ダンスの歴史
ダンスは遠い昔から人類がおこなってきたと考えられます。さまざまな生活の中で、祈り、祝い、祭り、楽しみなどで自然と体が動いてその感情や想いを伝える動きとなってダンスが始まったのでしょう。
そして世界の各地で特有の踊り方や形態が生まれてきました。ヨーロッパの貴族たちの間では社交界でのアイテムとして 社交ダンスが生まれました。また各地の民族舞踊( フォークダンス)も伝統的に連綿と伝えられてきました。日本でも 民謡がそれにあたります。阿波踊りやソーラン節、炭坑節など数多くあります。
バレエが生まれたのは18世紀のヨーロッパです。そこから20世紀になると モダンダンスが登場しました。もっと自由に動き、表現するダンスです。これらは20世紀の他の芸術、例えば美術の世界でも起こりました。 創作ダンスもそうしたダンスのひとつです。
そして近年では、舞踊の先進地はアメリカや他の地域に広がりをみせました。ロックの音楽に合わせた ロックダンス、床に背中を着いてぐるぐる回る動きなどダイナミックな動きの ブレイクダンス、音楽や芸術とも結びついた ヒップポップなどがそうです。グローバル化によりこうした流行のダンスも日本にいる私たちもインターネットの映像や実際のダンスでそれを知り、体験することができる時代になりました。
それから日本では古くからある民謡を現代風にアレンジした動きを取り入れて、若い世代の人々にも興味をもって踊れるようにしたものもあります。ソーラン節をアレンジしたものなどがあります。
創作ダンスの動きの表現
創作ダンスにおいて動きを二人以上の集団で、あらわすさまざまな表現があります。
(1) シンメトリー(対称)
左右対称な動きです。
(2) アシンメトリー(非対称)
全く違う動きを同時に行います。
(3) リフト
人を空中に持ち上げる動きです。
(4) ユニゾン
同じ動きを全員同時に行います。
(5) カノン
同じ動きを少しずつずらして行います。
PR
中学保健体育をひとつひとつわかりやすく。 (中学ひとつひとつわかりやすく)
教科書トレーニング全教科書保健体育
【このカテゴリーの最新記事】
- no image
- no image
- no image
- no image