小中学生の男子が読める本を
日々探し求めています
我が家の中学生は今、異世界転生のラノベにハマっています。
小学校高学年の子には科学や歴史系をよく選んでいます。
そして小学校低学年の子は音読が苦手。
まずは、たくさんの絵本を読んであげて語彙を増やしてあげようと思っています。
さてさて
夏休みも終盤を迎え
宿題に追われている頃でしょうか・・・
母親は巻き込まれてしまうので
大変ですね(><)
今回紹介する本はコチラ
もうひとつのワンダー
単行本 – 2017/7/20
R・J・パラシオ (著), 中井はるの (翻訳)
◇主人公 前作『ワンダー』で主人公に意地悪だった同級生・他
『ワンダー』のスピンオフ作品。
『ワンダー』で、主人公のオギーにとても意地悪だった彼。
『もうひとつのワンダー』では、その意地悪なジュリアンの主観で語られます。
『ワンダー』はすごく素晴らしい作品で、オギーの頑張りに共感し感動しました。
一方で、後半登場しなかったジュリアンのことが心配でした・・・
オギーを痛烈にいじめた彼が
その罰として 半ば強制的に転校することを余儀なくされるわけですが・・・
もちろん虐めの中心にいた彼が悪いけど、
『ワンダー』の後半オギーと親しくなった子どもたちのほとんどは
ジュリアンと一緒になって意地悪してたわけだし。
手のひら返したようにジュリアンを冷ややかに見る彼ら。
そして物語から退場したジュリアン・・・
胸が痛い(T.T)
(ハリポタのマルフォイみたいな扱い・・・)
悪は悪。悪い子は悪い子。
責め立ててつるし上げてOK、みたいな
そういうのが、児童書としてどうなのかなって
思ってしまうわけです。
なのでなので!!!
ジュリアンの物語が読めると知ったとき
本当にうれしかった!!!
そして
読んだ感想。
素晴らしい!!!!!
『ワンダー』『もうひとつのワンダー』
ペアで読むと感動も倍増!!!
何人もの登場人物の一人称で
ほぼ時系列で語られていく物語。
それぞれの立場、状況、性格、考え方・・・
そうか、そっちから見たらそう感じたのね、とか
本当に多面的に物語を読めて、深く考えさせられます。
ジュリアンも
ジュリアンのお母さんも
そちら側の事情を知れば
あぁ、そうだったのか・・・
と感じるところもあります。
ただただ責めても
なにもならない。
『ワンダー』の最後に
ジュリアンのお父さんが訴訟を取り下げたことが
サラッと書かれてたように記憶してますが
まさかその裏に
こんなドラマがあったとは。。。
『もうひとつのワンダー』感動的なエピソードはたくさんありますが
多くの人は、ジュリアンのおばあさんの子どもの頃の話と
そこから学んだジュリアンの想いに触れ
感銘を受けられるのではないでしょうか。
『もうひとつのワンダー』
ジュリアンの物語はもちろん、
オギーの幼馴染のクリストファー
優等生のシャーロットのことも語られます。
オギーの知らないところで
いろいろなことが起こってたんだ・・・
シャーロットの物語では、オギーの親友のサマーが登場します。
オギーの知らないところでサマーにもドラマがあった。
オギーの物語では、オギーが中心だったけど
それぞれに物語がある。
心優しいクリストファーにも悩みはあるし、
優等生のシャーロットも人間関係の難しさを抱えてる。
これは・・・
本当に
すべての子どもたちに読んでほしい物語です!!!
そして、うちの子どもたちは
読んでないという〜
読んでほしいんだけど・・・
どうしてもまじめな本に見えるんだよね・・・
押しつけがましい
道徳的な物語に思えて
うざく感じるのかな・・・
あまり「読め読め」言うと逆効果だしね・・・
字も大きいし、
同じ年頃の男子だし、
中2・小6の息子たちに
読んでほしいなぁ・・・(><)
子どもたちが読んだ本を紹介するブログですが、
今回は読んでない本を紹介しました(^^;)
☆ ☆ ☆
先日ネットでひとめぼれした
ピアスを
たまっていたポイントでポチしました。
ベージュ×ブラックを買いました(^^)
大満足!!
ピアスの横にあるのは
お友達が
本好きの私のために作ってくれた
ブックマーカーです・・・
読み途中の本が、本棚やカバンの中で
ファッショナブルに待っててくれます(^^)
なんとなくこれにリンクしてるピアスだなぁと思いました♪
幸せ♪
読んでくださってありがとうございました(^^)
(^^)
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