3DCGに歌わせるための準備:オーディオとボーカルの分離方法
3DCGモデルに歌を歌わせるシーンを動画で作成する際に
オーディオとボーカルを分離して、ボーカルのみでリップシンク
させておくと、モデルの口の動きが声に合わせて動かしやすく
なります。
楽器の音の部分がボーカルとして扱まれてしまって音声はない
のに、モデルが口を動かしてしまうのを極力避けるためにボーカル
をオーディオと分離しておく方法を採っています。
しかし、どうやってオーディオとボーカルを分離するかが問題
となりますね。
WEBサイトで、そのようなサービスを提供してくれています。
このアメブロの中で以前に紹介した「PhonicMind」という
Webサービスがあります。
有料のサービスで従量課金となっています。
アメブロで紹介した過去記事は以下です。
3DCGキャラクターがリップシンクで歌うシーン作成
https://ameblo.jp/pegasusmasterweb/entry-12502002824.html
一方、Acid PRO Next SuiteのSTEM MAKER機能を利用しても、
オーディオとボーカルを分離することができます。
こちらは、ソフトを購入すれば「PhonicMind」のように回数に
応じて課金されることはありません。
では、音楽データからオーディオとボーカルをきれいに分離し
てくれる、無料のツールはないのかな?
と思いますよね?
今の時代、あるんですね!
Gigazineの2019年11月7日の記事で取り上げられていました。
https://gigazine.net/news/20191107-spleeter/#group=nogroup&photo=9
音楽データからボーカル・ドラム・ベースの音を個別に抽出
できる「spleeter」というタイトルです。
記事の中で、インストールそして使い方を詳しく説明して
くれていますよ。
サンプル音楽データから、ボーカルと伴奏を分離した例が
mp3で視聴できますが、ボーカルは伴奏と完全に分離されて
いました。
無料なのに、かなりのクオリティーの高さを感じました。
この「spleeter」を使って、3DCGモデルが余計な口の動き
をすることなくボーカルに合わせた口の動きをさせて歌を
歌わせてみます。
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