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2010年09月08日
そうだ!寝台列車に乗ろう。/往路〜出雲・松江旅行?@〜
今年の夏休みは “しまなみアイランドライド2010” で輪行しようと思っていたのですが、参加できず。

(参照: さよならしまなみ。早々に参加断念〜しまなみアイランドライド2010〜
 ↑ しつこい?(^_^;)

周囲の友人達が、出産育児にいそしむ中、昨年に引き続き一人旅な こと。

さて、どこに行こう?

そこで、閃いたのが、

「そうだ、寝台列車に乗ろう。」


寝台列車といえば、有名な“北斗七星・カシオペア”等の北海道行きの列車。

が、 こと。 にとっては、 “サンライズ出雲” だったりします。

※今回記事が非常に長くなっています。

■□■寝台列車の思い出・・・。■□■

思い起こせば※年前。

新卒で入社した会社で残業に明け暮れていた こと。

高校時代の友人と “サンライズ出雲” で初・寝台列車の旅を計画したの
でした。

当時、ブルートレインである“出雲”が老朽化する中、新たに投入されたのが“サンライズ出雲”。

ブルートレインと聞くと、2段座席にカーテンを引いて・・・という、
「女性が乗るにはどうよ?」というイメージであった こと。

写真で見た“サンライズ出雲”の車内に、これなら不安なく乗れる!

22:00東京駅発なので、21時前後まで残業することが多い こと。 でも
仕事帰りに乗れる!

と、喜び勇んで計画を立てたのですが・・・。

「私が申し込みに行くよ。」

忙しい こと。 に代わって、旅行会社に申し込みに行ってくれた友人T。

なんと、22:00東京発“サンライズ出雲”ではなく 21:10 東京駅発 “出雲”
申し込んだのでした。

多分22:00という深夜発が嫌だったのでしょう。
(事前に言ってくれれば良かったのに)

新人の分際で旅行の為に残業できないなんて言えないよ!←小心者

そもそも “サンライズ出雲” に乗りたかったのに、古くてぼろいブルートレインなんて!(失礼)

と、ぶち切れて急遽旅行キャンセル。

懐かしい思い出です・・・。


■□■ちょっとドキドキ。チケット購入。■□■

寝台列車の旅行なんて、若い内だからこそ楽しめそうだし、集団より一人旅で使う方が楽しめそう。

それに、出雲大社に一度は行ってみたかったんだよね。

思いついたらサクサクと計画をたててました。

“サンライズ出雲” は、えきねっとで購入できないので、 乗車日の一ヶ月前 に緑の窓口で購入。

9月という時期のせいか、問題なく購入できました。

“サンライズ出雲”には、 「のびのびシート」 というベッドを横に並べたような座席がある。

寝台列車では、普通運賃+特急料金+寝台料金の3種の料金がかかり、

この「のびのびシート」だけは、寝台料金がかからないので安いのだが、

さすがに女・一人旅・初寝台列車な こと。 には、ちょっと不安。

結局、購入したのは、 シングルB(個室) の禁煙席。


今後、 輪行旅行 での利用を検討したいので、 行きは1階

帰りは2階に変更してもらい、見比べる予定。(最初は両方2階席だった)

禁煙席であることを念押しして購入完了。

ちなみに往復で購入すると運賃がちょこっと(約1,000円)割引になりました。


■□■当日は・・・えっ、台風!?■□■

少し残業があるかも・・・と思っていた当日は、あっさり定時退社。

22:00発なので、時間は有り余ってます。

実は前日、西から台風がやって来てまして。

予定では8日の午後には東京を通り過ぎているようなので、「台風と入れ違いだなー。」なんてのんきに構えていた こと。

当日午前中は都内も大雨。

東海道線など運行中止になる電車もチラホラ・・・ん?


サンライズ出雲って何線だっけ?


