2011年12月29日
Music of Vietnam(越南の音楽)
Music of Vietnam(越南の音楽)
今回は越南の音楽をご紹介致します。
先ず越の国の事から・・・。
「呉越同舟」って四字熟語が有りますね?
その越の国です。
中国の春秋時代の越国
ウィキペディアの下記の「越国」の説明ページを先ずご覧下さい。
越
私は民族学的に越南(ヴェトナム)の中心部族は、字の如く、越の南に住んでいた民族では無いかと考えています。
華人(中国民族)の増加に伴って、中国浙江省の紹興酒で有名な紹興市辺りにあった国の越人達は、その居住地を離れてインドシナ半島の現在のヴェトナム共和国へ移動するしか有りませんでした。
ウィキペディアの下記の「ベトナム」の説明ページを先ずご覧下さい。
越南=ヴェトナム=ベトナム
実は高校生の頃に、数多くのペンフレンドと文通をしていました。
下記の人たちから毎日数通の手紙が舞い込み、毎日何通も返事を書かなければならなかたったのが懐かしく思います。
国内の私と同じ歳の女子高校生三人。勿論、日本語。
西ドイツのボン在住の同じ歳の高校生。英語、時々ドイツ語。
オーストラリアに在住の同じ歳の高校生。勿論、英語。
フィリピンのナガ市の高校に通う同じクラスの同じ歳の5人(男子1、女子4)。当然のように英語。
彼らは同じクラスなので、別々に出す手紙の内容を同じ文章に出来ずにとても苦労しました。
お隣韓国のソウルに住む同じ歳の女子高校生。二人ともお互いの言語を習って居ましたが、殆ど英語。
しかし、彼女のお母さんからは日本語の手紙が・・・??
そしてヴェトナムの旧サイゴン市のショロン地区(中国人街)に住む年上の華僑。日本の商社に勤めていたので日本語!
私が北京語を習って手紙を出しましたが、広東語の彼女には通じずに中国語での文通は挫折・・・。
中でも大学生時代まで続いたのが、フィリピンの男子と韓国ソウルの女子大生。
そう云えば、フィリピンの男子とは私が結婚しても続いていました。
それから、このヴェトナムの華僑の女性でした。
彼女はまだヴェトナム戦争中に、私が大学生の頃、日本人と結婚して日本に移り住んで来たのです。
勿論、日本にお嫁に来てすぐに会いに行きました。
ご主人には煙たがられてしまいましたが・・・。
結局、会いに行ってから手紙が出しにくくなって・・・。
そのような事から、ヴェトナムは私にとって、彼女の安否も含めて心配で、とても身近な国の一つでした。
個人的な思い出が詰まったヴェトナムの音楽をお聴き下さい。
Dan tranh
日本人には嬉しい演奏曲目ですね!
ヴェトナムの民俗楽器「十七弦箏/Dan Tranh」です。
Beo dat may troi - Dan Tranh
「十七弦箏/Dan Tranh」の海岸でのソロ演奏です。
Dan Tranh - Loi Ve Xom Nho
A Path to my Small Village
「十七弦箏/Dan Tranh」の合奏で、ヴェトナムの雰囲気をよく表わしていますね!
Beauty Plays Traditional Vietnamese Music
「十七弦箏/Dan Tranh」の公園?でのソロ演奏です。
Bamboo Musical Instruments
Reunification Palace, Ho Chi Minh City, Vietnam
最初の楽器の名前が判りません。
二つ目の楽器は「木琴/T'run ヴェトナム山岳民族の竹の木琴」です。
最初にこの楽器の音色を聴いた時、インドネシアのバリ島の竹で出来たガムラン楽器と間違えてしまいました。良く似た音色だと思います。
Vietnam Bamboo Instruments
Tong Tong Fair
短いですが「木琴/T'run」の演奏です。
ヴェトナムの山岳民族で彼らの民族衣装を見ることが出来ます。
Vietnam, Vietnamese Music
短い演奏ですが、ヴェトナムの民俗楽器の殆どを観る事が出来ます。
一弦琴/Dan Bau ヴェトナムの一弦琴(いちげんごと)
琵琶/Dan Ty Ba 四弦琵琶
月琴/Dan Nguyet 柄の長い月琴
胡弓/Dan Co 小型の胡弓
Vietnamese Music
映像の右端の楽器が「一弦琴/Dan Bau ヴェトナムの一弦琴(いちげんごと)」です。
一番奥に見えるのが「胡弓/Dan Co 小型の胡弓」です。
Catru-Vietnamese Traditional music
ヴェトナムの宮廷音楽です。
逆台形の共鳴胴の楽器が「弾大/Dan Dai 三絃」です。
Pipa Vietnamese
「琵琶/Dan Ty Ba 四弦琵琶」のソロ演奏です。
Cai luong music
「琵琶/Dan Ty Ba 四弦琵琶「と「月琴/Dan Nguyet 柄の長い月琴」の合奏です。
ここからは音楽と一緒にヴェトナム観光のおつもりでご覧下さい。
Vietnam Song
ご存知のようにヴェトナムは大乗仏教国ですので、この様な涅槃佛も有ります。
画像の半分からはヴェトナム戦争当時の写真が綴られています。
最後のほうには日本で言えば「京都」に相当する古都「フエ」の写真なども写っていますね。
This is Vietnam
Sounds of Vietnam
映像の中で「ホンダのカブ」が多く映っていましたね?
