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井上バレエ団の白鳥の湖

パリ・オペラ座の天井桟敷の人々に気を取られていたら、
井上バレエ団の公演情報をすっかり見落としていました。

そういえば去年もこんな記事を書いたような。。。

井上バレエ団HP

文京シビックホール・大ホール

2013年7月20日(土) 午後6時30分開演 (5時45分開場)
2013年7月21日(日) 午後3時開演 (2時15分開場)

S席:9,450円  A席:7,350円  B席:5,250円
C席:4,200円 D席:3,150円
ペアS席:16,800円 / ペアA席:13,650円(ペア席は2枚一組)
学生席:2,100円 (中学生以上・席はお選びいただけません)

キャスト
オデット・オディール  島田 衣子
王子  エマニュエル・ティボー
ロートバルト  藤野 暢央


井上バレエ団の去年の ジゼル の公演も、丁度7月でしたね。

去年は珍しく体調を崩して、すごく観に行きたかったのに、
病院で貰った薬の副作用か何かで、極度にだるくて動けなくて、
泣く泣く諦めたのでした。

今年は大好きな 白鳥の湖 ですよ♪
観に行きたいです!

今年こそエマニュエル・ティボーさんの評判の高いジャンプを
この目で観たいです。


だけど日程がキツイですね。
翌週は京都へ行くのです。

それに 英国ロイヤルバレエ団のアリス に、 白鳥の湖 も観たくて
どうしようかと思っているのに。
仮にチケット取れて、全部観るとしたら、7月は毎週バレエ鑑賞三昧です。

嬉しいけどチケット代が怖ろし過ぎますね。
英国ロイヤルバレエ団のチケットは、S席22000円です。
そう思うと井上バレエ団のチケットはお安いし、やっぱり行くしかないかな。

ああ、ちみちみお金の事を気にするのはホント嫌ですね。
所得倍増計画を考えて、儲けて派手にパーっと使っちゃいましょう!
↑言うのはタダ(笑)

夏バテ

東京では一昨日の夜から気温が下がって、少し肌寒い位です。

もう少し早く、気温が下がってくれれば良かったです。
連日の猛暑のためか、すっかり体調を崩してしまいました。

一昨日は、ニーナ・アナニアシヴィリの白鳥の湖を観に行きました。
家を出る前から、何となく体調が悪いなぁっと感じていて、
睡眠不足だから眠いだけかな? と思いながらも熱を測ってみると、
38度!

私は平熱が高いので、ちょっと位熱があっても無理がききます。
珍しくお友達と一緒に観る約束をしていたのもあって、
中止にせずに行きました。

それにニーナ最後の白鳥の湖を、観ない訳には行きません。


友達に「伝統的な演出だと思うよ」と、調べもせず、勝手に決め付けて
説明していたら、予想に反して変わった演出でした。

冒頭の私のお気に入りのワルツが、カットされていたのがショックでした。
オケは… 細やかな表現力に欠け、強弱でメリハリをつけた様な
力任せの演奏でした。
もうちょっと歌うような旋律を、聴かせて欲しかったです。
でもメインは踊りなので、その辺りは気にしてはいけませんね。

ニーナ・アナニアシヴィリの踊りはとても良かったです。
まだまだ踊れそうなのに、これで日本最後だなんて、
勿体無いような気がします。

でも引き際は、大事なのかもしれませんね。

最後の白鳥の湖だけあって、とても盛り上がりました。
拍手が鳴り止まず、長い長いカーテンコールでした。
踊ったり、王子様役の人がニーナをリフトしたり、
こんなカーテンコールは、始めて見ました。

充分に楽しめたので、無理して行って良かったです。

壁紙は幻想的な白鳥の湖

唐突に、パリ・オペラ座の白鳥の湖の画像をUPしてみました。

こちらは2幕からです。

こちらは4幕からです。

幻想的で美しいですね。


今通っている会社では、各自席にあるパソコンの壁紙を、
好きなように設定しています。

入社して2ヶ月が過ぎたので、私もそろそろ自分で気に入った画像に
壁紙を設定みようかなぁと思って、数日前、 バレエ関連の壁紙
してみたのですが、 美しい画像 を選びすぎてしまったので、
観る度にドキドキしてしまい、仕事になりません。


だってカール様のアップですもの。。。
眩しすぎます


それに、スクリーンセーバーを設定したつもりはないのに
マイピクチャースライドショー になっていて、勝手に作動するので
登録した美しすぎる画像が何枚も、ランダムに画面に現れて、
見惚れてしまって、非常に非常にマズイ状態です。


