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2022年06月22日

(転載)元小結、松鳳山が引退 名古屋場所で幕下陥落濃厚に

日本相撲協会は22日、小結経験のある十両・松鳳山(38)=本名・松谷裕也、福岡県出身、放駒部屋=から引退届が提出され、受理したと発表した。


関取最年長の松鳳山は東十両12枚目だった夏場所で3勝12敗と負け越し、名古屋場所(7月10日初日・ドルフィンズアリーナ)で2011年5月の技量審査場所以来となる幕下に陥落することが濃厚だった。



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 松鳳山は駒大から元大関・若嶋津が師匠の松ケ根部屋(当時)に入門し、06年春場所で初土俵を踏んだ。動きの良さを生かした押し相撲で13年初場所では新小結に昇進した。






 10年には野球賭博に関与したとして2場所の出場停止処分を受けたこともあった。




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★あー−−−−−−−−−−−−−−松鳳山も引退かぁー−−−−−−−−−−−−−−−−

40歳まで関取で頑張ってほしかったけど先場所の松鳳山、気力がなくなったのかな?

それともケガか・・・・・・・・それにしても残念です。★




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(転載)大相撲名古屋場所の開催知らせる御免札お目見え 担当部長の出羽海親方「1回でも多く満員御礼が出るように」

大相撲名古屋場所(7月10日初日、中日新聞社共催)の開催を知らせる御免札が22日、会場となる名古屋市中区のドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)そばの名古屋城東門近くに立てられた。


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 江戸時代、幕府の認可で興行した名残で「蒙御免(ごめんこうむる)」と書かれた約4メートルの木札がお目見えした。
名古屋場所担当部長の出羽海親方(元幕内小城ノ花)をはじめ、同場所担当の岩友(元幕内木村山)、熊ケ谷(元幕内玉飛鳥)、千賀ノ浦(元幕内里山)、待乳山(元幕内武州山)の各親方が立ち合った。


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 今年の名古屋場所は入場者数に関しては上限がなく、通常開催となる。
すでに先週には千秋楽のチケットが完売しており、出羽海親方は「1回でも多く満員御礼が出るようにやっていきたい」と話した。
また、「照ノ富士が横綱になって初めての名古屋場所。
その横綱に対し、若手の三役力士などがどうやって向かっていくか、楽しみです」と場所が大いに盛り上がることを期待した。


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2022年06月21日

(転載)“出不精”大関・御嶽海が出稽古解禁も…いまだ部屋から出ず問われる本気度

20日、大関貴景勝(25)が追手風部屋に出稽古に赴いた。




 大栄翔や居合わせた陸奥部屋の霧馬山などと計30番。
新型コロナの影響で2年と3カ月ぶりに解禁となった出稽古に、本人も満足そうだった。



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御嶽海の「原点」を2人の歴代指導者が語る 勝負根性と驚異の身体能力

 7月場所でカド番を迎える同じ大関の正代(30)は、出稽古先として人気のある時津風部屋所属。
自分から赴かなくとも、高安や錦木など、やってくる幕内力士を相手に相撲を取っている。




 そんな中、再開された出稽古に「我関せず」なのが御嶽海(29)だ。大関2場所目の先場所は6勝9敗に終わり、早くも角番。それでも出稽古に行く気配すらない。

 親方のひとりは「一体、何を考えているのか……」とクビをひねりながら、こう続ける。





「所属する出羽海部屋は他に関取がおらず、近隣の春日野部屋への出稽古が恒例だった。
しかし、それもコロナでかなわず、様々な力士と稽古が出来る巡業も中止。
本人も『調整が難しい。出稽古を再開してほしい』と話していたんだけどねえ。




首に不安を抱えながらも強くなろうと努力する貴景勝とは大違い。
今の若い世代、特に御嶽海のような学生相撲出身力士にとって、出稽古は『本場所直前の最終調整』の面が強いから、時期尚早だと思っているのか。
名古屋場所は師匠の出羽海親方(元幕内小城ノ花)が担当部長で、故郷の長野県からは大勢の応援団が来る。
彼らに恥をかかせることにならなきゃいいけど……」





 御嶽海は大関昇進を確実にした1月場所の優勝インタビューで、「皆さん、注目して見てください」と高らかに宣言。その舌の根も乾かぬうちに……では、口先だけかと思われても仕方ない。




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2022年06月19日

(転載)名横綱・雲龍たたえる相撲大会が終了 元琴奨菊「プロを目指すきっかけに」

江戸時代の名横綱・雲龍久吉(1822〜90)の出身地、福岡県柳川市で開かれてきた「第10代横綱雲龍顕彰記念少年相撲大会」が30年超の歴史に幕を閉じる。
審判や指導者の高齢化で大会運営が難しくなり、実行委員会が終了を決めた。
過去2年はコロナ禍で中止していた。