ヴェトナムではバイク=二輪の事を「ホンダ」と言います。
ホンダ以外のメーカーのバイクは例えば「BMWのホンダ」とか「ヤマハのホンダ」と言うように・・・。
最後に個人的な・・・。
Ao dai
Vietnamese traditional dress
私はヴェトナムの民族衣装「アオザイ」が好きです。
特に純白のアオザイが・・・。
チャイナ服より、
チマ・チョゴリより、
そして着物(和服)よりも・・・。
こうして美しいアオザイを纏った女性たちを見ていると、大昔のヴェトナム戦争中に日本へ来た「ホー・ティー・キュー」ちゃんを思い出します。
確か彼女は戦争で孤児になって、日本の福島県の寺に引き取られたと覚えています。
その時に着ていたのがアオザイで、まだ13歳でしたが、とても綺麗な民族衣装だったと記憶しています。
そして彼女は看護婦の資格を取って二十四歳の時に日本を離れ、西ドイツへ渡って勉強後、ヴェトナムに戻りヴェトナム人の医師と結婚したそうです。
南ヴェトナムは、北ヴェトナムに吸収されて、政治体制が独裁政治から共産主義に変わりました。
彼女が元気なのかどうかが気になっています。
そして幸せな生活を送っているのか・・・?
今回はCDを探す時間が取れませんでした。申し訳有りません。
必要でしたら、またメッセージなどでお知らせ下さい。
時間が出来ましたら、このページに追加するように致します。
最後にザ・フォーク・クルセダーズが歌っていた「ユエの流れ」をお聴き下さい。
古都「フエorユエ」に流れる川のたもとで恋人を待っている女性の気持ちを描いた歌です。
この歌が発表された当時は、南ヴェトナムの独裁政権が北ヴェトナムのゲリラ狩りをしていて、多くの無罪の人々が捕らえられたその場で容赦なく射殺されていました。
この彼女が待つ恋人も・・・・。
お聴き下さい。
ユエの流れ
「ザ・フォーク・クルセダーズ」に関する記事は下記のページでご紹介致しております。
個人的懐かしのメロディー
今回は越南の音楽をご紹介致します。
先ず越の国の事から・・・。
「呉越同舟」って四字熟語が有りますね?
その越の国です。
中国の春秋時代の越国
ウィキペディアの下記の「越国」の説明ページを先ずご覧下さい。
越
私は民族学的に越南(ヴェトナム)の中心部族は、字の如く、越の南に住んでいた民族では無いかと考えています。
華人(中国民族)の増加に伴って、中国浙江省の紹興酒で有名な紹興市辺りにあった国の越人達は、その居住地を離れてインドシナ半島の現在のヴェトナム共和国へ移動するしか有りませんでした。
ウィキペディアの下記の「ベトナム」の説明ページを先ずご覧下さい。
越南=ヴェトナム=ベトナム
実は高校生の頃に、数多くのペンフレンドと文通をしていました。
下記の人たちから毎日数通の手紙が舞い込み、毎日何通も返事を書かなければならなかたったのが懐かしく思います。
国内の私と同じ歳の女子高校生三人。勿論、日本語。
西ドイツのボン在住の同じ歳の高校生。英語、時々ドイツ語。
オーストラリアに在住の同じ歳の高校生。勿論、英語。
フィリピンのナガ市の高校に通う同じクラスの同じ歳の5人(男子1、女子4)。当然のように英語。
彼らは同じクラスなので、別々に出す手紙の内容を同じ文章に出来ずにとても苦労しました。
お隣韓国のソウルに住む同じ歳の女子高校生。二人ともお互いの言語を習って居ましたが、殆ど英語。
しかし、彼女のお母さんからは日本語の手紙が・・・??
そしてヴェトナムの旧サイゴン市のショロン地区(中国人街)に住む年上の華僑。日本の商社に勤めていたので日本語!
私が北京語を習って手紙を出しましたが、広東語の彼女には通じずに中国語での文通は挫折・・・。
中でも大学生時代まで続いたのが、フィリピンの男子と韓国ソウルの女子大生。
そう云えば、フィリピンの男子とは私が結婚しても続いていました。
それから、このヴェトナムの華僑の女性でした。
彼女はまだヴェトナム戦争中に、私が大学生の頃、日本人と結婚して日本に移り住んで来たのです。
勿論、日本にお嫁に来てすぐに会いに行きました。
ご主人には煙たがられてしまいましたが・・・。
結局、会いに行ってから手紙が出しにくくなって・・・。
そのような事から、ヴェトナムは私にとって、彼女の安否も含めて心配で、とても身近な国の一つでした。
個人的な思い出が詰まったヴェトナムの音楽をお聴き下さい。
Dan tranh
日本人には嬉しい演奏曲目ですね!