白鳥の幻想的なシーンを壁紙にすれば、綺麗だけどドキドキしないで
済むので、会社のパソコンに登録する為に、この写真をUPしました。

スクリーンセーバーは、様子をみてどうするか決めます。
自分のドキドキ具合の様子をみる、と言う意味です。


休み時間でも、ブログから写真拾ったりしてたら、
クビになっちゃうかな〜。
まぁ、みんなネット見たり好き勝手してるので大丈夫でしょう。

課長なんか、どこかの 飲み屋さんの地図とか印刷 してましたしね。
もし発覚したら、営業で「打ち合わせに使うお店」だとか
言い訳しそうですよねぇ。

新国立劇場の白鳥の湖

最近、DVDでバレエ鑑賞ばかりしていたのですが、
一昨日の土曜日、久しぶりに新国立劇場の白鳥の湖を観て来ました。

今回はゲストに中国のワン・チーミンさん(オデット/オディール役)
リー・チュンさん(王子役)の両名が招かれていました。



私が観た日は、川村真樹さん(オデット/オディール役)と、
貝川 鐵夫さん(王子役)でした。

全部で6日間公演があったので、半分位は通いたかったのに、
12日の1回しか行けませんでした。
中国のゲストの方の踊りは、残念ながら観る事は出来ませんでした。


 5日(土)のPM4:00からの回は、鼻風邪。
 6日(日)のPM2:00は、仕事。
 8日(火)のPM7:00も仕事(残業で早く帰れず…)
11日(金)のPM2:00は赤坂へお出かけで見れず。
12日(土)のPM2:00にやっと行けました。
13日(日)のPM2:00は、仕事。

5日は咳が出るなら止めるべきですが、たかが鼻風邪位で、
根性が足りませんでした。

8日は仕事なんか放棄して、さっさと帰れば良かったかも…。

会社勤めをしていると、仕方がないのですが、
時間を上手く取れないのが難点ですね。


☆☆☆-----ここで素朴な疑問-----☆☆☆

平日の11日(金)のPM2:00から公演があるなんて、
ちょっとすごくないですか?
この時間に日程組んじゃいますか、新国立劇場さん。

☆☆☆----------☆☆☆----------☆☆☆----------☆☆☆


演奏はバクラン指揮の東京フィルハーモニー交響楽団です。
東京フィルは数ある交響楽団の中でも、私もお気に入りです。

白鳥の湖は大好きなバレエで、踊りを観るのも期待していましたが、
やはりオケ好きの私としては、音楽を聴くのがメインになりました。

オケピットの見える安価な席に座ってしまったのもあって、
舞台よりオケが気になってしまい、踊りも見なければ勿体無いのに、
2幕のオデットと王子のパ・ド・ドゥや、
3幕のオディールと王子のパ・ド・ドゥでも、コンサートマスターの
ヴァイオリンの音色に、目も耳もクギ付け。

私にとっての主役は、コンサートマスターです! 
素晴らしいヴァイオリンでした♪

白鳥の湖は、フランス語、英語、ドイツ語、ロシア語でどう書くのでしょう

バレエの 白鳥の湖 を、他の国では何と言うのでしょうか。


フランス語では  Le lac des cygnes

私には、最初は何の事だか分からなかったです。



英語では  The Swan Lake

英語は分かりやすいですね。



ドイツ語では  Schwanensee

ドイツ語圏には1年位居た事があるので、まぁ分かります。
Shwanは 白鳥 です。seeは海とか、 ですね。



ロシア語では Лебединoе oзерo です。

全く分かりません。特にoзерoは記号かと思いました。
Лебединoеが 白鳥の 、oзерoが らしいです。



☆☆☆----------☆☆☆----------☆☆☆

無料翻訳サイトを利用して、英語やフランス語を翻訳しても
訳の分からない日本語訳になりますよね。

ソースネクストの有料の翻訳ソフトも持っていますが、
たいして変わらないです。


yahoo!翻訳を使って、英訳してみました。

「白鳥の湖を見に行きませんか?」
Do not you go to watch Swan Lake?

「明日13時にみどりの窓口で待ち合わせしましょう。」
Let's make wait tomorrow at a green window at 13:00.