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 雲龍は江戸時代、柳川藩のお抱え力士として活躍、横綱の土俵入り「雲竜型」を生み出した。
大会は出身地の同市大和町で1988年に始まった。毎年11月に開かれ、県内外の小学生が参加してきた。




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 同市出身の元大関琴奨菊の秀ノ山親方も小学4年から出場し、5、6年時は個人戦で優勝した。
秀ノ山親方は毎年、九州場所前に大会会場を訪問。子どもたちに稽古をつけ、賞品を提供してきた。
「大会終了は残念の一言。小学生のとき、同級生と大会に向けて稽古に励んだのが、いい思い出です」と秀ノ山親方。

「会場で現役力士に胸を借りたことが、プロを目指すきっかけになった。
長く運営を支えてくださった方々には感謝でいっぱい」と惜しむ。
親方と親交のある金子健次市長は「横綱と大関を生んだ地として、今後は違った形で地域の相撲振興への道を探りたい」と話す。



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(転載)高安 出稽古4部屋目の荒汐部屋で充実申し合い12番「みんな強いから楽しいですね」

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大相撲の幕内・高安(32=田子ノ浦部屋)が18日、関脇・阿炎(28=錣山部屋)らと荒汐部屋へ出稽古し、計12番の申し合いを行った。







 6日に解禁されてから追手風、時津風、佐渡ケ嶽と“行脚”して、この日で4部屋目。春場所の優勝決定戦を争った関脇・若隆景らと汗を流し「みんな強いから楽しいですね。






いろいろな力士と肌を合わせて得るものもたくさんあります」と充実の稽古で名古屋場所(7月10日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)へ手応えを得た様子だった。




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2022年06月17日

(転載)炎鵬「師匠引退に花を」 名古屋場所へ稽古に熱 宮城野親方が8月定年

大相撲の十両炎鵬(27)=金沢市出身、宮城野部屋、金沢学院大OB=は、特別な思いをもって、7月10日初日の名古屋場所(愛知・ドルフィンズアリーナ)に臨む。
炎鵬にとって「父親のような存在」という宮城野親方(元幕内竹葉山)が、8月に定年退職を控え、師匠として最後の場所になるためだ。
入門時から師匠の言葉を道しるべに稽古に励んだ小兵は「最後に花を添えたい」と闘志を燃やす。


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 「炎鵬、大丈夫か」。
16日、東京・墨田区の宮城野部屋で行われた朝稽古。
先場所に痛めた左足首に巻いたサポーターを見て間垣親方(元横綱白鵬)が声を掛けると、炎鵬は「はい」とうなずき、申し合い稽古に臨んだ。





 幕下相手に14番取って全勝。
懐に素早く入ったり、投げを打ったりと業師ぶりを見せつけた。
炎鵬は左足首について「経過は順調。思ったより早く相撲が取れるようになった」と明るく語る。
幕下以下の力士には時折厳しい言葉を浴びせる宮城野親方も、炎鵬に対しては言葉を発さずに見守り、信頼の厚さをにじませた。


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 宮城野親方は8月に65歳となり、定年退職するため、部屋が持てなくなる。
部屋は間垣親方が継承する見通しだ。

  ●「前に出ろ」原動力に

 炎鵬が史上最速タイで前相撲から関取に出世を果たした原動力は、宮城野親方の言葉だった。
「前に出ろ」と厳しく言われ続け、立ち合いのスピードや果敢に攻め立てる相撲を磨いた。
師匠の言葉を愚直に守った炎鵬は「自分の番付が目に見えて上がっていくのが分かった」と振り返る。







 稽古中は緊張感を漂わせ、口数少ない宮城野親方も、稽古場を離れれば「優しい父親」だという。

 師匠について炎鵬は「とにかく酒が好きで飲んだら面白い」と話し、酒席では普段見られない姿が見られるのが楽しいよう。
1人で日本酒の一升瓶を余裕で空けるそうで「僕らは全然付いていけないので、早くつぶしてやろうと、どんどん飲ませてます」と笑う。






 そこにいるのが当たり前だった師匠と過ごす日々も残りわずか。
名古屋場所では、師匠の花道を飾る白星をなんとしても積み重ねたい。
炎鵬は「目標は15番勝つこと。1番も負けない」と高い目標を口にした。





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2022年06月16日

(転載)王鵬「やっぱり強いな」名古屋場所へ佐渡ケ嶽部屋に出稽古 母校先輩琴ノ若らと申し合い7勝10敗

 幕内の王鵬(22=大嶽)が16日、千葉・佐渡ケ嶽部屋に出稽古に訪れた。
名古屋場所(7月10日初日、ドルフィンズアリーナ)に向けた出稽古としては初めての参加。


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 同部屋には母校埼玉栄高の先輩の琴ノ若や、同級生の琴勝峰がいる。
本場所前に2人と一緒に熱のこもった稽古を見せ「負ける方が多いのは久しぶり。
やっぱり強いな」と場所前に実力者とぶつかる意義をかみしめていた。


