今回の宿は検索条件が明確です。
この日は 自分の誕生日(※1)だったんでバースデー割引がある宿を選びました。
1年前から「バースデー割引のある宿」に泊まったろ!と思ってたんですが、よくよく調べてみたら「70歳以上シニアの方限定バースデープラン1円」とかで、誰でも割引が効くプランがありませんでした...。
が、東京で1つだけ誰でも誕生日なら割引がある宿を見つけました。
「サウナ&カプセルホテル・ダンディ」です。
ここからダンディが最安で予約できます
前々からこのカプセルホテルの存在は知ってましたが、料金に折り合いがつかないのと、なんか昭和レトロな感じがプンプンしていて興味が沸かないのとでちょっと距離を置いていた、避けてたというのがありました。
しかし、よりによって誕生日にこのカプセルホテルに泊まるコトになろうとは...。
まあ料金が972円と1泊1000円を切ってきたんで料金的には申し分なく5点満点なんですけどね...。
ただ中に入ったらすんげー豪華絢爛で意識高い人々(ビジネスマン)の社交場になっているかもしれないですしね。
というワケで潜入してきました。
外観
外観は雑居ビルでパチンコ屋の上階なんで非常に分かりづらいです。
一見してカプセルホテルがここにあるとは誰も思わないと思われます。
ただ看板が出ているので「あ、ここだな」と気付きます。
そして受付が6階なんですが、直通エレベーターの前で座り込んで飲んだくれてるおっちゃんが居てこの時点でお察しというか嫌な雰囲気が漂ってきました。。
世の意識高い人々は自分の誕生日にはちょっといい食事をして(フォークとナイフが3本ずつくらい並んでるようなテーブルで)、ちょっと高価なシティホテルの上層階で夜景を見てインスタにその様子を投稿したらすぐに「イイネ!」とかたくさんついたり「裏山〜〜」とか返信があるようなイメージなんですが、この落差って一体...。
自分の誕生日といえば150円均一の回転ずし一人で食べて、カプセルホテルに泊まって、業者からくる壁紙プレゼントとか「おめでとうございます!ご多幸をお祈りいたします!」みたいなバッチ処理で自動で送信してるやろ、っていうメールしか来ないんですがね。ええ。
フロント
不安を抱えながらフロントにいったらさほどそんなでもなくてちょっとゴージャスな(叶姉妹的に言うとファビュラスな)受付でした。
ちょっとケバいというか、ギラギラしていて言うたら繁華街にあるスーパージャンカラの受付みたいな感じです。
なんかしっかりとしてそうです。
受付でバースデー割引を申告してチェックのため運転免許証を提示しました。
そして受付のスタッフが「スタンダードタイプからスーペリアタイプにアップグレードしておきました」と言ってドヤ顔でこっちを見てきました。( ̄ー+ ̄)
何?スタッフからの更なる誕生日プレゼント!??
「あ、ありがとうございます!」と言っときましたが、 ぶっちゃけあんまり嬉しくないんですけど...。
誕生日をカプセルホテルで過ごそうとしている人間に哀れみか何かを感じて施しを受けてるみたいな切なさを感じましたよ。
雨に濡れてプルプル震えている子犬に毛布を与える、みたいな。
(※ちょっと卑屈になってます)
後で調べたらスタンダードに比べてスーペリアタイプは300円アップで使ってる布団がふとんの西川のポケットコイルマットレスにアップグレードとなっている、ようです。
まあアップグレード自体は悪くはないんですがね...。
カプセルルーム
館内とカプセルルームはフロントのゴージャスな感じとは一転して昭和な感じです。
まあいつものヤツです。
大体こうなるのは予想してましたよ。
カプセル
カプセルは今回上段でした。
一般的なアイボリー色のあのカプセルです。
ベッドはその何とかいうコイルが入って寝心地がいいタイプ、と言われたらそうなのかな?という程度です。
スタンダードを知らないので違いが分かりませんが、300円アップ分くらいの効果はあるんでしょう。きっと。(適当)
カプセル内
ちゃんとテレビもあります。
ヘタなカプセルホテル(ちょっと安い系の進化系カプセルホテルとか、前日に泊まった キャビン とか)だとテレビが付いてるように思わせてテレビ自体がないコトがありますからね。
ただテレビはやはりカプセル自体が古くてアナログ地上波ブラウン管テレビ用だったステイに無理矢理液晶テレビを貼り付けています。
そしてアダルトチャンネルが充実していました。
コンパネ
操作パネルも昭和そのものです。
ラジオは壊れているのか使用出来ませんでした。(使わないけど)
TENGAの購入を促す貼り紙があるのがちょっとした闇を感じます。
個室ブース
3時間1500円で個室ビデオカプセルショートコースとかいうのもあるようです。
ビデオ試写室かよ...。
ますます闇を感じます。
大浴場&リラクゼーション
ここは何といっても大浴場があるのがよいです!
まあカプセルホテルと風呂は昭和の時代ではセットのような感じですからね。
しかも温泉のようです。二股温泉だそうです。
どこの二股温泉か詳しく書いてませんが、カルシウム温泉とかいう謎の表記から察するに福島県とか北海道の二股温泉ではない人工の温泉かと思われます。
まあそれでも浴槽の周りにカルシウムの堆積物とかあったし、ちゃんと温泉としてサービスしている企業努力が伺えます。
露天風呂もあるし、サウナもあるので一通りは楽しめます。(サウナ、水風呂は4セット入りました)
ただ施設が老朽化しているのがちょっとマイナスかと。
ちなみに日帰り入浴もあります。
1000円〜1800円くらいです。(時間帯によって変わります)
ダイニングバー
フロントの横にダイニングバーがあって、このダイニングバーのプロモーションビデオが24時間ずっと流れていてそこに使われている曲が4小節のループで、全然場にそぐわない緊張感のある「スピード2」のT・小室が作ったような曲だったのがとても印象的でした。(脳内ループ確定)
24時間ずっと流れていて4小節のループが8秒で終わるとしたら10000回ループするという... エリックサティもビックリです。
ここのスタッフも絶対この曲が脳内ループしてると思います。
結局このダイニングバーは利用していません。(普通に居酒屋メニューでリーズナブルでした)
バースデーディナーは御徒町の回転ずしに行きました...。
ロッカー
ロッカーは今まで見た中でも世界記録レベルで細いです。
2段にしてでも横幅を何故広げなかったのか...。
使う時のユースケースが衣類と貴重品を入れるくらいかと思われます。
(当然自分のバックパックは入りませんでした)
(※1)48歳になりました。何か贈答品ください。
総評・備考
1000円台なら再訪はアリかと思います。
総合評価 4.3
料金 5.0
快適度 3.7
設備 3.9
サービス 4.2
アメニティ シャンプー、ボディソープ、コンディショナー、貸スリッパ、スキンローション、ポマード、ヘアリキッド、綿棒、貸タオル、貸バスタオル、貸館内着
ファシリティ WiFi、シャワールーム、ドライヤー、ロッカー、キッチン、PC、ランドリー、エレベーター、リラックスルーム、リラクゼーションサロン、アカスリ、ゲームコーナー
ファシリティ(ベッド) コンセント、照明、テレビ、ラジオ、アラーム
サービス
セキュリティ 24時間対応フロント
部屋 カプセルルーム(スーペリア5057上段)
料金 972円(バースデー割引)
予約 るるぶトラベル
宿泊日 2018/12/11
チェックイン 12:00
チェックアウト 10:00
外国人:日本人比率 0:40
男:女比率 40:0
収容人数
Web https://u-excellent.com/dandy/index.html
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