2014年04月16日
『平成ライダーvs昭和ライダー』 巧は相変わらず猫舌だった
が正式タイトル。
まず。予想以上に面白かったです。
客層は親子連れのほか、友達連れ、単独など意外と幅広かったです。サービスデーとはいえ、平日にも関わらず結構お客さんが入っていたので、まだこのシリーズは強いな、と感じます。
結末は確かに何だよ!という無理矢理感があって、わざわざ無駄に戦わせて、もう一つの結末はDVDで観てね、という印象が強かったです。が、それ以外は基本なかなか良かったです。
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やはり、オリジナルメンバーが出てくるのは、平成ライダーを観てきた人間にとっては嬉しいものです。
ディケイドの士、555の巧、Wの翔太郎が揃ったのは嬉しい。後半でちょっと出た晴人も。役名をすぐ思い出せるので、やはり楽しかったんだな、と思います。
藤岡弘、ももちろん。
555の草加のエピソードはそういえばそんなことあったな、という感じで忘れていました。
ただ、やはり巧はちょっと歳とったなあ、と思いました。かわりに出番は思いのほかありました。今回の主役に近かったです。
テレビシリーズの撮影と並行して撮影が行われる為、どうしても現ライダー鎧武の出演者の時間が限られます。今回は、これまでのシリーズのキャストでそこを補っていました。
トッキュウジャーは今回初めて観ました。あの名乗り、巨大ロボ乗車前に改札通るのや、間もなく必殺技の電光掲示板に笑いました。
司のパフェがデカイところは少し笑い起きていました。
巧の猫舌をキチンとやってくれたのは嬉しい。しかし、初見の人にはよく分からないかも。
オートバジンのロボ変形は今観てもカッコイイ。
ラストの蛇足以外は、意外とよくまとまっていたと思います。
少年のエピソード、巧の苦悩、全ライダー出し、最新ライダーのフォーム全披露、キョウリュウジャーとトッキュウジャーまで出すてんこ盛り感。
この大戦シリーズはそろそろ厳しいのでは、と思いつつ、でも観る度にこのライダーはこんなことも出来るのか、とかそういえばこんな技あったな、と思えるので、なんだかんだで毎回観てしまいます。
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『白ゆき姫殺人事件』 ワイドショーの再現映像を再現する
良かったです。
1人の無実の女性が、ツイッタ—やテレビ報道で殺人事件の犯人に仕立て上げられていく話しです。
湊かなえ原作の映画化。
同じ原作者の映画『告白』はとてもよかったです。中島監督作としてもかなりダーク。松たか子の演技もかなりダーク。そして橋本愛がとても可愛い。関係者の告白、証言で進んでいく物語展開は今回と共通しています。
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監督は中村義洋。同監督の『ゴールデンスランバー』も面白かったです。無実の罪で逃げ回る、倍返しできない堺雅人が観れます。無実の罪で追われるという点は今回の白ゆきと似ています。
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今作は、話の展開がなかなか面白かったです。『告白』と同様に、登場人物が次々と告白、憶測語りをしていく展開。
湊かなえの映像化が好きな人、サスペンス映画が好きな人、出演者に興味がある人は観て損はないです。
以下、内容のネタばれを含みます。
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最初のタイトル画面で、ツイートの文字がタイトルになる演出は良かったです。
脇役で谷村美月、貫地谷しほり、染谷将太まで出てきたのは嬉しかったです。
ソロアイドルとして頑張る小野恵令奈も、思いのほか良い演技でした。ああ、こういう人いる、っていう。
そして金子ノブアキのなかなかにクソ野郎な演技!凄い、あれはベストキャスティングでした。
菜々緒の役はそんな嫌な感じもしなかったのですが、意図的だったのだと思います。犯人の犯行動機がすごく短絡的だったから。
あのオカッパ誰かなと思ってたら蓮佛美沙子!今回、あえて崩してます。『君に届け』の役がすごく良く印象に残っていたのですが、今回も良かったです。
そして井上真央は演技うまかったです。あんなにうまい人だったんですね。むしろ、うまいがゆえに脇役もこなせてしまう気がします。
綾野剛も軽薄なテレビマンの役がうまかったです。めんどくせーという雰囲気を台詞や姿勢で表現していました。
ラスト、職を失ったテレビマンが襲いに来るかと思いきやそこまでではなかったのはちょっとホッしました。
テレビのワイドショー表現がとても良かったです。カベミミ(壁耳)というまんまな意味なタイトル、生瀬勝久が胡散臭い司会者をやっているところ、テロップや再現映像、VTRを観た後のスタジオのリアクション、これらは非常によく出来ていたと思います。再現映像では弁当にLOVEの字があるのも意図的で良かったです。
キャンプで使った道具、バイオリニストの骨折あたりをきちんと伏線にしているのはすごいなと思いました。
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『クローズEXPLODE』 むしろ前作と戦っている
