現在の車載オーディオの音質の向上には目を見張る進化があります。カーナビゲーションシステムに搭載されるオーディオ機能も同様です。しかし、実際に車内で聴く音楽の音質に満足しているでしょうか?カーオーディオをアップグレードする際にはどのようなことに気を配るべきなのでしょうか? そこで今回は、カーオーディオとスピーカーの相性と選び方について解説します。
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カーオーディオとスピーカーに相性はあるのか?
カーオーディオとスピーカーに相性と言うのは少々語弊があります。オーディオ本体(カーナビゲーションシステム)のスペックをフルに引き出す、そのためにバランスの良いスピーカーを組み合わせるべきでしょう。また、限られた取付スペースを補うためにオーディオ本体に搭載されるDSPデジタルサラウンドプロセッサー)を活用することもおすすめします。DSPは、音場や定位、サラウンド効果などをデジタル処理することで、最適なリスニング環境が得られるようにするための機能です。
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カーオーディオ本体(ナビゲーションシステム)を交換する場合
純正システムで構成されたカーオーディオシステムは室内空間とボディ構造のバランスを基本的に考慮されており、質の高い本体をインストールしても、そのままでは思ったような効果が得られない場合があります。どのようなソース(DVD/CD/MP3/ハイレゾ)を再生するのか、どれくらいの音量で聞くのかなど、総合的に判断して選ぶ必要があります。
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音にこだわる人のスピーカーの選び方とは
まず、ひとつのスピーカーで全域を再生するフルレンジスピーカーが装着されている場合は、スピーカーを交換することをおすすめします。予算に応じて、2way(ウーハー:低音域用+ツイーター:高音域用)、3way(ウーハー+ツイーター+スコーカー:中音域用)など、広い音域をクリアに再生できるスピーカーへ交換します。カーオーディオの出力や再生するソースの音域にマッチしたスピーカーを選ぶことが重要です。特に最近注目されている高解像度のハイレゾ音源を再生する場合は、より再生音域の広いスピーカーを選ぶと良いでしょう。また、カーオーディオ(カーナビゲーションシステム)とスピーカーを同時に選ぶ際は、専門店に出向き、実際の組み合わせで音を再生してみることをおすすめします。その際に実際に自分が普段聴き音楽のソースを持参すると良いでしょう。DSPの効果もありますが、聴く音楽がJ-POPなのか、クラシックなのか、ダンスミュージックなのか、女性ボーカルなのかなど、実機で聴くと音の特徴と相性がわかりやすくなります。その上で、しっかりした装着が重要となります。ぜひ、専門店のプロに相談しながら、納得のいく相性の良いカーオーディオとスピーカーを選んでください。
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