特に多いのがヘッドカバーパッキンの劣化によるオイル漏れですね。
サンバーのエンジンはリアにほぼ横倒しに搭載されているためか、ヘッドからのオイル漏れが多いようです。
私の場合は赤帽ヘッドカバーに交換した時に同時に交換していますので、まだしばらく大丈夫そうです。
≫ 参考:赤帽サンバー専用のヘッドカバーに交換しました&プラグコードも交換
また、トランスミッションとドライブシャフトの接合部の「デフサイドシール」からもシールの劣化によってオイル漏れがサンバーには比較的多いようですが、こちらは漏れていたことを発見してドライブシャフトブーツと一緒に交換しました。
≫ 参考:サンバーTV1のデフサイドシールとドライブシャフトブーツを交換します〜パーツ調達編
≫ 参考:サンバーTV1のデフサイドシールとドライブシャフトブーツを交換します〜作業編
また、エンジンとミッションの接合部から漏れるのもサンバーでは持病と言われるほど多い症状のようです。
今回は車検前のチェックで、この部分からのオイル漏れを発見してしまったのでなんとかしなければなりません。
エンジンとトランスミッションの間からのオイル漏れは、調べてみるとオイルパンを外して、その中にあるクランクベアリングキャップシールの劣化が原因であることが多いようです。
こちら ↓ の動画で詳しく交換作業が紹介されています。ありがたいことです!
プロの方が動画で作業を見せてくれますのでわかりやすいですね。
でもプロには簡単な作業かもしれませんが、私のような素人には大変な作業であることに間違いありません。
この大変というのは作業環境がないことによる「大変」でもあります。
実際に自分でやる場合は整備工場のようにクルマを高く上げることが出来ずに、リジットラックで持ち上げただけの空間で作業しなければならないので大変です。
これはドライブシャフトブーツの交換の時に感じましたね。
そこで、いずれはクランクベアリングキャップシールは交換するとして、応急処置的にオイル漏れを止める方法が無いのか?と思い探したところ・・・ありました。
液状のシリコンガスケットを塗るだけというシンプルな方法です。
使ったのはワコーズ(WAKO'S) ガスケットメイク GM 100g V350という製品です。
パーツクリーナーで脱脂してからエンジンとトランスミッションの継ぎ目に指で塗り込みました。
これで治ればよいのですが・・・
1週間で100キロほど走行したのですが漏れていません。
とても綺麗な状態を保っています。
ちなみに車検もこのままパスしました。
半信半疑でしたがワコーズ(WAKO'S)の ガスケットメイク、あくまでも応急処置ではありますが使えますね。