客層は20代〜40代くらいの男性が多く、カップルも結構いました。
内容はなかなか良かったです。
酷評もありますが、良い演技を引き出していた映画だと思います。
写真は渋谷TSUTAYAのサントラ展開。今回もワイルドサイドの友達へ〜が流れます。
前2作の映画、原作と比べられるので、どうしても厳しい目で見られてしまうのは仕方ないです。
出演俳優に興味がある人は観て損はないと思います。
以下、内容のネタばれを含みます。
ご注意下さい。
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まず、もう一つだった点。
・主人公のラストバトル。そこに行くまでの必然性が少し弱かった気がします。クローズゼロのような新星の滝谷が実質の王である芹沢にいどむ、という分かりやすい構図ではないからです。今回はどちらも自分探しをしている孤独(になりがち)な二人なので、絡ませるのが難しかったと思います。登場人物も多かったので、脚本はかなり苦労したと思います。もうちょっと早い段階から因縁をつけられるとまた印象が違ったのでは、と思います。
・キングである強羅がやられる描写が多い。せめて、もうちょっと勝つ描写が欲しかったです。
・バイクマン藤原は結構悪いことしているので、ラストはきちんと制裁を受けるほうがよかったと思います。拳がものをいう世界観なので。
以下、良かった点
・オープニングの長回しで主人公が不良を背景に歩いて行く映像、校舎と校庭をめいいっぱい使った(人もたくさんいる!)キングのケンカ場面は特に良かったです。
・出演者の演技は皆良かったです。演技力に差はありましたが、こういう映画ではそれも味になっていたと思います。
・東出昌大は表情が良かったです。『桐島、部活やめるってよ』の時も表情が良い印象がありました。あと、背が高いので強さに説得力がありました。本人のせいではないですが、見た目はもう少し不良寄りにしてよかったと思います。
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・勝地涼、やっぱり安定でした。「この人が出れば、まずそこは安心して観れる」と思う役者の一人です。今回、『あまちゃん』の前髪クネオに近い役でした。小栗旬監督の『シュアリー・サムデイ』にも出ていますが、その役にも近かったです。『亡国のイージス』のような真面目な好青年役もうまいので、なんでも出来る人ですね。最近、クドカンプロデュースで、「涼 the guraduater」名義で歌手デビューもしています。
https://www.youtube.com/watch?v=eYcUOdx0B60
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・柳楽優弥は、『誰も知らない』以来で観ました。もう10年たってたんですね。子役で注目浴び過ぎて相当プレッシャーだったようですが、ちゃんと役者を続けていたんですね。
今回、強羅という役で目を見開いてすごい表情をしていました。
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・岩田剛典とELLYは三代目J Soul Brothersのメンバーだったんですね。三代目J Soul Brothersは去年のa-nationで観ましたが、会場の周囲の観客の熱気が一気に上がるぐらい人気だったことを思い出します。ともに結構いい役で演技も良かったです。
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という感じで、コミックや映画前2作と比べると色々粗探しされやすいですが、一つの映画としては面白いです。
良かったらどうぞご覧下さい。
ジブリ新作『思い出のマーニー』で高月彩良と有村架純がWヒロイン
ちなみに今作は、『借りぐらしのアリエッティ』の米林宏昌監督作品となります。
『借りぐらしのアリエッティ』をまだ観れていない人はぜひ観て欲しいと思います。
壮大な世界観や感動ストーリーはありませんが、非常にジブリらしい動きのある楽しいアニメです。キャラクターの動きと、自然や小さい世界の描写、音楽が良いです。
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有村架純は『あまちゃん』で春子の若い頃を演じていました。昭和のアイドル感がよく出ていて、かつコメディ演技もうまく可愛かったです。CM出演も多いので知ってる人も多いと思います。とてもいい演技をします。『SPEC』にも出ていました。
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高月彩良は去年のアイドルイベントで観ました。アイドルグループbump.yの一員です。bump.yはメンバー全員女優という美人揃いですが、知名度はいまいち高くありません。この機会にグループが注目されるといいですね。高月彩良はメンバーの中でもショートで背が高くカッコよかったです。美人揃いの中でも体格的に目立ってました。アルバムのジャケ写でも高いことが分かります。
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映画マーニー、期待しています。 続きを読む...
