衆議院選挙というのは、その結果、与党がどの党になるかが決まるために、政権選択選挙と位置づけられるというのが一般的な話。
ところが、今回の選挙は総裁選を番外編で行っているという選挙。
小池百合子が日本で初、自民党初の女性首相になるというアピールのためだけの選挙なのだ。
安倍政権からずれば、過保護に育ててきた稲田朋美の失脚で自民党初の女性総理を輩出することが不可能になった。野田聖子は子育てで手一杯であり、とても総理は務まらない。
そのなかで候補として上がったのが小池百合子だ。
防衛大臣の経験があるのは稲田朋美と同じ。
しかし、都民ファーストの会で東京都議会を荒らしているのは周知の事実だ。これの禊をするというのが今回の希望の党。
希望の党を語り、実際に行っているのは民進党の解体と第3自民党として安倍政権を支えることなのだ。
小池百合子代表が総理指名をどうするか言わないのは明らか。今回の選挙では自民党・公明党与党が勝利するのは疑いがなく、政策的にも自民党と同じ希望の党としては安倍晋三を総理指名候補として応援することになっているからだ。
そりゃー言えないよね。
Yahoo!より、
切り札はあるのか? 「小池不出馬」のシナリオを暴く!〈週刊朝日〉
10/10(火) 7:00配信 AERA dot.
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171009-00000019-sasahi-pol&p=3
記事より、
5日には、小池氏を昨年の都知事選からいち早く支援してきた音喜多駿氏、上田令子氏の2都議が「都民ファーストの会」を離党した。
2人は会見で、党代表の人事などが数人の役員のみによって密室で決められていること、党に毎月納めている21万円の使途が所属議員に公開されないことなどを指摘。音喜多氏によると、SNSなどで発信した内容について、党幹部に呼び出されて叱責されるなど、自由にものが言えない雰囲気もあったという・・・
希望の党の掲げる情報公開とはこういうことだ。
小池百合子都知事が都政で行っていることは、資料がない、また、非公開だがルールはあるというような強弁ばかり。とても情報公開とは言えないが、独裁者からすれば、それは当然のことなのだろう。
また、
「選挙後に自民党と連立することまで視野に入れているのでは。石破茂氏や野田聖子氏と結託して安倍首相を退陣に追い込むことで、自民党を外から刷新するというシナリオです。現に、希望は石破氏、野田氏、岸田氏の選挙区には対抗馬を立てていません」(希望の党関係者)・・・
ということだが、自民党が圧勝すれば、総理指名は安倍晋三で継続となる。
その時には希望の党は野党の推す枝野ではなく、安倍総理をと何と安倍政権の継続を求めることになるというのが落ちだ。
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