酷い…こんな英語使えません…
それとも私の日本語の表現が悪いのか、考えてしまいます。

仏語に訳しても、似たような物だと察しがつきます。
使えないですね。


☆☆☆----------☆☆☆----------☆☆☆

Twitterで気になる情報があったので、詳しく調べようと思っても
どこを見ていいかも分かりません。フランス語、読めないし…(涙)

来月4月のパリ・オペラ座のバレエで、キャスト変更があったようなのです。

dansomanie_日本語版さんのTwitter
「マノン」最新キャスト情報。
ジルベール、プジョル、パケットが降板です。
Twitte→ https://twitter.com/#!/dansomanie_J

ドロテさんも、カール様も、お怪我しちゃったみたいですね。心配です…
dansomanie→ http://www.forum-dansomanie.net/forum/viewtopic.php?p=58916#58916

今月3月の「DANCES AT A GATHERIN」のキャストには、
カール様のお名前が入っているので、大丈夫なのでしょうか。
パリ・オペラ座HP↓
http://www.operadeparis.fr/Saison_2011_2012/Ballets/Robbins-Ek/decouvrir/Distribution/

バレエは観るのは優雅ですけれど、踊るのは相当過酷でしょうね。
一日も早い回復をお祈りします。

ヤブロンスキーの白鳥の湖全曲CDの感想

3日前に、約1年間の紛失期間を経てやっと再会した
白鳥の湖 のCDを、聴きまくっています。

チャイコフスキー 白鳥の湖 全曲

指揮 ドミトリー・ヤブロンスキー Dmitry Yablonsky
演奏 ロシア国立交響楽団  
         Russian State Symphony Orchestra
録音 2001年7月
        July 2001, Studio 5 at the Moscow State
        Broadcasting and Recording House



2枚組みのCDです。



久しぶりに聴いてみた感想です。

まず「このテンポだと踊れない」と思いました。
こうした感想を持つのは、最近よくバレエのDVD鑑賞をしている
影響ですね。

このCDはバレエの舞台のライブ録音ではありません。
踊りは前提にありません。
管弦楽の為の演奏ですね。


テンポの取り方1つにしても面白いです。

全体的に軽快で、いい意味でシュトラウスのワルツを
聞いているような感覚です。

私はこの演奏を気に入っています。
私のドンシャリ、低音バリバリのヘッドホンで聞くと実にノリがいいです。


逆に、1幕ラストから2番目のワルツDanne of the goblesのテンポは、
スローに抑えられていて、もしこれで踊ったら、ダンサーは足がもつれて
しまいそうとか、想像してしまいます。

ところでDanne of the gobles とは
どういう意味なのかと思ったのですが、
gobletsといえば「ハリーポッターと炎のゴブレット」ですね!

原題「Harry Potter and the Goblet of Fire」
そのゴブレットの複数形。gobletはお酒を入れる杯です。
それで「乾杯の踊り」と訳されたりするのですねぇ。


ハリーポッターといえば、去年の9月22日に書いた記事があります。
私のブログの1番人気の?記事なので、良かったら斜め読みでも
してみて下さい。
「木星のガリレオ衛星の名前」 という記事です。



話しが横道に逸れました。


この演奏のヴァイオリンのソロもなかなかいいと思います。
名盤と聞き比べてみたいです。


音楽の曲順が「どうして?」と思える箇所がありますが、
細かいことを気にしてはいけません。

それでもどうしても曲順が気になったら
PCでコピーして、順番を入れ替えてしまいましょう。

「そんなの邪道!指揮者の意図は?」と真面目に考えた方、
指揮者のヤブロンスキーさんも、あまり考えて
いなかったのではないでしょうか。
聴く側も適当でいいでしょう。


深く掘り下げた演奏がお好きな方にはお勧めしませんが、
軽いノリでありながら、聴かせ所は充分盛り上げてくれていますので
とても楽しめる演奏です。



この写真、本当ならスキャナーで撮った方が、綺麗ですが、
「この記事を役立ててくれる人っているのかしらん???」 と思えたので
手抜きでデジカメで撮りました。

もしも、万一、仮に、「もっとちゃんと見たいので、綺麗にUPして欲しい」
という変わった方がいたら、どうぞ仰って下さいね。

DVDプレーヤーの音が異常に悪いです。

白鳥の湖 全曲 CD 
指揮 ドミトリー・ヤブロンスキー Dmitry Yablonsky
演奏 ロシア国立交響楽団  
         Russian State Symphony Orchestra
録音 2001年7月
        July 2001, Studio 5 at the Moscow State
        Broadcasting and Recording House