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 関取衆の申し合いでは7勝10敗。
この日同じく出稽古に来ていた大関経験者の高安について「めちゃくちゃ重かったですね」と苦笑い。
これこそが出稽古の良さ。
「稽古はしたいですけど、できるなら部屋でやっていた方が楽。
でも、来なきゃいけないと思っています」。



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 返り入幕の5月の夏場所は6勝9敗とはねかえされたが、持ち味の押しは通用する手ごたえをつかんだ。
本場所で好調を維持するために「15日間トップギアで続けられるようにしないといけない」と、万全のコンディション作りに励む。


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2022年06月15日

(転載)大相撲夏場所総括〜激化する若い部屋持ち親方たちの戦い

大相撲夏場所後に誕生した新十両力士に、新たな潮流が浮かび上がっていた。

欧勝馬(鳴戸部屋)と豪ノ山(武隈部屋)はともにそれぞれの部屋で初の関取となった。

角界で「資格者」と呼ばれるように、十両に上がってやっと力士として??一人前?≠ニ見られるようになる。

それだけに本人にとっては格段の喜びであると同時に、部屋にとっても実入りが増えるなど単なる一力士の昇進以上の価値がある。

師匠同士の競い合いという点からも意義深い昇進劇だった。







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▽背負うハンディ
 特に欧勝馬の師匠、鳴戸親方(元大関琴欧洲)はブルガリア出身ということもあり、外国出身ゆえの大変さを乗り越えたというストーリーがある。



朝青龍や照ノ富士、逸ノ城のように近年は高校から日本に相撲留学した後で角界入りするパターンが増えているが、以前はスカウトされて来日し、いきなり相撲部屋に入るのが一般的だった。



母国でレスリングに打ち込んでいた鳴戸親方は先代の佐渡ケ嶽親方(元横綱琴桜)に見いだされ佐渡ケ嶽部屋に入門した。

言葉や生活習慣からまるっきり違う中で、まず力士として強くなることから一苦労で、鳴戸親方も昔はご飯に牛乳をかけて食べ、体づくりに励んだ逸話もある。



  大相撲には昔から「江戸の大関より故郷の三段目」という言葉があるように、力士は地元から熱心に応援される対象となってきた。

関取ともなれば当然、故郷で後援会が発足することもあるが、外国出身力士はそうはいかず、親方になってからも影響がある。

新弟子をスカウトする際に地元の人脈は強力な武器になるが、生まれ育った場所が日本にはないため、ハンディを背負っている形になる。 



規則上、現役を引退後に親方として日本相撲協会に残るには、日本国籍取得という条件があり、人生を変える決断を迫られる。

その上、現在は薄まっているが、外国出身者が部屋を持つこと自体が難しいとされる雰囲気があった。



海外から来て初めて師匠になったのは、米ハワイ出身の人気力士だった元関脇高見山の渡辺大五郎氏。

東関部屋を興すとき、「どうせ関取を育てられないだろう」などと陰口をたたかれたという。

渡辺氏がかつて「駄目みたいに言われたけど、自分で力士を育てるんだと強く思っていた」と語っていたように、並々ならぬ決意や行動力が必要になってくる。







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▽経済効果
 現在、外国出身者で、先代師匠からの継承によって部屋を持っている高砂親方(元関脇朝赤龍)や大島親方(元関脇旭天鵬)らと違い、鳴戸親方は佐渡ケ嶽部屋から独立した。



