下水道がない地域では家庭や事業所には浄化槽の設置が義務づけされています。その浄化槽で水を浄化して環境中に放流します。ある一定期間ごとに汚泥を回収してし尿処理施設で処理されます。
いずれにしても下水は環境に影響のない状態まで浄化される必要があります。そうしないと環境が汚染され、衛生上もよくない状態になってしまいます。
最近(2009年度)では、公共下水道のある地域は69%弱です。これに下水道のない地域で浄化槽を備えたところをあわせると、水洗化人工は91%を越えます。
残りの8%あまりの家庭や事業所のし尿は汲み取りを行って、し尿処理場で処理されます。
下水道の普及率は都市の規模が大きくなるにつれて高くなります。100万人以上の大都市では99%弱です。ところが5万人未満の町では43%余りとなります。
油や食品をそのまま流してしまうとそれを環境が浄化するには大量の水が必要になってしまいます。そこで使った油などは回収したり、紙に吸わせたり処理するものを使って固めたりして、ごみとして処分するようにします。
水質汚濁の原因はこの生活系のものが7割以上を占めています。したがって水の汚染を防ぐには家庭での配慮が必要になります。
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