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2014年10月11日

同情が辛かった




出産入院時のことです。
私は1人目も今回の2人目も、実家のサポートなく出産しています。
両親は他界&要介護なので仕方ないことだと自分では思っていて、そして別に世間で言う「嫁姑」のイメージのように特別仲が悪いわけではありませんが、「産後のしんどいときに気を遣うのが嫌」という単純に私のワガママで夫の両親にもサポートを頼んでいません。

でもね、結構何とかなるんですよ。買い物はネットでもできるし、洗濯機も食洗機もあるし。
それに、私はこの状態しか知らないんです。両親も健在で頼れる人と「あえて比較すれば」大変かもしれませんが、私はサポートなしの出産しかしたことがないので、それほど大変だとも思わず受け入れているのです。

しかし。
毎回、助産師さんには過剰に心配されます。
それは大変ありがたいんですけども・・・かえって辛くなるんです。

「自分ではこれが普通だと思ってたけど、普通じゃないんだ」
「私ってかわいそうなんだ」

気づく必要のなかったことに気づいてしまうんです。

それで、隣のベッドにご主人と実母に付き添われた幸せそうな産婦さんが入院してきたりしたら・・・
ぷっつり気持ちが切れてしまったりするんです。

ただでさえ、ホルモンバランス崩れてますからね。
気持ちのアップダウンがありますから・・・自分でも頭ではわかっているんですけども。

変なたとえですが、私はくせ毛で髪が多いのでよく美容師さんに「大変ですね」と言われます。
でも私は生まれてこの方この髪しか知りませんから。何もせずともサラサラストレートの人と比べたら大変かもしれないですけども・・・

お金持ちと比べたら、生活は大変かもしれません。
もっと頭がよかったら、収入は増えるのかもしれません。

でも!あえて比較してくださらなくて結構なんです。

大人ならわかるでしょう。
知らないほうが幸せなことたくさんもあります。
比較しても何もうまれないんです。



もし、これを読んでくださっている助産師さんがいたら・・・
私のように両親がおらず、夫はがん・・・なんて産婦さんは確かにレアケースかもしれません。
心配になっちゃうかもしれません。
お気持ちはわかりますし、心配してくださってありがたいです。
でも同情するより、背中を押してください。
posted by Olive at 00:03 | Comment(0) | (カテゴリなし)
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