フラッシュバックメモリーズ4D 特別な映像音楽体験
20140414 渋谷www
これは予想以上の面白さでした。
3Dメガネをかけて3Dの映像を観つつ、その映像の前でリアルにいるアーティストが演奏する、というかなり珍しいイベントです。
3D映像を観ながらのライブは以前体験したクラフトワーク以来です。
まだ珍しいけれど、今後こういうライブは増えていくのでは、と思います。というか、増えて欲しい。
もともとは、ディジャリドゥ奏者GOMAのドキュメンタリー映画。
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90年代後半からディジャリドゥ奏者として活動しているGOMAが2009年に交通事故にあい、記憶障害となる。普通の生活もままならなくなったが、リハビリを重ねて、なんとか2011年にライブに復帰する。映画は復帰後ライブするGOMAを手前に、奥にこれまでの彼のライブ映像や家族映像を設置し、記憶の階層を視覚的に分りやすく見せる。
今回はさらにその映像の手前に本人がいる。そういった趣向です。
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まず、ディジャリドゥという楽器自体が珍しい。ブブゼラのような長い筒で吹いて音を出す。低くて不思議な響きの音がします。このディジャリドゥが長い筒なので3D映像になった際に、良い飛びだし具合になります。
GOMAとバンドメンバー(パーカス2人、ドラム1人)が飛び出して、そこにいるかのように見える映像。
さらにその手前にリアルなメンバーが実際に演奏している。
映像内と同じ曲を演奏をしていて、過去の自分たちとセッションしているような感じになる。
同じ人が演奏していても映像の中の動きと微妙に異なる。服装も映像の中のGOMAは白い服で、実際目の前にいたGOMAは黒い服でした。あえて、そうしたのだと思います。
手前の演奏者が過去の3D映像の自分たちからパワーをもらっている。更にその後ろの過去のライブ映像からパワーをもらっている。そういう雰囲気です。
観客は手前のリアルな演奏と背後の3D映像のセッションを同時に体験し、さらにバンドの過去を3Dの背景映像で知る、という感じです。
後半のGOMAが3Dの自分と向き合って演奏するところは不思議な感動がありました。
言葉で説明するのが難しいのですが、期待以上の面白さでした。
映画本編がライブと同時に終わり。アンコールで(映像なしですが)また曲をやってくれました。
今回の映像は一度作った映像から音楽をぬいて作りなおしたそうです。また、3Dも普通の映画だと飛びだし具合を規制されているが、今回はライブということで普通の映画よりもよく飛び出している映像が可能だった、ということです。GOMA本人が言ってました。
できれば全国の色々なところでこの形態のライブをやって、色々な人に体験してもらいたいです。他アーティストでも観てみたい。3D映像はこういう使い方があったのか、と新たな発見でした。
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2014年04月15日
タワレコ錦糸町店 Perfume展開
この店舗は、かなりPerfumeを推してくれていました。
去年のクリスマスのドーム公演映像が発売されています。
良い公演だったので、多くの人に観てもらいたいです。
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似顔絵やファンが書きこめるノートもありました。
こういった工夫があると立ち寄って良かったと思えます。
吉祥寺実寸大パトレイバー登場イベント
4月13日、吉祥寺のパトレイバーデッキアップに行ってきました。
到着した時、既にすごい人だかりとなっていました。
今回のパトレイバー登場は、吉祥寺駅の連絡通路が出来た記念イベントの一環でした。
ちょうどパトレイバーがデッキアップ(寝てる状態から起き上がる状態)したところでした。
駅前はもう大混乱と言ってもよく、警備の人が必死に「立ち止まらないで下さい!」とさけんで、歩道が人だらけで前に行くのも後に行くのも困難という状況でした。あの混雑ぶりを見ると、その後のイベントが中止になってしまったのも、残念ですが致し方ないかという気もします。
