こんにちわ。
さわです。
今回は、暴食の大罪司教について考察してみたいと思います。
多少ネタバレ要素を含みますので、まだ最新話まで読んでいない方は以下のリンクよりどうぞ。
暴食の大罪司教まとめ
暴食の大罪司教は3人います。
ライ・バテンカイトス
ロイ・アルファルド
ルイ・アルネブ
暴食の大罪司教の権能は、「相手の名前を暴食して周りの記憶を奪うこと」「相手の記憶を暴食してその本人の記憶を奪うこと」「名前と記憶を暴食してすべてを奪うこと」です。
奪われた記憶や名前がどこに蓄積されているのかという観点で以前ブログ記事を書きましたので、そちらが気になる方は以下のリンクからどうぞ。
そして、暴食という名で有名な魔獣が3匹「白鯨」「大兎」「黒蛇」。これらの魔獣は暴食の魔女ダフネによって作られました。ダフネが作った魔獣には「百足棺」など他にもいるようです。
3大魔獣と呼ばれる「白鯨」「大兎」「黒蛇」は、いずれも魔女ダフネ自身あるいは飢餓に苦しむ人々のために作った獣です。理由は、白鯨は大きいから、大兎は無限に増え続けるからだとされていますが、黒蛇に関してはわかりませんでした。
また、白鯨は「ペテルギウスら怠惰と行動していた」点や「討伐後に暴食と強欲の大罪司教らが確認に現れた」点などから魔女教の管理下にある魔獣とされています。
白鯨が討伐されたことにいち早く感づいたことからも、白鯨が奪った記憶などは暴食の大罪司教に蓄積されている可能性がありますね。
暴食の大罪司教の名前と星座の関係性
<ライ・バテンカイトス>
バテン・カイトスという名は、くじら座ζ星の別名です。暴食の3大魔獣の白鯨もくじらである点もそこから来ているのでしょう。"バテン・カイトスとはアラビア語で「海の怪物の腹」という意味。" 参照 Wikipedia
腹から連想できるのは食。そのため暴食の意を当てたと予想できますね。
<ロイ・アルファルド>
アルファルドという名は、うみへび座α星の別名です。同じく暴食の3大魔獣黒蛇が蛇である点もここからだと推測できます。"アルファルドとはアラビア語で「孤独なもの」" 参照 Wikipedia
黒蛇が通った後には何も残らないことや黒蛇を制御することができないことは、この「孤独なもの」という意味からそうしたのかもしれませんね。
<ルイ・アルネブ>
アルネブという名は、うさぎ座α星の別名です。"アルネブはアラビア語で「ウサギ」という意味" 参照 Wikipedia であることから、同じく暴食の3大魔獣大兎(多兎)がここから来ていると考えられます。
星座の神話から考察
<くじら座の神話>
"アンドロメダー姫を襲う怪物ケートスは、勇者ペルセウスに突きつけられたメデューサの首によって石化させられてしまう" 参照 Wikipedia というもの。
白鯨討伐後、白鯨は頭部を切り取られ、体は抜け殻のようになっていました。アニメでのその白鯨の姿が石化に似ている?なんてのは少し強引過ぎますかね(笑)
それとも、暴食の大罪司教「ライ・バテンカイトス」を討伐するときに何かしらの作用で石化させるという方法をスバルが取る可能性があるかもしれませんね。まぁ、神話になぞってストーリーを進めていればの話ですがw
<うみへび座の神話>
"勇者ヘラクレスの2番目の冒険「ヒュドラー退治」で、9つの首を持つ怪物。首を切ってもまた生えてくるため、切り口を焼いて生えないようにした。9つのうちの1つは不○の首であったため、岩の下敷きにして退治した" 参照 Wikipedia とされています。
黒蛇は姿がいまだ不明となっているので、もしかしたら頭が9つある可能性もありますね。黒蛇との関連性は高そうですが、この神話からはロイ・アルファルドとの関連性は感じられませんね。
<うさぎ座の神話>
"ある島にはうさぎがいなかった。そのため、妊娠したうさぎを連れてきて増やそうとした。しかし、そのうさぎが増えすぎたために作物が減り、飢餓となって人口が減ってしまう。島の人々はうさぎを撲滅し、戒めとして星座にした" 参照 Wikipedia と言われています。
これは、リゼロの大兎が作られた理由と一致しますね。魔女ダフネは自身の空腹を満たすために、無限に増え続ける「大兎」を作り出したが、その大兎もダフネ同様飢餓に苦しみ生き物を捕食。そのために多くの人が犠牲となった。
神話では作物が...となっていますが、リゼロでは大兎は作物は狙わず生き物を狙うというまさしく魔獣として描かれていますね。こちらの神話もどちらかと言えば大兎の方に近い話となっているので、ルイ・アルネブとの関連性は薄そうです。
これらの神話は大罪司教よりも3大魔獣に近い形で描かれているように感じますね。ということは、「バテンカイトス」や「アルファルド」、「アルネブ」などの星座の名前よりも「ライ」「ロイ」「ルイ」の名の方に何か手がかりがあるかもしれませんね。
「ライ」「ルイ」「ロイ」の名についての考察はまた今度にしたいと思います。
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