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2016年05月04日

嗅覚をもっとつけよう

GWも今日で終わりです。

こんばんわ、パパです。

山岳遭難が相次ぎましたね。

で、「嗅覚をもっとつけよう」とは?

危険をもっと感じ取ろうということです。

危険に匂いがあるわけじゃありませんが、なんとなく分かるでしょ?

ここは危険だなとか、そういう感じ。第六感的な?

これも経験則に基づくものがあるかもしれませんが。

ではどうすればもっと嗅覚をつけられるか?

経験値も必要でしょう。技術を上げることも必要でしょう。視野を広げることも必要でしょう。





毎年の事ながら、GWの高山は冬山と条件は変わりません。

こういう言い方は悪いかもしれませんが、技術面が足りない方が多数、入山すれば、

当然、遭難者数は上がります。

自分の技術でどこまで通用するか、それを試すのは悪いことではないけれども、

嗅覚をもっと鋭敏にすれば、潮時というものがわかって、遭難者の数も減ると思うんだけども。

昔から毎年、同じ事の繰り返しをしておりますが、一向に遭難の数が減らないというのは、

登る側の意識が変わってないということでしょうね。

日数的、技術的に無理ならば、潔い撤退も視野に入れないと、遭難もします。

その辺は、計画段階でも予め「無理をして登頂しない」という覚悟を決めて欲しいものです。

また、遭難は高山とは限らず、低山や優しいルートでも起こります。

もちろん、高尾山でも遭難はしますよ。

「高尾山は意外と危険!」
登山は登る技術だけではなく、登る山の選定、ルートの選定、装備の準備など計画当初から

重要なものが目白押しです。

準備万端であとは当日、頑張って歩くだけなのです。

下界じゃ道で転んでも大した怪我に至る事はまずありませんが、山では違います。

転んだら致命傷になりうる、危険なスポーツ。

それが登山です。

相撲じゃないけれども、「心・技・体」が必要なスポーツ、それが登山じゃないかとパパは思っています。

登山がファッション的なものとなりつつある現在、登山は一般のスポーツとは違い、危険なスポーツということを

もう一度、再認識して欲しいものです。

あ、ちなみにどこかのスレで、谷川岳を軽装で登ったら〜云々、なんて昔、言ってましたが、

谷川岳が遭難者数、世界一なのはロッククライミングで遭難する方が多いからで、

一般登山道では軽装でも登っている人が多数います。

まぁ、一般登山道でも天候が悪化したりしたら遭難しますけど。























posted by kumasaburou at 09:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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