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ハイネ
ハイネです。36歳、年下夫とともに、2歳の男の子を育てるワーキングママです。 医療職に就いてますが、家事・育児の両立でヘトヘトでも、幸せ&充実した毎日を送っています! 宜しくお願い致します!!

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2019年04月11日

『長男を失うかもしれない〜その2〜』

皆様、読んでくださり、ありがとうございます!

『長男を失うかもしれない〜その1〜』から続きます。

私はこの時、4日に長男がかかりつけの小児科で花粉症の疑いと鼻水の症状でアレルギー検査(血液検査)しに行った時に、主治医から、

『首のリンパが腫れてるね。風邪だからだね』と言われたのを思い出しました。


私「そうだ!4日に首のリンパが腫れてる、と、言われたじゃない!それだよ、きっと!」


私は長男の首にシコリ、という言葉を聞いてから一気に血の気が引き、寒気がして不安が駆け巡りました。
だから悪い方向に考えたくなくて、【長男は癌じゃない】と勝手な解釈で結びつけて、自分自身の言葉で自身を安心させようと必死でした。


こんな時、夫なら、『そうか。そうだったか。じゃあいいか』と言うのに、


夫『いや、何か違う気がする…。結構大きい感じがする。お前も触ってみろよ!しかも両方にある!』


その夫の慌て様に、怖くて私自身がおかしくなりそうでした。


ぐっすり眠る長男。
両首にそっと触れても全く起きない。
確かにあった。グリグリしたシコリ。


“ 何で?何でシコリがあるの?嘘でしょ? ”


夫『明日(4/10)、小児科に朝一番で行こう!今すぐネットで予約しろ!』


私「え、でも……」


実は、4日に行なった血液検査の結果が11日に出るので、11日の朝に受診予約を既にとっていました。


夫『そんなの関係ない!11日まで待ってられるか!いいから明日(4/10)に予約とれ!』


かかりつけの小児科はネット予約できる便利な小児科。
でも診察担当医カレンダーを見ると、かかりつけの医者が4/10はお休みで違う医者でした。



夫『(4/10は)主治医が休みなのか……でも、この際主治医じゃなくてもいいよ!明日診てもらおう!』


私「分かった…!」


そこまで夫が言うなんて。。
いつも私に任せっきりなのに……
逆にそれが怖かった。
長男が大きな病気な気がして……


4/10の9:00に予約がとれた。
さっきの眠気が一気に吹っ飛び、不安で目が冴えまくった。
予約した9時まで、ものすごく長く感じました。


寒気と不安が収まらずスヤスヤ眠る次男を撫でながら、長男との今までの事を思い出していました。



何故か長男を怒ったり冷たく注意した事ばっかり思い出してしまう。

“ 何であの時、あんな風に怒っちゃったの…… ”
その時の長男の泣き顔を思い出して布団の中で泣けた。


怖い……もし長男が癌だったら、私どうすればいいの
どうやって生きていけばいいの


この時の私、本当に最悪な事ばっかり考えて考えて考えまくって絶望しかありませんでした。


考えたら、長男がいない人生がゾッとした
考えたくないのに悪い方ばかり………
長男がいない人生に私は生きているのか?
そんな事ばかり考えていました。


又、検索魔となり、
【3歳 首の付け根 シコリ】
など検索しまくっていた。


【ウィルスが感染するのを防御してくれる】
【誰にでもシコリはある】
など、何が正しくて何が長男に当てはまるのかなんて分からなくて、そして【悪性リンパ腫】
【小児ガン】などの言葉で、検索するのをやめた


“ 長男は大丈夫に決まってる!絶対に大丈夫!主治医が4日にリンパ腫れてるね、って言ったんだから、それがまだ腫れてるだけ!未だに鼻水すごいし!きっとそうだ!”


夫が、
『(不安な)気持ちは分かるがもう寝ろ』
と、私の検索してるスマホの光が漏れて眩しくて眠れないみたいだった



9時に小児科に着き、すぐ呼ばれて診察室へ。
問診票を見た医師は、

先生『あー、この事だね。だけどいくつもあるね』


触診して先生は落ち着いて話す。
夫と私、いくつも?!


私「先生…!そのシコリは何でしょうか?!うちの息子、癌ですか?!」


先生『癌?!癌ではないです^^;先日やってもらった血液検査からも分かる様に、白血球とかも全く問題ないし原因不明の熱が続いてたわけでもなく、貧血もないし、だるいとかそういうのもないし…』


と先生が話してる時に、長男が、

長男『先生、今日、お外に雨降ってたんだよー!』

と手を大きく使って元気いっぱい話しかけた。

先生は笑って、

先生『そうか!寒かったよね(^-^)風邪ひかないでね(^-^)これだけ元気があれば、まずあり得ませんから(^-^)』


先生の言葉でどれだけ安心したか……
私はしきりに立ってありがとうございます、と頭下げた憶えがあります。
今思うと恥ずかしい(笑)


それだけ安心したし長男を助けてもらえた気がして。



でも、まだ問題は待っていた。



先生『でも、ですね、アレルギー検査で結果が出たのですが、花粉症ですね、やはり。
樹木花粉と言って、長男くんの場合は、スギがクラス4、ヒノキやダニ、ハウスダストがクラス2、と出ました。
念の為、犬や猫もやりましたがこれはゼロで問題なかったですが』



私は愕然としました。
やっぱり花粉症だったか…
だからこんなに掻きむしってたのか(´・_・`)



先生『お母さん、落ち込まないでください。原因が分かってよかったじゃないですか(^-^)
スギは終わったしヒノキ真っ最中ですが、徐々に長男くんの症状も落ち着いてきますし、はっきり言ってそこまで酷い方ではないですから(^-^)
処方したお薬、使ってください(^-^)』


そうだ。原因が分かってよかったんだ。
花粉の時期が終われば掻いたりしなくなる。勿論、毎日お肌の手入れ気を付けるけどかなり安心した。



何よりもシコリが安心した。
先生に診てもらって本当に良かった。。。



いつ、なんどき、何が起こるか、何があるか分からない。



突然事故に遭うかもしれないし、突然病気を発症するかもしれない。
本当、何があるか分からない。


だからこそ、1日1日、1分1秒大切に生きていきたい、と思いました。


昨夜の長男を失うかもしれない、という絶望から一転。だけど、よかった、安心した、だけではなく、子供達との触れ合いも悔いなく大事に大事に育てていこう、と改めて思いました。



この出来事がなければ、きっとこの日常が当たり前と感じて、長男には優しくできなかったり、次男ばっかりになったり、イライラしちゃったり、『何であの時もっとこうしなかったんだろう…』と思ってたかもしれない。



生きていると、悩みが沢山出てきて、どん底に落ちたり、嬉しい事があると素直に喜んで、泣いたり、笑ったり、でも一つ一つ無駄じゃないんだな、って思います。



あの夜中の不安だった気持ち、絶望感、全て意味があった。



4/11は振替で保育園行かせました(笑)
長男は喜んで皆や先生の所へ行きました。
振り向いて私の方を見て、

長男『ママー!バイバーーイ!』と手を振ってくれる。


今までは当たり前だった長男の行動。
今日は違った。
その長男のバイバイが、幸せで、嬉しくて、泣きそうになってしまいました。


次男と一緒に帰り、さぁ!!
今から大掃除です!
まめに掃除してるつもりですが、ハウスダストやダニ(いないと信じたい(笑))、レイコップで吸い上げてやるわ!


昨日のランチ↓

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昨日の夕飯↓

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今日の夫のお弁当↓

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