『山笠があるけん博多たい!!』
でおなじみ、博多祇園山笠 「追い山」に行ってきました!!
いや〜本当に楽しかった。祭りサイコー。余韻ハンパね〜。
この日ばかりは、博多の男たちが全員イケメンに見えてしまいます。そう、これが山笠マジック。法被&締め込み姿が、なんかカッコイイのです。
歯をくいしばった、眼光鋭い男たちに担がれた山笠の見事なこと。一見の価値あり!!です。
博多祇園山笠とは
- 770余年の伝統を誇る博多の総鎮守・櫛田神社の奉納神事
- 2016年11月にユネスコの無形文化遺産に登録されました
- 26〜28人の男たちが勇壮に舁く(かく)「舁き山笠(かきやま)」と、十数メートルもの高さがある「飾り山笠」は、動と静を表現している
- 「動」の舁き山笠は、七流(自治組織の単位)があり、それぞれ違う題材の山笠で速さと技術を競う
- 「静」の飾り山笠は鑑賞用として、博多人形師が精魂を込めてつくった人形を、絢爛豪華に飾り付ける
博多祇園山笠(公式サイト)
つまり・・・
博多っ子の知恵と工夫で守られてきた、福岡を代表する祭りなのです!!
そして今年は、なんと 777回目。ラッキーセブンの年でした。
こんなに縁起の良い年に、見に行かないなんてありえない。
ってことで、山笠が大好きな友達と朝4時に待ち合わせ。追い山のスタートは4:59ですから!!
一番山笠 西流
【人形:平重盛】
「オイサッ、オイサッ」の掛け声とともに、一気に押し寄せてくる勇壮豪華な山笠。
朝の光りに白馬が映えます。
男達のすさまじいエネルギーの波に、ただただ圧倒されるばかり。
二番山笠 千代流
【人形:黒田官兵衛、松寿丸】
ものすごい速さで走り抜ける山笠を、必死に目で追うだけ。
今年も千代流は早いな・・・。
降りかかる勢い水。気が付けば全身びしょ濡れで、もう笑うしかありません。
三番山笠 恵比須流
【人形:豊臣秀吉】
1トンもある山笠を担ぎあげて走りながら、次々に交代していく男達。
その技術は、目を見張るものがあります。
万全なフォーメーション。だから怪我人が出ないんですね〜。
四番山笠 土居流
【人形:歌舞伎(鎌倉権五郎影政)】
しっかり「にらみ」を利かせております。歌舞伎もなかなかの迫力。
白の法被が多いなか、紺の法被集団も素敵。
五番山笠 大黒流
【人形:黒田長興(黒田長政の三男)】
『北部九州豪雨』の被害にあわれた方々へ、前に進む原動力となってほしいという想いが込められた人形です。(顔写ってませんが・・・)
山笠全体の指揮を執る 「台上がり」の表情が凄いわ!!
迫力ある顔が一番印象に残りました。
六番山笠 東流
【人形:妙林尼】
「大切な人の為なら優しい母も鬼神になる」
いつの時代も母は強し。
山笠の時期は、男衆の代わりに奥様が留守を守ります。博多の女は強いのよ〜。
七番山笠 中洲流
【人形:七福神】
777回目の 七番山笠、 七福神。
7が揃うという縁起の良い年に、この人形を見るために早起きしました。
こっちを向いている笑顔の恵比須様!! なんか良いことありそうな予感w
八番山笠 上川端通(走る飾り山笠)
高さ数十メートルある飾り山笠のうち、走るのは「八番山笠 上川端通」だけ。
信号機や電線を避けるために、四段階の高さを調整して走ります。人形が 白煙を吐く など、見どころ満載です!!
この山笠は、祭りの後、 川端ぜんざい広場に展示されるとか。博多を訪れる際は、ぜひ見て頂きたいです。
ちなみに、飾り山笠は本来こんな姿です。
全コース約5キロの道のりを駆け抜けていく山笠。
今年のタイム、1位は千代流の 29分00秒でした。
私が普通に5キロ走るより速いって、どういうことですかね・・・。
祭りのフィナーレ、追い山笠 。
観客を巻き込みながらの一体感ある祭りを、今年も無事に堪能することができました。あぁ病みつき。
来年も7月15日は祝日のようなので、早起きして楽しもうと思います。
博多の夏は、ぜひ山笠を!!(7月1日〜7月15日)
暑い夏と、熱い男達に会いに、福岡においでませ〜
博多祇園山笠公式サイト ⇒ https://www.hakatayamakasa.com/