まあ、今停止しているのは東海道本線の熱海近辺だから、東海道本線じゃ
なければ問題なし。

・・・・・・。

・・・・・・東海道本線だ。_| ̄|○

(運行経路:東海道本線、山陽本線、伯備線、山陰本線)

って、

・・・えええっ!?旅行中止になるかも!?Σ(°Д°;


で、でも今17時だし22時には運行再開になるかも。

東京駅の地下街を放浪しつつ、気が気でない こと。

しかし、電車は無事定刻に東京駅にやって来たのでした。



この姿を見た時は心底ほっとしたものです。





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■□■初寝台列車をチェック!■□■

電車に乗り込んだらすぐに出発時間。

行きは1階席を予約したので、少し階段を下りて自分の個室に入ります。



頭側に扉が。向かって左に鏡、右にヘッドライト


備品としては、寝間着・枕と薄い布団(冬も同じなのかな?)。

頭側が小さなテーブルになっていて、紙コップが。

壁にハンガーが一つ用意されています。

壁に鏡が付いていたのは、予想外でした。

ちなみに、入口と寝台頭側の所のみ空間があり・・・輪行する際にはここに
自転車を置くしかないのですが。

かなり狭いです。

こと。 のクロスバイク(in 女性の為の輪行袋)は絶対置けない狭さ。

うーん、これロードなら置けるの?

他の人のブログで自転車をこの空間に置いたと書かれていた こと。 、ちょっと首を傾げました。



寝っ転がって撮影。左にフットライト。その下にラジオと空調のツマミ。


部屋を見て、(入ったことがないけど)カプセルホテルってこんな感じ?という
印象。

小さな空間にぴったりベッドが入っている。そんなイメージ。

ただし、寝っ転がると天井まで高さがあるので、思っていたより閉塞感はありません。



1階席は、ホームぎりぎりの位置。ダイヤ乱れでホームに人がたくさん。


窓を開けると人の足。

低いので、あまり人の視線も来ないとは思いますが・・・。

写真を撮っていて、ヘンタイに間違われて困るので、ここはシェードを下げ
ましょう(笑



左:外から見た図         右:内から見た図


気になる個室の鍵ですが、4桁の暗証番号キーでした。

4桁の数字を自由に入力し、#を押すとロックがかかる形式です。

乗車してしばらく経った後、少し出歩いたのですが、自分の号車では人と

すれ違うこともなく(扉が閉まっているので確かに人はいる)、あまり不安は

感じませんでした。


廊下が狭いので、扉を開けるとき近くに人がいるとちょっとイヤかも。

確か、足下だったかな?非常時用の通報ボタンがありました。
(ぬかりなくチェックする小心者)

トイレは各号車に2室(洋式・和式各1)あるのですが、シャワー室と談話室

(両サイドに座席4つ位の小さな休憩スペース)は、乗っている号車によっては

かなり歩くことに。


出発してから車掌さんより予定時刻云々のアナウンスがあります。

そして 乗車チケットの確認

22時出発だから早く寝たい気分だけど、各個室を巡るからには時間がかかりそう・・・。

覚悟していたのですが、車掌さんが こと。 の個室の扉を叩いたのは、
アナウンスから間もなくのことでした。

こと。 が乗車したのは、最後尾の号車。

チケットは、最後尾からということなんでしょうか?
(それとも両側から二人でしているのかな?)

シャワー室利用に必要な、シャワーカードの購入はこの時言い出せば良いと思うのですが、この時に車掌さんからは特に案内なし。

言いそびれてしまい、わざわざ車掌室(車内にあるらしい)に行くのにも
ためらいがあり、今回シャワーを我慢しました。


■□■予想外の乗り心地■□■

さて、一通りの個室チェック。

周辺チェックを済ませてあとはくつろぐだけ・・・。

カバンを寄せて、パジャマに着替えて・・・。

・・・。

・・・。

・・・ うぷ( ̄x ̄)

今回の座席、頭を進行方向に向けて、足を後方に向けて寝る形。
(帰りは逆でした)

そして、予想外に 横揺れ が強い。

しばらくは、起き上がって窓の外を眺めたり、メモを取ったり色々する予定
だったのですが、ぐわんぐわんと力強い横揺れ。

こと。 は気付きました。

新幹線などのアームレストがある座席に比べて、寝台列車はベッドの上に
ちょこんと座るような形。

つまり 踏ん張れない

そ、そういえば こと。 は、乗り物酔いをするタイプだったんだわ。

大人になってから、だいぶ強くなってきたんですが、容赦なく襲い掛かる
横揺れにノックダウン。


く、くらくらするっ・・・。(/_\;)


あえなく寝台に沈没。

寝ていれば平気だが、起き上がるとくらくら・・・。

出雲に着くまで大丈夫かな。

不安に思いつつ、あっさり眠りについた こと。 なのでした。
(実は寝つきが良い女。)


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着いたらまずはお得なチケット購入!え、縁結び!?/1日目前半〜出雲・松江旅行?A〜

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