたちはそのままホテルへと入っていくことにした。
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