7月29日に初の新型コロナウイルス感染者を発表した岩手県。
これまではどうだったのだろうかという内情はよく分からないのだが、初感染者の発表があったことで、普通の県として過ごせるようになったのは朗報だろう。
Yahoo!より、
岩手初の感染者に中傷殺到:新型コロナの心への攻撃と戦おう
碓井真史 | 新潟青陵大学大学院教授(社会心理学)/スクールカウンセラー
8/1(土) 19:21
https://news.yahoo.co.jp/byline/usuimafumi/20200801-00191190/
記事より、
岩手は私たちの希望でした。最後まで感染ゼロでがんばれと、エールを送りたい気落ちにもなっていました。だからこそ、絶対感染してはいけないというプレッシャーもありました。だからこそ、知事をはじめ関係者は、第一号感染者を責めないようにと、事前に発言していました。
けれども、残念ながら初感染者への誹謗中傷は起きてしまいました。
3カ月半の間、全国で唯一「感染者ゼロ」だった岩手県。7月29日に陽性が初めて確認され、感染者の勤め先やネット上には中傷や差別発言が相次いでいる。県は、感染者への中傷について厳しく対処する姿勢だ。
報道によると、勤め先企業への中傷電話が殺到。直接訪問して中傷するほか、嫌がらせメールも多数。ホームページへのアクセスも殺到し、一時サーバーがダウンしました。
知事は、厳格に臨むという意味で、「(中傷に対しては)鬼になる必要がある」と強調しています。
特に今回の新型コロナ騒動の中では、いつもなら冷静で優しい人まで、このワナにはまっています。それだけ、私たちの心に不安とストレスがたまっているのでしょう。
焦りと疲れは禁物です。心に余裕が持てるように、心身の調子を整えましょう。ウイルスとの戦いは、長期戦です。地域の一号やら二号やらを気にしすぎていると、最後まで戦えません。
その上で、具体的な差別や誹謗中傷には、知事が述べている通り、きちんと指摘し、断固たる態度をとりましょう。
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2020年07月29日
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