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netadi
来るモノは拒まず、去るモノは追わず。(netadi語録No.5824)

※実はこう見えて旅行好きです。
【海外】 現在53カ国くらい。6大陸制覇。 総合旅行業務取扱管理者試験、合格しました。

【国内】 47都道府県献血ルーム制覇。 現在、JR全線制覇と全国ローカル温泉巡りの旅の途中です。

Twitter : @netadi
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2024年09月12日

米屋旅館

今回の宿は高知県の宿毛市にある旅館(民宿?)、米屋旅館です。

ここはお遍路の途中にあって、歩き遍路の途中にここの旅館の看板を見つけて、前日野宿だったし、40kmくらい歩いてへとへとだったのもあったし、比較的安かったのもあって宿泊するコトにしました。

安いといっても素泊まり4500円、朝食付きで5300円ですが... (このブログでは超高級宿です)

なので一応レビューしますが、評価はくれぐれも参考までに。








この宿は宿毛市街にあります。



2024-09-04_19-27-48_957.jpg


2024-09-04_19-28-14_260.jpg



外観は地方の繁華街に建つ、こじんまりとしたコンパクトな民宿というテイでした。

GoogleMapのレビューでは人当りのいい老齢のご夫婦が経営しておられるとかだったんですが、実際その通りでした。

なのでビジネスライクな旅館ではなく、おばあちゃんの家に遊びに来たようななつかしさがありました。(おばあちゃんの家とか行ったコトないけど)



2024-09-04_19-34-41_378.jpg



2階建てで、1階部に食堂、風呂があります。

自分のアサインされた部屋は... もちろん個室で2階の205号室でした。



2024-09-04_19-35-13_017.jpg


2024-09-04_19-33-56_964.jpg


2024-09-04_19-36-42_919.jpg



部屋は和室で正直古っぽさは否定できませんが、清潔感はあったし問題はありません。



2024-09-04_19-46-24_520.jpg



そして旅館特有のあのイスとテーブルのある広縁もありました。

布団も予め敷かれていて、この日は歩き疲れているのもあって風呂に入ってすぐに寝ました。



2024-09-04_19-59-47_987.jpg



風呂は一般家庭にあるような湯舟で、内鍵をして貸し切りで使わせてもらいました。

湯舟にバスクリン?のような緑色の入浴剤が入っているのが地味に嬉しかったです。

何故か風呂場に設置されていた洗濯機は自由に使っていいものと思われたので、ありがたく洗濯させてもらいました。(洗剤も置かれてました)



2024-09-05_06-33-50_661.jpg



次の日の朝は6時30分に朝食が用意されてるとのコトで、朝食会場に向かいました。



2024-09-05_06-35-45_252.jpg



朝食は小鉢で結構な品数があって、まあ800円アップでこの朝食が付くならアリですね!

宿にはこの日、自分しか泊まっていなかったっぽいので、わざわざ自分のためだけに朝食のおかずとか作ってもらってたという...


朝食を食べて、少しくつろいで、8時ごろにチェックアウトして料金を払って歩きお遍路再出発しました。





総評・備考



お遍路宿という側面もあって、お遍路さんがよく宿泊されてるようです。




総合評価 3.6
 料金   0.7
 快適度  4.2
 設備   4.0
 サービス 4.8



アメニティ ボディソープ、シャンプー、貸スリッパ、貸タオル、貸バスタオル、歯ブラシ、洗剤
ファシリティ WiFi、シャワー、トイレ、ランドリー(無料)
ファシリティ(部屋) 照明、布団、電源、エアコン、ティッシュ、イスx2、机
サービス お茶
セキュリティ 鍵式玄関ドア、鍵式部屋ドア
部屋 2階和室(205)
料金 5300円(朝食代800円)
予約 直接電話
宿泊日 2024/9/4
チェックイン 15:00
チェックアウト 10:00
外国人:日本人比率 
男女比率 
客室 
収容人数 
Web なし





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posted by netadi at 19:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 高知

2019年08月25日

ロッジ・カメリア(Lodge Camellia)