欧州出身初の師匠として最初は小所帯からスタートし、稽古ではまわし姿になって弟子に胸を出しながら強化。



一方で自らの手で弟子を増やす活動も怠るわけにはいかない。

鳴戸親方は以前からアマチュアの大会に細やかに顔を出したり、地方のイベントやあいさつ回りを欠かさなかったりして地道な努力を続けてきた。



今や東京スカイツリー近くに立てた立派な部屋の主となっている。 



 欧勝馬との巡り合わせも自らの活動が生きた。

ブルガリアの体育大学を中退して来日した親方は一時期、トレーニング方法や栄養学などを学ぶために日体大に編入していた。

その縁もあり日体大とパイプができ、在学中に学生横綱になったモンゴル出身の有望株の入門につながった。



2017年4月の部屋創設から5年での関取誕生に、鳴戸親方は「いろんな大変なことがあったけど良かった。

あんまりしんどいことは思い出したくないですね」と、ここまでの苦労をのみ込みながら感慨に浸った。 

 部屋全体にとって大きな節目で、経済的な効果も期待できる。



関取を輩出することで部屋の後援会からご祝儀が入るのはもちろん、通例だと昇進パーティーが盛大に開催され、力士によっては新たに後援会が発足する可能性もある。



また、お米や肉、野菜など普段の差し入れも増えたという部屋もある。

相撲協会からは関取を育てるごとに「養成奨励金」という名目の手当が場所ごとに支給され、弟子育成のインセンティブの一つとなっている。



  普段の稽古場も様子が違ってくる。

稽古用のまわしは幕下までは黒色で、関取衆になると白に変わる。

鳴戸親方は、欧勝馬に関して楽しみなことを聞かれ「私以外が部屋で白まわしを着けること。どんどん部屋を引っ張っていく存在になってほしいです」と語った。



単に色が異なるだけでなく、関取の象徴である「白まわし」の重要性を念頭に置いての言葉だ。

白いまわし姿の力士が新たに出現すること自体で活気を醸し出しやすくなり、同時に他の力士にとっては一緒に汗を流す仲間が関取になったことによって自分たちにもできると自信をもたらすことが少なくない。

加えて、部屋の関取の知名度が上がればファンが増え、将来的には新弟子勧誘の際の後押しとなり得る。






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▽激化必至の競争
 もう1人の部屋の関取第1号となった豪ノ山の師匠は元大関豪栄道の武隈親方。



こちらは今年2月に境川部屋から独立したばかりで、鳴戸部屋を上回る新しさ。

豪ノ山は中大出身でこちらもアマ時代に鳴らした強豪で、角界でのたゆまぬ鍛錬が結果につながった。



  近年は部屋の独立が目立っている。

2017年に鳴戸親方が創設した後でも、藤島部屋から巣立った元大関雅山が師匠の二子山部屋、田子ノ浦部屋から独立した元関脇若の里の西岩部屋や元横綱稀勢の里が師匠の二所ノ関部屋、尾車部屋出身の元関脇豪風の押尾川部屋が新たにできた。



二所ノ関部屋や押尾川部屋などにも学生相撲を経験したホープが在籍している。

中卒たたき上げの弟子を一から育てるという以前の主流から、世の中の流れもあって昨今は相撲経験者が高校や大学を経て角界入りするトレンドが色濃くなっている。



以上のような事情から、部屋をつくってさほど時間がかからないうちに新十両が生まれやすい土壌ができつつある。



  史上最多の優勝45回を誇る元横綱白鵬の間垣親方も近い将来に部屋を持つとうわさされている。

こうした30代から40代前半の若い部屋持ち親方たちが、かつてしのぎを削った土俵上から舞台を移し、今度は弟子育成の面で競争が激化していくことが予想される。



例えば武隈親方は「横綱を育てるのが夢」と気合満点。新型コロナウイルス禍に突入後、7月の名古屋場所は初めて観客数の制限なしで開催される。新型コロナ禍での興行が新たなステージに入り、相撲部屋情勢でも新しい潮流の到来を告げている。




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2022年06月14日

(転載)新弟子検査 日大相撲部の大谷真惟とモンゴル生まれのガンゾリグ・オリギル体格基準パス

大相撲名古屋場所(7月10日初日、ドルフィンズアリーナ)の新弟子検査が14日、東京・両国国技館で行われた。

 日大相撲部で昨年度の副主将だった大谷真惟(まさただ、22=宮城野)とモンゴル生まれのガンゾリグ・オリギル(16=伊勢ケ浜)の2人が167センチ以上、67キロ以上の体格基準を満たした。

大谷は184センチ、188キロ、ガンゾリグは168センチ、79キロでパスした。合格者は内臓検査の結果を待ち、初日に発表される。

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2022年06月13日

(転載)荒汐部屋に関取衆が集結! まさに??売れ筋?@ヘ士 親方「若隆景が目当てでしょう」

関脇若隆景(27)らが所属する荒汐部屋は13日、東京・中央区の同部屋での稽古を報道陣に公開。関脇阿炎、平幕霧馬山、北勝富士と一門が異なる力士も出稽古に訪れ、師匠の荒汐親方(元幕内蒼国来)は「若隆景が目当てでしょう」と語った。



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関取の申し合い(勝った者が何度も取る)では9勝8敗だった若隆景は「関取衆が来てくれるので、ありがたい。
(自分が)どこかの部屋へ行くことはないですね」と笑顔。
先週までは小結豊昇龍も足を運び、北勝富士は荒汐部屋への出稽古は初めて。
来週には6場所出場停止処分が解け、名古屋場所では三段目での復帰が濃厚な元大関朝乃山らも訪れるという。






若隆景は3月の春場所で初優勝。
5月の夏場所では大関昇進の足場固めとなる2桁(10勝以上)勝利には届かなかったが、9勝を挙げた。
おっつけを武器に地力をつけ、稽古相手として??売れ筋?≠ノ。稽古場には活気が満ち、自身を磨く。






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