1年近くどこを探してもないと思っていたら、今朝以外な場所から
出てきました。白鳥の湖 全曲のCDです。

ベッドの下の内側の床の上に、床に対して垂直に、ベッドの木枠に
貼り付いて隠れていました… 探してもみつからない訳ですよ。
掃除してるのに気付きませんでした。

一年ぶりですから、聞きたくてたまりません。
まだ早朝だったので、壊れているヘッドホン直すしかありません。


接着剤ではくっつかないので、こうなったらガムテープです。

黒のガムテープなら、もう少しマシだったかも…

みすぼらしいですが、これで少しは使えそうです。
いつまで持つでしょう…

いざCDプレーヤーへ。

音が綺麗です。澄んだ音です。
最近、バレエのDVD鑑賞や、映画のDVDばかりみていたので、
CDを聞くのは久しぶりでした。

ヴァイオリンのきゅるんとした音。
シンバルのシャーンと響く音。
カスタネットの音。
なんと言ってもハープの音が素晴らしいです。

パープの弦を弾いている音が聞えてきます。
ひいているのではなく、はじいている感じです。
DVDでは聞えなかったんですよ。

CDの方がDVDより音質がいいのは知っていましたが、
ここまで聞え方が違うものでしょうか…?


私の頭の中には疑問が…
DVDプレーヤーが安物だから?(安物です)
DVDの音声の接続方法に問題がある?(あるかも)

CDプレーヤーは、ちょっと良い物を使っています。

試しにパソコンでDVDの音を聞いてみました。
DVDプレーヤーで聞くのと、あまり変わりがありませんでした。
パソコンでCDを聞いてみると、CDプレーヤーよりは音が落ちますが、
DVDよりは音がいいですね。
でもノートパソコンの音では判断できません。

白鳥の湖のDVDケースで音源を確認しました。
本編はの音源は、DTS 5.0chなのですね。

当然CDはPCMですから、差があるのは分るのですが…


それにしても私のDVDプレーヤーの音の悪さは異常に感じます。
気になると、どんどん気になってしまいます。
改善方法を検討せねば!

パイオニアのヘッドホンSE-M870を長年使っています。 

パイオニアの密閉型ダイナミックステレオヘッドホンSE-M870
2003年モデルで、発売から約10年。

さっき調べてみたら、生産終了になっていました。

私はこのヘッドホンを、発売当初に購入しました。
メーカー希望小売価格11,550円(税込) 
当時、8千円代で購入した記憶があります。

スピーカーの良い物があるので、ヘッドホンは1万円前後で、
音の良い物を探して、このSE-M870に辿り着きました。

カタログを見比べて、店頭を回って聞き比べて選びました。
他の同価格の物と比べて、SE-M870は価格以上に感じられました。

一番の特徴は低音域です。重厚な響きです。
低音重視の音楽向けかもしれませんが、クラッシク音楽との相性も、
悪くないと思いました。

ドンシャリ感が抜群で、かといって派手すぎません。
高音域もはっきり聞えます。中音域も悪くなく、
全体的なバランスも良いです。


耳宛部分のパッドは数年前に交換しましたけれど、
粗雑な扱いにも耐えてくれて、実に丈夫なヘッドホンです。

コードをイスで踏んだまま立ち上がって落下させたり、
酷い扱いを何度もしてしまいましたが、壊れませんでした。


DVD鑑賞用に買った、ニトリのパーソナルチェアです。
(昼間撮った写真なので、左上に小鳥さんが写っています)


昨日は昼も夜も沢山眠っていたせいか、今朝は4時過ぎに目が覚めました。
我が家の小鳥さんはまだ眠っている時間です。

静かにヘッドホンで、パリ・オペラ座の白鳥の湖のDVDを鑑賞
しようと思いました。

プロジェクターで見るので、部屋の中は暗い状態です。

DVDプレーヤーと、プロジェクターのスイッチをONにして、
イスに座ると………

やってしまいました

イスの上に、ヘッドホンを置いていたのを忘れていました。
あれ程丈夫だったヘッドホンも、私の体重には耐えられなかったようです。


割れてしまいましたが、確認すると、まだ断線はしていません。さすが!
接着剤でなんとか直せるかもしれませんね。

とりあえず、別のイヤホンでDVD鑑賞をする事にしました。


パナソニックのステレオインサイドホンRP-HJE150です。
外で英語を勉強する為に買ったものです。右は日立のプレーヤーです。


さぁ、白鳥の湖を鑑賞しましょう。
と思ったら、画面にはトランスフォーマー ダークサイドムーンの映像が。
DVDを間違えました。
せっかくなので英語字幕にして、冒頭の部分だけ見ました。

