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我が家の小中学生の男子たちに、たくさん本を読んでほしくて、日々探し求めています。漫画でもラノベでも、とにかく活字にふれてほしいと思います。楽しく読書量を積み上げていってほしいと思っています。
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    2017年01月07日

    放課後カルテ (BE LOVE KC) 日生 マユ (著)

    こんにちは、ひろこです
    小中学生の男子が読める本を
    日々探し求めています

    今回はコチラ

    放課後カルテ (BE LOVE KC) コミック
    日生 マユ (著)


    ◇小学校が舞台
    ◇主人公:保健室の先生(医師)
    ◇子どもたちの目線によりそってる




    既刊 1〜12巻。

    小学校が舞台。

    学校って楽しかったですか?
    先生のこと好きだった?
    遠足とか修学旅行って楽しかったですか?

    私は、小学校は苦痛でした。

    うちの子どもたちも、学校は頑張って行くところで
    行ったら頑張らなければいけない、という認識です。

    学校は行くものだから行くし、
    もちろん楽しいことだってあるけど、
    楽しいだけではないですよね。

    この作品は
    ただただ楽しい学校生活ではなくて
    こどもたちの、それぞれの苦手意識によりそっている。

    子どもたちの目線で物語が進むので
    読み手が当事者(子供や保護者)でも 押しつけがましくなくていい。




    登場人物の児童たちは それぞれ
    持病がある
    勉強が苦手
    運動が苦手
    行事が苦手
    人づきあいが苦手
    じっとしているのが苦手
    集中するのが苦手・・・

    などなど
    なにかしら 困り感があって、
    でも、本人も親も先生も
    理由がわからない。

    子ども自身の なまけや不注意、努力不足だと
    周囲に誤解され、子供や親がつらい思いをする・・・

    なんていう
    とても日常にありふれた
    やるせない気持ちを すくいあげてくれる作品。

    そして、一見 元気で明るい 普通の子だって
    なにかしら 悩みはあるんだということを
    すくいあげてくれる。




    この作品が教えてくれることは、
    そう見えなくても、知らなくても、
    それぞれに なにか心配事や困り感をかかえている可能性があるから・・・

    なにも知ろうとせずに
    あれこれ 指摘したりアドバイスしたり、
    そういうことは してはいけないんだな・・・ って痛感しました。

    知らないという恐ろしさ。

    何もかもは知ることはできないから、
    なにか事情があるのかもしれないと
    こどもたちには 常に常に寄り添いたいなって思います。

    こういうお話って、
    押しつけがましい作品が多くて、
    そういうのって
    しんどくて読みたくなくなるの。

    でも、『放課後カルテ』は、
    ふつうに面白い漫画で、楽しく読める。

    小学生、中学生の男子が
    「続き読みたい」って言う
    貴重な作品です(^^)

    そして、保護者にもよりそってくれている。
    子どもだけの味方じゃない。
    親にもよりそってくれているの(T.T)

    絶賛育児中の私にとって神作品です。



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