ヴェトナムの民俗楽器「十七弦箏/Dan Tranh」です。
Beo dat may troi - Dan Tranh
「十七弦箏/Dan Tranh」の海岸でのソロ演奏です。
Dan Tranh - Loi Ve Xom Nho
A Path to my Small Village
「十七弦箏/Dan Tranh」の合奏で、ヴェトナムの雰囲気をよく表わしていますね!
Beauty Plays Traditional Vietnamese Music
「十七弦箏/Dan Tranh」の公園?でのソロ演奏です。
Bamboo Musical Instruments
Reunification Palace, Ho Chi Minh City, Vietnam
最初の楽器の名前が判りません。
二つ目の楽器は「木琴/T'run ヴェトナム山岳民族の竹の木琴」です。
最初にこの楽器の音色を聴いた時、インドネシアのバリ島の竹で出来たガムラン楽器と間違えてしまいました。良く似た音色だと思います。
Vietnam Bamboo Instruments
Tong Tong Fair
短いですが「木琴/T'run」の演奏です。
ヴェトナムの山岳民族で彼らの民族衣装を見ることが出来ます。
Vietnam, Vietnamese Music
短い演奏ですが、ヴェトナムの民俗楽器の殆どを観る事が出来ます。
一弦琴/Dan Bau ヴェトナムの一弦琴(いちげんごと)
琵琶/Dan Ty Ba 四弦琵琶
月琴/Dan Nguyet 柄の長い月琴
胡弓/Dan Co 小型の胡弓
Vietnamese Music
映像の右端の楽器が「一弦琴/Dan Bau ヴェトナムの一弦琴(いちげんごと)」です。
一番奥に見えるのが「胡弓/Dan Co 小型の胡弓」です。
Catru-Vietnamese Traditional music
ヴェトナムの宮廷音楽です。
逆台形の共鳴胴の楽器が「弾大/Dan Dai 三絃」です。
Pipa Vietnamese
「琵琶/Dan Ty Ba 四弦琵琶」のソロ演奏です。
Cai luong music
「琵琶/Dan Ty Ba 四弦琵琶「と「月琴/Dan Nguyet 柄の長い月琴」の合奏です。
ここからは音楽と一緒にヴェトナム観光のおつもりでご覧下さい。
Vietnam Song
ご存知のようにヴェトナムは大乗仏教国ですので、この様な涅槃佛も有ります。
画像の半分からはヴェトナム戦争当時の写真が綴られています。
最後のほうには日本で言えば「京都」に相当する古都「フエ」の写真なども写っていますね。
This is Vietnam
Sounds of Vietnam
映像の中で「ホンダのカブ」が多く映っていましたね?
ヴェトナムではバイク=二輪の事を「ホンダ」と言います。
ホンダ以外のメーカーのバイクは例えば「BMWのホンダ」とか「ヤマハのホンダ」と言うように・・・。
最後に個人的な・・・。
Ao dai
Vietnamese traditional dress
私はヴェトナムの民族衣装「アオザイ」が好きです。
特に純白のアオザイが・・・。
チャイナ服より、
チマ・チョゴリより、
そして着物(和服)よりも・・・。
こうして美しいアオザイを纏った女性たちを見ていると、大昔のヴェトナム戦争中に日本へ来た「ホー・ティー・キュー」ちゃんを思い出します。
確か彼女は戦争で孤児になって、日本の福島県の寺に引き取られたと覚えています。
その時に着ていたのがアオザイで、まだ13歳でしたが、とても綺麗な民族衣装だったと記憶しています。
そして彼女は看護婦の資格を取って二十四歳の時に日本を離れ、西ドイツへ渡って勉強後、ヴェトナムに戻りヴェトナム人の医師と結婚したそうです。
南ヴェトナムは、北ヴェトナムに吸収されて、政治体制が独裁政治から共産主義に変わりました。
彼女が元気なのかどうかが気になっています。
そして幸せな生活を送っているのか・・・?
今回はCDを探す時間が取れませんでした。申し訳有りません。
必要でしたら、またメッセージなどでお知らせ下さい。
時間が出来ましたら、このページに追加するように致します。
最後にザ・フォーク・クルセダーズが歌っていた「ユエの流れ」をお聴き下さい。
古都「フエorユエ」に流れる川のたもとで恋人を待っている女性の気持ちを描いた歌です。
この歌が発表された当時は、南ヴェトナムの独裁政権が北ヴェトナムのゲリラ狩りをしていて、多くの無罪の人々が捕らえられたその場で容赦なく射殺されていました。
この彼女が待つ恋人も・・・・。
お聴き下さい。
ユエの流れ
「ザ・フォーク・クルセダーズ」に関する記事は下記のページでご紹介致しております。
個人的懐かしのメロディー