オーディオ機器は車の快適装備の中でも、ストレスを発散したり、好きな音楽を聴きながらドライブを楽しんだりと、エアコンに次いで重要なアイテムかもしれません。音響特性に重視したモデルには、9スピーカーやら12スピーカーなどたくさんのスピーカーが搭載された車両もあります。では、左右のステレオサウンドを再生する上でセンタースピーカーの役割にはどういった効果があるのでしょうか?そこで今回は、車載用のセンタースピーカーの必要性・役割について解説します。
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センタースピーカーとはそもそも何?
「センタースピーカー」とはその名の通り、左右のスピーカーの真ん中に設置されるスピーカーのことです。取付ける位置は主にダッシュボード上となります。通常は右スピーカー(右ch)と左スピーカー(左ch)で再生されるステレオ音源に、さらに1ch加えた形で音を鳴らします。
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センタースピーカーを設置することでどんなメリットがある?
センタースピーカーは5.1chのサラウンド対応の音楽や映画を再生する際に使う、臨場感を得るための補助的な役割を果たします。ソースによっては解説だったり、ボーカルトラックだったりと、音の左右や奥行きなどの音像定位をリアルに再生するために必要なスピーカーです。通常は5.1chのソースを適切に再現するためのスピーカーであり、通常のCDやFMラジオではその効果は得られません。そもそも5.1chとは左右+前後+センター+低音(0.1ch)で構成されるサラウンドシステムです。リヤスピーカーから音を出さない場合は、左右+センターで3.1chサラウンド再生となります。
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既にスピーカーを設置している車に、さらにセンタースピーカーを設置するメリットはあるか?
前述の通り、カーナビゲーションシステムが5.1chに対応している機種であれば、サラウンド効果を再現するのであれば必要です。センタースピーカーを追加することで、臨場感豊かな本来の音楽や映像を楽しむことができます。その反対にカーナビゲーションシステムが5.1chに対応していない場合や、5.1ch対応の音源や映像ソフトを再生する必要がないのであれば、センタースピーカーは不要です。車内で高音質の音楽や映像を楽しむための高機能なカーナビゲーションシステムが増えています。中でも、大画面を設置しやすく、家族でロングドライブを楽しむようなミニバンの場合、映画館のような臨場感あふれるサラウンド効果が得られる5.1ch再生は魅力的な環境でしょう。5.1chが再生できるナビゲーションシステムや対応するソースがあっても、センタースピーカーがないと本来の映像や音楽を楽しむことはできません。5.1chに興味がある方は専門店などでプロにセンタースピーカーの設置を依頼してみてはいかがでしょうか。
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