車のパーツの中で「タイコ」という名称がついている部分があるのをご存知でしょうか。タイコというと、なんだか音が鳴るパーツを想像してしまいます。そこで今回は、タイコが車のどのパーツのことを指していて、どんな役割や効果があるのかよく知らないという方のために、その役割や効果について紹介します。
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車のタイコとは?
車のタイコとは、車の排気系パーツの一つで、一般的にはマフラー、サイレンサー、消音器とも言われる部品のことを指しています。タイコという名称の由来ですが、その形状(太い円筒)が太鼓に似ているからということがよく言われます。しかし、はっきりとした証拠は無いため、それが事実かどうかはいまのところはっきりしていません。
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車のタイコの役割と効果について
車のタイコの役割は主に二つありますが、もっとも大きな役割はサイレンサーとして排気音を抑えることです。エンジンから排出される排気ガスは、高温、高圧になっているため、そのまま外気に排出すると急激に膨張し、それに伴って大音量を発してしまいます。タイコは内部が細かく仕切られており、その中で排気ガスの温度や圧力を段階的に下げていくことで音の発生を抑える効果があります。もう一つの役割は、排気効率を最適なものにすることです。この役割は、タイコだけで担っているわけではなく、エキマニ、触媒、エキパイといった排気系部品全体が関係していますが、タイコも重要な役割を果たしています。
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タイコが無いとどうなるのか
タイコを外してしまうと車は、大音量の排気音を発しながら走ることになります。車の騒音規制は年々厳しくなってきています。そのような中でタイコが無い状態で車を走らせると、法令違反で捕まる可能性もあるので注意しましょう。また、排気効率が悪くなり、低速・低回転時の加速が非常に悪くなってしまいます。
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