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2008年12月13日
グルコサミン


グルコサミン

1.グルコサミンとは
グルコサミンとは、ブドウ糖(=グルコース)の酸素原子の一部が窒素原子に置き換わった構造をもつ糖類で、カニやエビなどの甲殻を構成するキチン質の主要構成成分です。

通常、カニやエビの甲殻ではグルコサミンに酢酸分子のくっついた N-アセチルグルコサミン(略称NAG=ナグ) の形で存在していますが、カニやエビから抽出される工程で塩酸処理を受けて、 塩酸グルコサミン となります。

塩酸処理ではなく、 酵素処理で抽出 された場合には、 N-アセチルグルコサミンのまま抽出 され、 塩酸グルコサミン よりも 吸収率や体内での利用効率がよい といわれています。

動物においては、皮膚や関節軟骨の構成成分でもあり、俗に美容や関節によいと言われています。

2.成分
カニやエビの甲殻の他、キノコの繊維組織や細菌の細胞壁の構成成分でもあります。

3.安全性
エビやカニの甲殻が原料とされることが多いので、エビやカニのアレルギーをお持ちの方は、注意が必要です。また、若い人が長期にわたって摂取すると、自然な軟骨再生力を弱めるとの報告があるようです。


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