日常の風景の中に巨大ロボが立っているだけでわくわくしてきます。
道行く人が皆、懸命に写真を撮っていました。
全身姿をなんとか撮ることに成功。
倒されるレイバー。
道行く人の中には「なに?ガンダム?」という人もいました。「大変なときに来ちゃったな」という人もいて興味ない方には、あの混雑は辛かったと思います。
寝てる時の頭部のアップ。
寝てる時の足元アップ。
本物の警察官が警備。パトレイバーは警察組織の話しなので、ファンの人はやはりこの風景にぐっときます。
普通の車とならぶ光景。
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真横から見た図。
胴体のアップ。
この時、空にメットライフアリコの飛行船が飛んでました。飛行船とパトレイバー。ともに非日常感がありました。
やや離れた場所から。
実写化はやらないほうがいいのでは、という意見もよく出ます。今回の実写の劇中シーンで「レイバーはメンテナンスや維持費に金も時間もかかる。だから必要ない、と批判される」といった旨の台詞があります。実際、今回の映画化も予算を大幅に超えた、と押井監督が言ってました。
でも、この実際に巨大ロボが存在する風景を観ると、体感すると、もうこれだけでも今回実写化して良かったと思えます。おそらくレイバーに興味ない人でも実物を目の前にするとちょっと感動すると思います。
お台場のガンダムもとてもインパクトがありましたが、今回のように都会の日常風景の中にレイバーというのも、とても見ごたえがありました。
おそらくこの後も、どこかに出動するのではと思います。
興味のある方は実写版はもちろん、アニメ版、漫画版でもいいので見て欲しいと思います。
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2014年04月11日
進撃の巨人プロジェクションマッピング
18時10分ごろ、現地のラゾーナ川崎へ到着。
駅を出てちょっと歩くと係員の人がこちらです、と案内してました。
すでに人が結構集まっていました。さすが無料だと人が集まる。
上の階のほうが空いている、ということだったので、5階フロアに向かいました。
そこも意外と人がいて、ピクニックのようにレジャーシートをしいたファミリーもいました。
なんとか見やすい位置をとれたので、そこで待機。
下の写真の真ん中のエリアがスマートパスで当選した人の優先エリアだったようです。
優先エリアに人が入ってくる様子。
このイベントは動画撮影は禁止されていましたが、写真撮影はOKだったので、色々撮りました。
ちなみに開演前は、アルミンの声の会場アナウンスあり。「あと5分で開始です!」と言ってました。
19時開始。
まず最初にニッポン放送のアナウンサー吉田尚記氏が登場。
この人は以前、ぽにきゃんアイドルのイベントで司会をやっていてそこで初めて知りましたが、アイドルにすごく詳しい上にしゃべりもうまく、初見でとんでもない人だな、と思いました。アニメ漫画文化にも相当詳しいみたいです。
声優の石川由依さん(CV:ミカサ役)、小林ゆうさん(CV:サシャ役)に加え、プロジェクションマッピングの演出をした村松亮太郎氏(NAKED Inc.)によるトークショー。5階だと音が反響してしまい、残念ながらあまり内容は聞きとれませんでした。
でも遠くから観ても、小林ゆうが絶好調なのは何となく伝わりました。
フォトセッションをはさみ、12分ほど経ってから、プロジェクションマッピング開始。
予想ではもっと短いかとも思ってましたが、思ったよりは長く、10分弱の映像でした。
最初にコミックの場面をつなげた映像。
鎧の巨人の登場。立体機動のアクションシーン。
会場が一番盛り上がったのは、やはり超大型巨人が顔を出した時でした。
最後に「物語は続く」
夜は冷えて、なかなか寒かったですが、待って観たかいがありました。
今後もこういう企画は色々なところでやって欲しいですね。
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