冒頭は、オプティマスプライムのナレーションで始まります。
オプティマスの英語の発音は聞き易いですね〜。
英語が分った様な気分にさせてくれます。


次はいよいよ本番、白鳥の湖です。
DVDを入れ替えてスタートです。

クラッシック音楽を聴いてみて、今まで使っていたヘッドホンと、
安物のイヤホンの差を思い知らされました。

1000円以下で買ったイヤホンですからね…

音域が狭すぎます。音が全部つぶれて聞えます。
鑑賞に耐えません。


1幕の最初のワルツ。
出だしで金管(ホルンと思われます)が、外れているとまでは言いませんが、
少々不安定な部分があります。
ホルンは音の決まり難い楽器なので、よく言えば、これも味の一つです。
このイヤホンでは、全く分りません。聞こえませんでした。

木管の柔らかな音も聞えてきません。
弦の音も全部だめです…
音の悪さが気になってしまって、鑑賞できません。


それでも2幕1場の、王子と家庭教師のパドドゥの部分まで見ました。
いつもはこのパドドゥ、10回はリプレイして見るのですが、
今回は3回だけです。


ここでちょっと休憩。
続きを鑑賞するか考えました。


2幕は、冒頭の白鳥の主題と、王子と白鳥のパドドゥのヴァイオリンの
ソロが、一番の聞き所です。
コンサートマスターの腕の見せ所ですね。
パリ・オペラ座管弦楽団のコンマスは、かなりの腕前で
聞き惚れてしまします
それを安物のイヤホンで聞くなんて…

音楽は諦めて、見るだけに徹しましょう。 という事で、2幕は飛ばして、
3幕の黒鳥とロットバルトの登場シーンから再スタートです。


王子と黒鳥のパドドゥ、と言ってもロットバルトも踊りに加わるので、
パドトロワになるのですが、ここでもヴァイオリンのソロが入って…
本当に安物のイヤホンでは鑑賞に堪えません。

3幕のラストまで見ようと思いましたが、ここのパドトロワまでで
流石に鑑賞を断念。 
やはり音質って大事ですね。


失業中に物が壊れるなんて、勘弁して欲しいです。
(自分で壊したのですが…)


壊れてしまったヘッドホン、接着剤で直るでしょうかね…
後で接着剤買いに行ってきます

白鳥の湖 DVD鑑賞会

昨日、夕方お友達が遊びに来てくれたので、家宝のプロジェクターで
DVD鑑賞をしました。
真っ白い壁一面に、110〜120インチの大画面が写ります


まず、何のDVDを見ようかという話になりました。
私の一押しは、パリ・オペラ座のバレエ 『白鳥の湖』 です。
お友達は不満そうに 「能や歌舞伎のDVDを見たいと思う?」
妙な返しをしてきました 言いたい事は何となく分ります。

ですが、レンタル店に行くのも面倒なので、
『白鳥の湖』 を見ることになりました〜

パリ・オペラ座の ヌレエフ版の『白鳥の湖』 は、一般的な演出ではないと
前置きをしてから、DVDの解説の字幕を友達の為にONにしてスタート。

極力お友達の鑑賞の妨げにならないように、上映中の余計な発言は控えました。
心配りな私ですね。


でも私は元々おしゃべりなので、3幕め辺りから黙っていられなくなり、
一応解説のつもりで、話し始めてしまいました。


王子と黒鳥の踊りは、本来パド・ドゥ(2人の踊り)なのに、ロットバルトも
踊りに加わっているので、パド・トロワ(3人の踊り)になっているとか。

この主役の3名の身長がとても高いとか、どこから仕入れて来たのかと
思われるような情報まで…。



向かって左の王子役のジョゼ・マルチネズさんは、187〜190cm位。
真ん中のロットバルト役のカール・パケットさんは、183cm位。
右のオディール役のアニエス・ルテステュさんは、178cm位。らしいです。
(全員さん付けにしてみました)