これは前回の お遍路の宿についての考察 の続きです。
https://fanblogs.jp/netadi/archive/391/0



第三十八番札所の金剛福寺からロッジ・カメリアまでの道のりをダイジェストでお送りします。



【お遍路・2日目】

この日のルート
SnapCrab_NoName_2019-9-2_22-35-44_No-00.png




朝、第三十八番札所の金剛福寺を参拝して、そこから土佐清水市に向かって歩いてたら3〜4km歩いたところで急に眠気に襲われて、その辺の段差に座って仮眠してました。

歩きながら眠気に襲われる、てどんだけww

十分に睡眠が取れないまま50?q近く歩いてたらそりゃあ眠くなりますわ...。

そしたら散歩していた男の人に「大丈夫ですかーー?」と声を掛けられたんですが、「大丈夫です、ただ眠いだけですw」と答えておきました。


で、ちょっと仮眠して眠気も消えて再び歩き出すとさっきの男の人がいて、「(もしかして)お遍路さんですか?」と声を掛けられて、そのまま一緒に歩きながら話をしていました。

お遍路に関してすごい詳しい方で、後で名刺もらったんですが、有田さんといってお遍路さんの休憩所をされてる方でした。

しばらく一緒に歩いてると、松尾という集落に有田氏が営む休憩所・雪壽庵があって、招待されました。



休憩所・雪壽庵
IMG_3543.jpg



まずコーヒーを淹れてもらって、お土産におにぎりとお茶とお菓子と麦わら帽子まで頂きました!!


すごい手厚い接待です。



お接待の数々
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お遍路さんの休憩所は以前一回だけ立ち寄ったくらいで、お接待も2回しか受けたコトがなかったんですが、こんなにも手厚くもてなしを受けたのは初めてです。

四国のお接待文化、素晴らしい!
でも恐縮しきりです...。

ちなみに有田さんも以前お遍路さんで、身体をこわして2周目の途中でリタイアしたとのコトでした。

有田さんは「 月の光できびなごを焼く 」という遍路小説を自費出版しているとのコトで、お世話になったお礼に宣伝しておきます。(後で自分もAmazonで購入しようと思います)


その有田氏がオススメする宿が、ロッジ・カメリアという3000円で1泊2食付というお遍路宿でした。

その宿に行くには次の三十九番の延光寺までの想定していたルートとは違って、来た道を戻らないといけないんですが、打ち戻りという正規のルート上にあって
しかも土佐清水からの距離もほどほど(13km)だったので、打ち戻りしてそこに泊まるコトにしました。

テント、寝袋がなくて装備がないままの非常に不快適な野宿が続いてて睡眠もあまり取れてなかったコトもあって、ちょうど良かったです。


ここはアゴダからの予約はもちろん、インターネットからの予約は出来ないんで、電話予約か直接行くしか方法はありません。

直接行って「今日泊まれますかー?」と言って満室だった時のリスクが高いんで事前に電話してみました。

お遍路宿としては激安ですし今日の今日なんで予約でいっぱいかなーと思ってたら宿のおかみさん?っぽい方が出て、本日宿泊OKとのコトでした。
(そしてこの日は宿泊客が自分しかいなかったという...)

チェックインは12時からで、なるべく早めにチェックインしてくださいとのコトでした。

土佐清水から13?qくらいの距離なんですが、足の裏のマメが痛いコトもあって余裕をみて「あと4時間くらいで着けそうです」と言っといたんですが、結局5時間かかりました!

時速2.6?qという遅さです...。どんだけ!!!!




