それって、強運でもある。
それとは別に、相撲界の体質って、ほんとに昔のままなんでしょうね。
貴乃花だけが、孤立している感じがする。
あの暴行事件の現場には、いっぱい人がいたわけでしょう、力士も含めて。
暴行があった時に、その時点で誰も警察に言ってない。
傷害は、「被害届を出して成立する」ものではないんですよ。
傷害があったら、ただそれだけで、もう逮捕です。
警察に言わない、は「身内のこと」として隠蔽するという体質が、骨身にしみているという証拠だと思います。
それではだめだ、という貴乃花の、次代を見据えた決断。
この辺り、マスコミはちゃんとわかってないんですよね。
相撲ファンも、ぜんぜんわかってない。
相撲を単純に格闘技と言ってしまうのはどうかとも思いますけど、格闘界に、暴力はあってはならないんです。
その点で、よく暴力沙汰がある、総合格闘技とか、あんなのはチンピラの集まりです。
相撲は違う。
稽古の厳しさと、高い精神性があるからこそなし得る神技。
その中で、荒々しさだけでなく、40回の優勝を成し遂げた白鵬はすごい。
改めて、敬意を評したいですね。
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