白鳥の湖 の王子は、ロットバルトとオディールに騙されて、
白鳥のオデットと勘違いして、黒鳥のオディールに求婚してしまう、
ダメダメヘタレ王子です。

王子役のジョゼさんの踊りはとても上手ですが、ヘタレっぷりの演技も
見事で、情けない演技と表情を見せてくれるので、お友達も喜んでいました。


ラストまで見終わって、ティータイムです。



外箱を写真に撮るのを忘れてしまいました。
輸入食品を扱うお店(カルディ)で買った、ドイツのオレンジケーキです。
甘いですが、美味しかったです。


熱く語り合おうと思って、お友達に 『白鳥の湖』 の感想を尋ねてみました。

友達「思ったより面白かったね。一般的な演出の白鳥の湖も見たいな」
私 「見比べるのも楽しいよ〜」
友達「今度舞台見に行くとき誘ってね。でも高いよね?」
私 「新国立の舞台なら安い席もあるよ」
友達「じゃあそれに行こう」

お友達もなかなか気に入ってくれたようです♪

私 「で、バレエダンサーの人はどうだった?」
友達「踊りすごいね〜」
私 「そうでしょう!毎日見てると、振り付けとか覚えちゃいそうだよ。
   私もあんな風に踊れるようになりたいな〜♪」

友達「無理だと思うよ」
私 「まぁそうだけどね…」

私 「で、顔は?」
友達「全員整ってたね」
私 「そうでしょう!特に家庭教師とロットバルトを踊った人、
   すごく美形だよね♪」

友達「よく分らない」
私 「え……? 何で?」
友達「そんなに顔よく見てなかったから」
私 「だって、顔アップで写ってたじゃない」
友達「全員、美形だったと思うよ」
私 「そうだけど…、顔見ないでどこ見てたの?」
友達「足」

熱く感想を語り合いたかったのに、何だか見ている所が違うみたいで…
踊りを見ていた、という共通点はあったのですが。
人によって感想って違うものですね。

もう、どうしてあの美しさを分ってくれないの…(>_<)

マイヤ・プリセツカヤの白鳥の湖 DVDの感想

今日はマイヤ・プリセツカヤ「白鳥の湖」のDVDを鑑賞しました。
1957年に製作されたボリショイ劇場の「白鳥の湖」のDVD版です。
(公開は1960年3月です)

このDVDは「白鳥の湖」を全幕収録したものではなく
抜粋版となっています。
チャイコフスキー博物館の展示や、マイヤ・プリセツカヤの舞台裏、
ボリショイ劇場内や、観客の様子等も紹介されています。

白鳥の湖 / バレエ (マイヤ・プリセツカヤ)

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映像は全体的に粗かったですが、古いものとしてはまぁまぁでした。
白っぽく劣化している部分も一部ありました。
当時の様子を知る貴重な作品だと思います。

音楽鑑賞用には向きません。
音割れの酷い部分が多いので、音楽目当てだとキツイです。
全幕版でもなく、途中ナレーションも入りますから、
初めから音楽鑑賞用としては作られていないのでしょう。



マイヤ・プリセツカヤの踊る白鳥と黒鳥は、どちらも美しかったです。
王子様役のニコライ・ファデーチェフも良かったです。

王子様役の衣装の短いマントは、あまり王子様っぽくなかったです。
内側が白で外側が黒いマントは王子様らしくないような…
観客の髪型や服装もクラッシックで時代を感じました。



今もそうなのか分りませんが、
映像の中のボリショイ劇場のオケピットは、あまり低くないのか
指揮者の台が高いのか、指揮者の上半身が1階の客席からかなり見えていました。




観客は舞台の手前に指揮者の頭を見るようになるので、
オケピットをもっと低くすればいいのに…と感じました。
指揮者も自分の後頭部が気になりませんかねぇ…

「白鳥の湖」の版(演出)によって、王子の家庭教師が登場するものと、
道化が登場するものがありますが、こちらは両方登場していました。



ラストも版によって、何パターンかあります。
大きく分けると3つです。

1.王子とオデットの勝利=悪魔の敗北
ハッピーエンド。

2.悪魔の勝利=王子が敗北
悲劇的。

3.悪魔の勝利=王子の敗北、オデット湖に身投げ
天国で結ばれる2人。


このDVDは1番目で、王子が悪魔を倒していました。
『白鳥の湖』の王子様は、白鳥と黒鳥の見分けも付かない
へタレ王子様なので、私としては勝って欲しくないですね。


最近、デアゴスティーニのバレエコレクションDVDのおかげで、
すっかりバレエDVD鑑賞にハマっていますが、
他のも観たいなぁと思って、このDVDがあったのを思い出しました。


デアゴスティーニ バレエ DVDコレクション第9号 コッペリア

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