【ロッジ・カメリア】

看板
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外観
IMG_3553.jpg



ここは3000円で2食付きです。前払いです。

2食付きといってもその2食はお遍路でいうお接待なので、無料で奉仕されるという位置づけです。

税金的にも経費にならないので不利になると思うのですが...  そういうコトらしいです。



朝食&ミレー
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チェックインしたら部屋に案内されて、すぐにお茶と朝ごはん用のパンと、お菓子(ミレー)が出されました。



風呂
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そして疲れているだろうからと、シャワー(風呂)を促されてまずシャワーを浴びました。


身支度を整えたら、すぐに晩ごはんが振る舞われました。部屋食です。

ご主人がワゴンに晩ごはんを乗っけてガラガラガラ〜と部屋まで運んできてくれました。



夕食
IMG_3563.jpg



ごはんはGoogleのレビューにもあったように、もれなくカレー(レトルト)で、フルーツと野菜サラダと野菜ピクルスが出されました。

100%カレーが出てくるので連泊してもカレーです。(断言)

もっともお遍路の宿なので連泊するコトはほぼない、というか連泊は基本禁止のスタイルのようです。

「3000円でシングルルームでごはん付いてるしここで何連泊かしたろ!」とか考えてると 多分ご主人に怒られます。


肝心のごはんは... カレーはまあレトルトなんですが、自家製のピクルスが美味しかったです。


ご主人に部屋まで食事を持ってきてもらった時にちょっとお遍路の道のりの話したら、まずごはん食べてもらって、また後で部屋に来るからゆっくり話しよう、というコトになりました。

この時ちょっと 嫌な予感がしました!w(予感は的中します)

この話の内容は強烈だったんで別途 記事 を書いてます。
https://fanblogs.jp/netadi/archive/396/0


この日はもう疲れた、というか睡眠時間が絶対的に足りていないので21時には寝ました。

次の日の朝は早く起きないといけないし...。

ご主人の話ではチェックアウトは 最遅で8時と一般的な宿よりは絶対的に早いんですが、歩き遍路なら5時くらいで明るくなったら出ていくのが普通で、そうするように促しているとのコト。

促すというか、叩き起こすと恫喝(?)されました。おそらく冗談だと思いますが...w

(そしてもちろん連泊はアカンと仰ってました)


朝は前日にもらったパンと、ドリンクバーのドリンクとスープを自分の好きに頂く感じのスタイルでした。(これもGoogleレビューに書かれてたのと全く同じ)


そしてごはんを食べてすぐにチェックアウトしようとしたんですが、ご主人の姿が見当たらなかったので、挨拶なしで宿を出ました。

この時、朝の5:30。雨がしとしとと降ってました...。

その後、雨が降っててマメが痛くて、とあまりのコンディションの悪さに5.3?q歩いたところで あえなく挫折したワケですけれども。



【その他レビュー】

玄関
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館内
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館内は5年前に建てたというコトで清潔にもされていて非常に綺麗です。

この宿で2食付いていて3000円であれば安いと思います。(お遍路宿では自称ナンバーワンらしいです)



ランドリー
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洗濯機は自由に使えます。乾燥機だけ100円必要です。



部屋
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部屋
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部屋はシングルの部屋で、すっごい綺麗にされてます。

エアコン、テレビ、机、イス、ベッドがあって、必要十分です。

ベッドのシーツは予め敷かれていました。


何でも5年前に大阪からここにやってきてこの宿を夫婦で経営されているのだとか。

これで3000円なら全然アリです。

接待も手厚いし...。



お接待
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お菓子、ジュース、スープ類が無料です。(お接待の一環です)






総評・備考


ここのご主人の講話が人によっては不愉快になるコトがあるらしいです。
確かに主観がもの凄くて、 タニハウスで出会った僧侶 を思い出しました...。



総合評価 4.0
 料金   3.0
 快適度  3.8
 設備   4.5
 サービス 4.8
アメニティ シャンプー、コンディショナー、洗顔フォーム、石鹸、タオル、バスタオル
ファシリティ トイレ、シャワー、風呂、ランドリー(無料)
ファシリティ(部屋) コンセント、机、ベッド、イス、ハンガー、テレビ、エアコン
サービス コーヒー、お茶、朝食、夕食、お菓子(お接待用)
セキュリティ 玄関鍵
部屋 和室(1人用)
料金 3000円
予約 電話
宿泊日 2019/8/18
チェックイン 12:00
チェックアウト 8:00
外国人:日本人比率 1:0
男女比率 1:0
収容人数 4
Web  なし







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posted by netadi at 17:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 高知
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